Welcome to my blog

たけぽの「続・平常心是道」

ARCHIVE PAGE

archive: 2009年06月  1/1

ヤブカンゾウ(藪萱草)

花の少ない梅雨時に、まるで燃え上がる炎のような花を咲かせます。この時期の狭山丘陵で一番目立つ花ではないかと思います。鮮やかなオレンジ色に八重咲きが相俟って、インパクトがありますね。【写真】ヤブカンゾウ(藪萱草) ユリ科ワスレグサともいうそうです。ノカンゾウなどとともにユリ科ワスレグサ属です。カメラ機種名Canon EOS 40D撮影日時2009/06/28 13:49:08Tv1/125Av8.0ISO感度400レンズEF70-200mm f/4L IS USM焦点距...

ネジバナ(捩花、捩摺)

一週間前はちらほらと顔を出し始めたばかりだったネジバナ、昨日の日曜日は原っぱ一面に咲いていました。見渡す限りといったら大袈裟ですけど、足の踏み場もないくらいです。さてどれを撮ろうかと思いつつ、倒れたブタナと一緒に撮りました。これほどどこにでも咲くラン科の植物は他にありませんね。以前勤務していたオフィスの芝生にも、初夏になるとたくさん咲いていたのを思い出します。【写真】ネジバナ(捩花、捩摺) ラン科...

アカメガシワ(赤芽槲)

アカメガシワの雄花が咲いたということなので、それでは雌花も咲いているはずと思って見に行ってみました。思ったとおり、雌花も開花していました。残念ながら高いところに咲いているので、望遠で撮ってトリミングしていますが、それでも小さいですね・・アカメガシワは雌雄異株で、この木の近くに雄花もあるはずと思い見回してみても分かりませんでした。丘陵の北側には雄花があって、そちらも近くに雌花が見つかりません。隣接し...

エビヅル(蝦蔓)

気温が上がって蔓性の植物たちが俄然元気になってきましたね。きょうは、昨年から探していたエビヅルを見つけてきました。頻繁に通るところに拍子抜けするくらいたくさんあってびっくりです。毎度のことながら、気が付かないというのはそんなものです。道路脇の金網にいろんな蔓植物が絡まっていて、みんな同じにみえてしまう・・ふと気が付くとエビヅルの葉でした。先週は、sage55さんに教えていただいた丘陵の麓でこの花を見つけ...

ヒメジョオン(姫女苑)

この時期、原っぱや空き地で必ず咲いている定番虫の定番ですね。狭山丘陵でも至る所で咲いています。あまりにも当たり前すぎて、なかなかレンズを向けることもなかったりしますが~。よく似たハルジオン(春紫苑)との違いは以前にも載せたので今回は省略です。花だけ見てもヒメジョオンのほうが舌状花が太いので、慣れると見分けは容易だと思います。【写真】ヒメジョオン(姫女苑) キク科ハルジオンに比べて、1ヶ月半くらい開...

オカトラノオ(丘虎尾)

今年も、早くもオカトラノオの白い花が咲き始めました。この花が咲くと、本格的な夏が近いことを感じます。初夏の狭山丘陵を代表する花といっても過言ではないと思います。波打つように伸びる花序を虎の尾に見立てたのがその名の由来です。下の方から順々に開花して、咲き終わった順に結実していきます。咲き進んでいくと下の方があまりきれいじゃないので、この花は咲き始めの頃が一番きれいなように思います。【写真】オカトラノ...

ノリウツギ(糊空木)

まだちょっと早いかな~とは思いつつ、ノリウツギの花を載せてしまいます。ノリウツギはアジサイの仲間で、花序が三角錐のような形です。ガクアジサイに似て、小さな両性花の周囲に四弁の装飾花が咲きます。早いというのは、まだ装飾花しか開花していないからなのでした。もうちょっと待って、両性花が咲くのを待ったほうがよかったか・・まぁこれは、「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは」ということで。【写真】ノリウツ...

