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たけぽの「続・平常心是道」

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archive: 2008年04月  1/1

スミレ(菫)

今日のスミレは何とかスミレというのではなく、「スミレ」です。学名 Viola mandshurica は「満州の」という意味だそうです。濃い紫の花、ヘラ状の細長い葉が特徴的ですね。狭山丘陵では15種類ほどのスミレが咲きますが、これは一番しんがりで姿を見せます。数もタチツボスミレなんかに比べたら圧倒的に少なく、どこにでも咲いているというものではありません。何カ所か群落があるのですが、そのうちのひとつが、今年の春は無惨...

カスマグサ(かす間草)

紫の縞模様が入った、マメ科らしい蝶型の花です。とても愛らしい花ですが、いかんせん小さすぎます。この時期にブタナが一面に咲く原っぱがあって、様子を見に行ったらたくさん咲いてました。周囲にはカラスノエンドウとスズメノエンドウもここぞとばかりに蔓を伸ばしています。それにしてもこの草の名前の由来、カラスノエンドウの「か」とスズメノエンドウの「す」の間の大きさなので「かす間草」とは、あまりにも安易ですよね。...

イカリソウ(錨草)

四方に腕を伸ばしたような、独特の姿をした花です。「錨」は和船の錨、すなわち4本の鈎の付いた錨に似ているところからの命名のようです。これが狭山丘陵で咲いているとは知りませんでした。もともとはジュウニヒトエを探しに行ったんですが、この場所にはなくて、その代わりにこの花が咲いていました。あまり訪れることのない場所も、たまには偵察しておかないといけませんね。思わぬお宝に遭遇してしまいました。4本伸びた錨の...

ジュウニヒトエ(十二単)

狭山丘陵にジュウニヒトエが咲くというので、一昨年からずっと探していました。ようやく、今日の散策で見つけました~!まるで探し求めていた恋人に巡り会ったような!?見つけた瞬間、思わず「あっ!」と声を出してしまいました。まっすぐに伸びた花穂は高さ15cmほどあったと思います。周りの雑草の中で浮かび上がるように目立っていました。しょっちゅう通る場所なのに、何で今まで気が付かなかったのか・・先週も小雨の降る...

アケビ(木通)

なぜか縁のなかったアケビの花、今年はようやくお目にかかれました。先週盛大に咲いているのを見つけたもののカメラを持っていなくて撮り損なったので、今日改めて見に行ってきました。残念ながら雌花がわずかに残っていた程度で、この場所では時機を逸したようです。アケビには雄花と雌花があって、これは雌花です。3枚の花びらのように見えるのは萼で、中心から伸びる棒状のものが雌しべ。これもかなり個性的ないでたちですよね...

オヘビイチゴ(雄蛇苺)

この黄色い五弁の花、どこかで見た花ですよね。これにそっくりな花、春のこの時期に多いんです。昨年この花を見ていたものの決め手に欠け、「?」付きで載せました。オヘビイチゴにキジムシロ、ミツバツチグリと、花だけでは見分けられない3兄弟。見分けのポイントは葉の様子です。ということで、今年の春はぜひ正体を確かめておこうと課題にしていました。早速、田んぼの畦で咲いていたので根生葉の確認です。これが5小葉ならオ...

アオキ(青木)

庭木としてもお馴染みのアオキ、4月の上旬~中旬に紫色の小さな手裏剣みたいな花をたくさん咲かせます。花芽はまだ寒い時期から観察できて、いつ咲くかいつ咲くかと随分待たされました。アオキは日本特産の常緑樹で、狭山丘陵でも至る所に生えています。少し日陰になるくらいのところを好むのか、林の中でよく見かける気がします。雌雄異株で、この写真の花は白い葯が見えますから雄花ですね。アオキというと冬に実る真っ赤な実が...