ムラサキシキブ(紫式部)

狭山丘陵のあちこちでムラサキシキブの花が咲いています。小さいながら紫色の花は目立つので、花が咲くとこの木がこんなにいっぱいあったのかと驚いてしまうくらいです。秋にできる紫色の実はよく知られていると思いますが、花も可愛らしいですね。昨日載せたネズミモチの花、アップで見たらこの花とよく似ているように感じました。なのでネズミモチもクマツヅラ科かと思ったら、違ってました・・よく庭木に植えられているコムラサ...

ネズミモチ(鼠黐)

白くて小さな花はアップで見るとなかなかきれいで、ネズミという名前からは想像できません。山野によく自生している木だそうですが、この花は初めてみました。おそらくはこの時期に咲くイボタノキと見間違えていたんでしょう。調べてみたら、この木はモクセイ科イボタノキ属でした。花の色も大きさも似ていて、なるほどです。イボタノキに比べて花弁の開きが大きく、ムラサキシキブの花のように先端が巻いています。この花は当ブロ...

ワルナスビ(悪茄子)

この花の雄しべは、どう見てもバナナに見えてしまいます。鮮やかな黄色のバナナが5本ずつ、それぞれの花に生えているみたいです。つい先日まで気が付きませんでしたが、昨日はワルナスビがたくさん咲いていました。ジャガイモの花に似ていますね。初めて見たときは道端にジャガイモ!?と思ってしまいました。しかしながらこの花、毒はあるし駆除は難しいし、まさにワルです。まずはその生命力のすさまじさ。わずかな地下茎の切れ...

ヤブジラミ(藪虱)

シラミとはまた不憫な名前をもらってしまったものです。林の縁などに咲くごく小さな花は、肉眼では白い点々くらいにしか見えません。なのでこんな名前になっちゃったんでしょう。でもアップで見ると白い花弁にピンクの葯がきれいです。しわの寄ったような花は、いかにもセリ科らしい形をしています。この花ももうちょっと気の利いた名前を付けてあげたいものです。【写真】ヤブジラミ(藪虱) セリ科今日は風が強くて写真撮るのに...

オオカモメヅル(大鴎蔓)

気温が上がってきて、蔓性の植物が俄然元気になってきましたね。狭山丘陵のオオカモメヅルが咲いたというので、早速見に行ってきました。昨年この花を撮った場所に行ってみると、期待どおり咲いていました。わずか5ミリほどの小さな花が、鴎が翼を広げたような葉に隠れて咲いています。普通に歩いていたら、この花が咲いているのに気付くのは難しいでしょう。ここに咲くのは分かっていたけれど、他の場所で探せといわれたら自信あ...

トキワハゼ(常盤爆)

この花は春から秋まで原っぱのどこかしらで咲いています。小さくて目立たないので、普段気にすることもありません。何かの拍子に、咲いていることに不意に気付いてしまうというか・・先月掲載したムラサキサギゴケの花にそっくりです。でもこちらの方がはるかにに小さく、ムラサキサギゴケの「翼」は薄紫なのに対し、こちらはほぼ白です。ちらほら咲く花が、いかにも野草っぽいですね。【写真】トキワハゼ(常盤爆、常磐黄櫨) ゴ...

コヒルガオ(小昼顔)

ごく在り来たりの雑草で、住宅地や都会でも咲いていますね。私の町でも、駅前の植え込みでも普通に咲いています。乾燥にも強く、まさに雑草の逞しさを感じます。花だけを見たら、5月29日に載せたヒルガオとほとんど見分けが付きません。こちらの方がやや小振りで、色も薄めのものが多いと思います。狭山丘陵の山の中ではヒルガオの方が多く、里ではコヒルガオをよく見かけます。葉の基部が大きく張り出した葉の形が特徴のひとつ...

キササゲ(木大角豆)

ついこの間まで花の気配も見せなかったキササゲが大きな木全体に花を付けていました。昨年は6月24日に撮っていたので、そろそろ咲いているかと見に行くと・・茶色くなっている花も多くて、すでに見頃を過ぎている!?年によって随分と開花の時期が違うもんですね。昨年が遅かったのか、はたまた今年が早いのか。全体的にみて、今年は開花時期が早い花が多いようなので、これも例外ではなかったということです。木の花としては派...

コアジサイ(小紫陽花)

梅雨らしい、鬱陶しいお天気の月曜日でした。しとしと降る雨に鮮やかさを増すのがアジサイですね。我が家にはアジサイが2種類あって、ほとんど何も手間をかけなくても毎年この時期に楽しませてくれます。狭山丘陵の山の中に咲くアジサイは、ほとんどがこのコアジサイです。装飾花はなく、両性花のみで構成されています。庭木として咲くようなアジサイも見かけますが、おそらくは人の手で植えられたものでしょう。アジサイというと...

ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)

小さな紫色の五弁花が、頼りない茎の天辺にひとつだけ咲いていました。キキョウソウ!? ・・いやこれはヒナキキョウソウです。花はそっくりですが、どの株もみな一番上の一輪しか開花していませんでした。よく似たキキョウソウは、下から順に開花していきます。大概、3個くらいの花が咲いているようです。でも、ヒナキキョウソウは一番上のみが開花し、それ以外は閉鎖花で花が開きません。狭山丘陵南側のいつもの原っぱ、しゃが...

トキワツユクサ(常磐露草)

トトロの森の道端に、白い三角形の花がたくさん咲いています。ムラサキツユクサの白花のように見えますが、こちらの方がずっと小さいです。南米原産の帰化植物で、観賞用に持ち込まれたものが野生化しているそうです。この花を載せるのは2年ぶりです。昨年は、いつでも撮れると高をくくっていたら、見事に花の時期が終わってました。油断大敵であります。ということで、今日は狭山丘陵の南側に別の花を見に行きたかったので、帰り...

ドクダミ(毒溜、十薬)

この時期、どこにでも咲いているごくありふれた雑草ですね。住宅の勝手口あたりとか、小学校の体育館の裏とか、日陰になって湿気の多そうなところの主という印象です。狭山丘陵の山中でもあちこちで蔓延っています。本当にどこにでも生えていて、写真を撮ろうと三脚を建てると石突きで踏み潰してしまいます。あの独特の臭みが漂って、やっちまったなぁ・・と。石突きに触れないよう気を付けて三脚を畳みます。ドクダミは子どもの頃...

ヒメザゼンソウ(姫座禅草)

ミズバショウをミニチュアにしたような花が丘陵の森の中に咲き始めました。この花の仏炎苞は濃い紫色をしていて、艶があります。薄暗い林で見るともっと暗い色に見えますが、写真に撮ったら思った以上に明るい色に写りました。ちょっと時期が早かったのか、あまり数が多くありませんでした。しかも、どういうわけか写真の撮れる位置だと「背中」しか見えない花ばかり。そんなに照れずに姿を見せて欲しいものです。埼玉県内で見られ...

テイカカズラ(定家葛)

この時期に狭山丘陵を歩いていると、白い五枚羽根のプロペラのような花が落ちています。見上げてみると、不思議とどこに咲いているのか分からないのは何ででしょう。テイカカズラの花は、高いところから落ちながら遠くまで飛んでいきそうです。去年はいつの間にか花の盛りを過ぎて、枝先に残ったわずかな花だけでした。今年は2年ぶりにたくさん咲いているのを見ることができました。ありきたりの花ですが、立木がこの花に包まれる...

ノビル(野蒜)

ノビルは、意外といったらこの花に失礼かもしれないくらいきれいな花を咲かせます。ひょろりと伸びた花茎の先に、球形に小さな花を咲かせます。薄紫の色が入ってなかなかきれいですね。ノビルは開花せず、ムカゴになってしまうことも多いのだそうです。そういえば以前にうちの近所で蕾を見つけて、開花を楽しみにしていましたが結局花は咲きませんでした。きっとムカゴになっちゃったんでしょう。小さなタマネギのような鱗茎は食用...