サルトリイバラ(猿捕茨)

艶のある大きな葉、花後の赤い実は目立つものの、緑色の小さな花は目立ちません。サルトリイバラの花は当ブログ初登場です。日曜日にジロボウエンゴサクを撮りに行ったついでに、ちょっとだけ時間があったのでピンポイントでこの花を見に行ってきました。埼玉あたりでは端午の節句の「柏餅」といえば柏の葉で包みますが、ところによってはサルトリイバラの葉で包むところもあるそうです。どっちかというとサルトリイバラの葉の方が...

マルバスミレ(丸葉菫)

狭山丘陵で見られる白いスミレの代表はこのマルバスミレでしょう。大きな株になり、たくさんの花を咲かせます。しかしながら、なぜか今年はこの花に縁がありませんでした。丘陵のあちこちで咲くんですけどね・・この種にはマルバとケマルバがあり、全体に毛が多いのがケマルバ、無毛のものがマルバです。調べたところではマルバは希だそうで、狭山丘陵の博物館でもケマルバスミレとして開花情報が掲載されていました。・・というこ...

ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)

名前も姿も個性的な花で、春の花の中では好きな方から5本の指に入るくらいです。見た目はムラサキケマンに似ていますが、柔らかい藤色が何とも言えません。ムラサキケマンに比べたら花も疎らで、草丈も小さいです。昨日の日曜日、午後から町内会の寄り合いがあったりして確保できた時間は2時間、この花のためだけに狭山丘陵に行ってきました。2週間前は陽当たりのいいところでもまだ花が開ききっていなかったので森の中はそろそ...

アリアケスミレ(有明菫)

花の春4月ももう2/3が過ぎ、スミレの季節も終盤を迎えました。このアリアケスミレが咲くと、狭山丘陵のスミレの季節もそろそろおしまいです。もうすぐゴールデンウイークなんですよね・・かえで☆さんブログでアリアケスミレの開花情報があったので、土曜日に狭山丘陵の群生地に行ってみました。土曜日は未明まで雨が降っていたので、アリアケスミレも雨に打たれ続けて少々くたびれ気味のようです。たくさん咲いているものの、...

オドリコソウ(踊子草)

先週末、雨の中で蕾を確認したオドリコソウ、今週は咲いているかと思って見に行ったら、陽当たりのいい場所のはいくつか咲いていました。本当は森の中の少し影になったところの方が撮り易いんですが、日陰の方はまだ咲いていませんでした。ま~、慌てて撮らなくてもたくさん咲くんですけどね・・でも、見かけるとどうにか撮りたいと思ってしまうものです。葉の陰になっている花はシソ科としては大きめで、わずかにピンクがかった白...

ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)

都会の道端でも当たり前に見られる花ですよね。最近は狭山丘陵でも増えてきたように思います。この花がたくさん見られるようになったのは一体いつからか・・こちらでも駅までの道端に、全部同じ色の四弁花がずらりと咲きます。この色、「肉色」っていうんですってね。オレンジでもピンクでもない、ちょっとくすんだような独特の色です。この写真の花は陽が当たっていたせいか、かなり鮮やかな色でしたが・・今月初め、私の勤務地で...

クサノオウ(瘡の王)

春に咲く黄色い花の代表格といっていいでしょう。狭山丘陵でもあちこちで見かけるようになりました。花の時期は長くて、こちらでは3月下旬から秋までどこかしらで咲いています。一番大きい花が咲くのは春で、夏の暑い時期には小さな花しか咲かなくなります。最も遅い時期では、11月に小石川植物園で咲いているのを撮りました。今の時期だと、花の大きさは10円玉くらい、大きいものだと500円玉くらいのものも見かけます。今...

ヒトリシズカ(一人静)

昨年は4月の初めには随分咲いていたヒトリシズカ、今年は昨年より2週間遅れくらいでたくさん見られるようになりました。3月後半から毎週チェックしてましたけど、ようやく撮れるようになったのは先週末です。昨年は4月になってから涼しかったせいか、一度姿を消してしまいました。でも今年はどうやら大丈夫そうで、見に行くたびに育ってきています。近くにはオドリコソウの群落もあって、こちらも蕾を確認してきました。今度の...