ナツハゼ(夏黄櫨)

ごく小さいけれど釣鐘型の花が可愛らしいです。枝に一列に並ぶように咲くんですが、生憎見に行った時期が遅かったようで開花していたのは枝先の何個かでした。来年はもうちょっと早い時期に見に行くことにしましょう。この木はブルーベリーの仲間だそうです。我が家に2種類のブルーベリーがあって、白い釣鐘型の花が咲きます。色が違うとだいぶ雰囲気が違いますね。秋に実る実は黒っぽくて、食用になるそうです。この実には抗酸化...

ギンリョウソウ(銀竜草)

パッと見はまるでキノコの仲間のように見えますね。これが植物の花というのは、にわかには信じられないくらいです。5月末あたりから、狭山丘陵の林の中でギンリョウソウが咲き始めました。腐生殖物と呼ばれていて、ベニタケ類の菌類に寄生しています。どっちかというと寄生植物なんていう呼び方をした方がピッタリかもしれません。ベニタケ類の菌類は樹木から栄養を得ているので、結局はギンリョウソウも樹木の栄養を間接的に搾取...

イチヤクソウ(一薬草)

一昨年は最後の一輪しか見ることができず、昨年は時機を逸したイチヤクソウ、ようやく花の見頃に出会う頃ができました。この場所は一昨年に花を見つけた場所で、昨年は花後の実しか見つけられず・・さて今年はどうかと行ってみたら、見事に咲いてくれてました。強心、降圧、抗菌、脚気やむくみ(利尿)、切り傷、虫さされなど、ひとつの草で多くの効能があるのでこの名があるとか。全草を乾燥すると鹿蹄草という生薬になるそうです...

ゴウソ(郷麻)

カヤツリグサ科の植物は相変わらず見分けができないんですけど、さすがにこれは分かります。細い糸のような花茎に大きな雌花がぶら下がっています。天辺に伸びる穂のようなものが雄花です。その姿から、タイツリスゲ(鯛釣り菅)という別名もあるそうです。湿地などで群落を作る多年草ですが、どういうわけか尾根道でも大きな群落を見つけました。カヤツリグサ科は湿気を好むと思っていたら、これは乾燥にも強いのかもしれません。...

ウメモドキ(梅擬)

丘陵北側の田んぼの脇で、ウメモドキの花が咲いていました。ウメモドキって、てっきり花の形が梅に似ているからそういう名前だと思っていたら、葉が似ているんだそうです。・・で、梅の葉ってどんなでしたっけ!?ウメモドキは雌雄異株で、これは花の様子から雄株です。同じ場所で実ができているのを見ているので、きっと雌株も近くにあるはず。でも気が付きませんでした・・秋に赤くて丸い実がたくさんできます。落葉しても実が残...

ガマズミ(莢迷)

初夏、林の縁でよくみかける小さな白い花のかたまり。花序が小さめだったのでコバノガマズミかと思いましたが、葉柄があったのでガマズミでいいでしょう。コバノガマズミの葉は葉柄が極端に短いという特徴があるそうです。ガマズミは葉の変異が大きいということなので、見分けは葉の形よりも葉柄の有無がいいかも。花だけ撮ってきたら、どっちなのかあとで見分けるのは多分無理だと思います。昨日載せたニワトコのように、秋に赤い...

ニガナ(苦菜)

キク科の花の中にあって、もっともシンプルなのがこの花なのではないでしょうか。キク科の花は多くの舌状花と、種類によっては筒状花が集まって頭花を形成しています。この花は舌状花5個だけと、特に少ないです。5枚の花びらに見えて、実は5個の花が集まった状態です。それぞれの舌状花の先端に5個の突起があるのが分かりますね。これは5枚の花弁がくっついている状態だそうです。細く割れているような部分は、舌状花の花びら...

マルバウツギ(丸葉空木)

この花、今年は完全に撮り損なったと思っていました。場所によっては花の形跡がわずかに確認できるくらいの状態になっています。何しろもう6月ですからね・・しかし、陽当たりとかいろんな条件が重なってのことでしょう、5月31日にわずかに残った花を見つけました。さすがに終わる寸前とあって、咲き始めのようなきれいな状態は望めません。枝先のいくつかの花はまだ大丈夫そう・・今年の春はウツギもツクバネウツギも見逃しま...