ツクシ(土筆)

ツクシはスギナの胞子茎なので、花というにはちょっと違うのかとは思いますが・・3月から4月にかけて、狭山丘陵のあちこちでたくさん生えています。・・なんて言った割には、最近までこんなに生えていることを知りませんでした。ツクシというと、子供の頃にツクシ採りに行ったことを思い出します。母親の実家が奈良で、春休みに遊びに行くと大和川の土手にツクシ採りに行きます。大きな買い物かごがいっぱいになるほど採ってきて...

モミジイチゴ(紅葉苺)

この花も、うかうかしていたら季節はずれになってしまいそうです。狭山丘陵では、3月下旬からあちこちで真っ白な花を咲かせます。最盛期には枝にびっしりと咲いた花がなかなか見事ですよ~。こちらで見られるキイチゴの仲間はこれ以外にはニガイチゴとクサイチゴ。この3つの中では一番花の時期が早く、また生育している木の数も特に多いです。しばらくするとオレンジ色の瑞々しい実ができます。味は、キイチゴの中ではこれが一番...

タガラシ(田辛子)

朝から雨が降ったり止んだりの日曜日、気になる花があったので雨の間隙を突いて狭山丘陵に出動してきました。気になったのは、このタガラシです。先週、田んぼに生えていたのを見ていながら撮らずに帰りました。というのも、キツネノボタンと見誤ったからに他なりません。これを見る前にキツネノボタンを見つけていたので、こっちも遠目に見てキツネノボタンと思いこんでしまいました。うちに帰ってからハッと気が付いて、今日見に...

ニリンソウ(二輪草)

まだちょっと写真を載せるには花の数が少ないかな~とは思いますが、だいぶ咲いてきたので今日は先週撮ったニリンソウです。この草は代表的なスプリングエフェメラルで、狭山丘陵では3月にはいると葉を広げ、3月末頃から花を咲かせます。花後は、5月には地上部分はすっかり姿を消し、次の年の春まで長い眠りにつきます。冬眠ならぬ夏眠というそうです。カタクリなんかも同じですね。先週は疎らだった花、この週末はきっとだいぶ...

ヒメスミレ(姫菫)

狭山丘陵で咲く、もっとも小さいスミレだと思います。花の大きさは1cm足らず、草丈もせいぜい5cmくらいしかありません。普通に歩いていたら、小さすぎて見逃してしまいそうです。芝生のような手入れされた原っぱに咲いています。多くの人は気付いていないんでしょう、結構踏まれた花もありました。このスミレの周りでは子供たちが走り回っています。私がしゃがみ込んで写真を撮っていても、余程近寄らない限りは何を撮ってい...

タカオスミレ(高尾菫)

タカオスミレの群落が一斉に花を咲かせはじめました。3月末はちらほらと蕾を見かけるくらいでしたが、4月5日には場所によってはだいぶ咲き進んでいました。今度の週末は群落全体が花盛りではないかと思います。タカオスミレは、ヒカゲスミレ(日陰菫)の葉が開花時に茶褐色を帯びた品種だそうです。なぜか、花後に伸びる葉はヒカゲスミレと同じ緑色というのも不思議です。名前の由来は東京都西部の高尾山で採取されたからです。...

ウリカエデ(瓜楓)

ウリカエデが咲いているというので、見に行ってきました。さすがにブログも3年目になると同じ花が何度も登場してきますので、未掲載の花が咲いているということであれば撮りに行くしかありません。開花して1週間以上経っているようで、どうやら少しタイミングが遅かったようです。枝先に、おびただしい数の黄色い花が総状に咲いていました。風に乗って、甘い芳香が漂ってきます。【写真】ウリカエデ(瓜楓) カエデ科黄色い花は...

フモトスミレ(麓菫)

白くて小さなフモトスミレがあちこちで咲き始めました。ツボスミレ(ニョイスミレ)と同じく白くて小さな花、見分けはこちらは花茎が赤茶色なのに対し、ツボスミレは緑色です。草全体で見たら、フモトスミレの方が小振りに思えます。【写真】フモトスミレ(麓菫) スミレ科おそらく、狭山丘陵で2番目に小さいスミレだと思います。一番小さいのはまたそのうち掲載します。カメラ機種名Canon EOS 40D撮影日時2008/04/05 10:17:51Tv...

スズメノヤリ(雀の槍)

槍と言っても武器ではなくて、大名行列の先頭を行く毛槍のことだそうです。小さな毛槍なので「雀の槍」なんでしょう。遠目には焦げ茶色の毛玉くらいにしか見えませんが、クローズアップにすると鮮やかな黄色が見えてます。当ブログ初登場のこの花、地味ながら狭山丘陵の一員です。【写真】スズメノヤリ(雀の槍) イグサ科花茎の長さは10~15cmくらいで、雀の大名行列にはちょうどいいくらいの長さでしょう。カメラ機種名Ca...

ノジスミレ(野路菫)

今日、ようやくノジスミレを見つけました。田んぼの畦で何株か咲いていて、残念ながらあんまり撮りやすいところでも、きれいな状態でもなく・・でも載せてしまうのは、狭山丘陵のスミレで載せていないのがノジスミレとエイザンスミレだけだ(と思う)からです。これで、当ブログ掲載のスミレは15種類になりました。但し、昨年載せたオトメスミレは少々怪しいです。残るエイザンスミレ、群生地は昨年の夏から立入禁止になってしま...

レンゲ(蓮華)

先週はまだ少なかったレンゲ、今週末は随分増えてました。もう4月ですね、ついこの間正月だったような気がします。すっかり春本番、いい季節がやって来ました。狭山丘陵も春の花が一気に咲き始め、「山野草のビッグバンやぁ!」とでも叫びたい気分!?今日は午前中に狭山丘陵に出動し、9種類か10種類の花を撮ってきました。さ~て、今週はどれから載せていこうかな~♪何で9でも10でもなく、9~10種類かというと、またし...

カラスノエンドウ(烏野豌豆)

春の野草の代表格みたいな花です。いかにもマメ科らしい蝶型ですね。丘陵や、麓の人里、住宅街の植え込みなど、この時期どこでも見られます。【写真】カラスノエンドウ(烏野豌豆) マメ科昨日載せようかと思いましたが、ナヨクサフジと2日続けて同じマメ科の似たような色の花もどんなもんかと思って・・カメラ機種名Canon EOS 40D撮影日時2008/03/23 13:03:49Tv1/500Av4.0ISO感度200レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM今日も何とか...

ノミノフスマ(蚤の衾)

ハコベの花を大きくしたようなノミノフスマ。丘陵の所々で見かけます。西久保湿地のたんぼにて。・・ということで今日もどうにか家に辿り着きました。ほとんど意地で更新だけ。今日もたくさんのコメントありがとうございます。とてもじゃないけれどレス付けられません。もしかしたら土日まで突入の勢いです。休日出勤になったらブログの更新が止まります・・【写真】ノミノフスマ(蚤の衾) ナデシコ科カメラ機種名Canon EOS 40D...

ナヨクサフジ(弱草藤)

狭山丘陵では山よりも里で見かける花です。クサフジよりも花の時期が早く、花も少し長いかと思います。ちなみに、クサフジは当地では見たことがありません。【写真】ナヨクサフジ(弱草藤) マメ科レンゲと同じく、緑肥として持ち込まれた植物が野生化しています。名前は「弱」ですけど、逞しく蔓延って毎年たくさん咲きます。カメラ機種名Canon EOS 40D撮影日時2008/03/30 13:15:28Tv1/400Av3.5ISO感度400レンズEF-S60mm f/2.8 M...

ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)

今シーズン5種類目のスミレです。長ったらしい名前ですよね、ナガバノスミレサイシンなんて。このスミレは、昨年の夏に立入禁止の看板が立ってしまったところでたくさん見かけました。なので今年はもしかしたら見られないかと思いましたが、通行できる歩道脇で無事に見つけられました。花の見た目はタチツボスミレの花弁を少し厚くしたような感じで、細長い葉と団子のように丸い距(花の後ろに伸びる部分)が特徴なのですぐに見分...