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たけぽの「続・平常心是道」

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archive: 2010年06月  1/1

ノリウツギ(糊空木)

薄暗い森の中で、白い花が浮かび上がるように咲いています。アジサイの仲間であるノリウツギの花でした。ガクアジサイのように見えますが花序は丸くなくて、三角形をしています。狭山丘陵にはあちこちで見ることができます。でも、まったく花を見かけない年もありましたから、間が悪いとそんなものでしょう。この木は小さな谷のような場所にあって、大きな木がドームのようになっていました。【写真】ノリウツギ(糊空木) アジサ...

クララ(眩草)

洋風な印象の名前ですが、在来種だそうです。原産は中国ということなので、その昔にやって来たものなのかもしれません。見るからにマメ科らしい花を、これでもかというくらいびっしりと咲かせています。sage55さんからクララが咲いたとの情報をいただき、早速行ってきました。随分大きな草で、遠くからもそれと分かります。毎年歩いている場所で、ものすごく目につきやすいはずなのに今年初めて目にしたというのは不思議としか言い...

ヤブレガサ(破れ傘)

薄暗い森の中でヤブレガサの花を見つけました。ヤブレガサは時々葉を見かけるんですが、花を見たのは初めてです。カシワバハグマなどコウヤボウキ属の花をもっと地味にしたような印象です。この草は何度か遭遇しているものの、どれも近寄って見ることができる場所ではありませんでした。大抵は柵の向こう側とか、とても踏み込む気がしない藪の向こうとか・・ここは毎年気を付けて観察している場所なのに気付いていませんでした。花...

ネジバナ(捩花、捩摺)

先週末にちらほらと姿を見せ始めたネジバナ、今週は原っぱ一面に咲いていました。花の盛りはもうちょっとあとだと思いますが、天気も心配だし撮っておきましょう。毎年一面にネジバナが咲く場所があって、今年もいつもどおりたくさん咲きそうです。ネジバナは野生のランの中ではいちばんありふれた花でしょうね。狭山丘陵ではあちこちの原っぱでふつうに咲いています。【写真】ネジバナ(捩花、捩摺) ラン科2本並んだところの立...

ヤマアジサイ(山紫陽花)

狭山丘陵の森の中で咲いていた素朴なアジサイ、これはヤマアジサイでいいと思うんですがどうでしょう。谷のような湿気の多いところに咲いていて、樹高は1mほど。艶のない葉もうちの庭に咲くアジサイとは違っています。福島以西の山中に自生するとのことですが、こちらの山にはどう見ても園芸品種のアジサイも咲いているので、いまひとつ確信がありません。ちなみに自生のガクアジサイは伊豆半島や三浦半島、房総などの海の近くに...

ヤブジラミ(藪虱)

いかにもセリ科らしい、小さくてくしゃくしゃの花がたくさん咲いています。よく見ると花びらは五弁、ピンクの葯が可愛らしい花です。一ヶ月ほど前によく似たオヤブジラミというのを載せました。以前は同じものだと思ってましたが、別の種類だったんですね。写真を比べてみるとその違いは一目瞭然です。オヤブジラミは花の数がごく少なく、花の縁や実に少し紫色が入ります。ヤブジラミは花が多くて花弁は白、実は紫色になりません。...

キキョウソウ(桔梗草)

小さいながら鮮やかな紫色のキキョウソウが咲きました。というか、もうだいぶ前から咲いていたのかもしれません。地面からまっすぐに伸ばした茎が風にゆれ、てっぺんに2~3個の花を咲かせています。キキョウ科ですからキキョウの仲間なんですね。本家キキョウは今や絶滅危惧種の希少な植物ながら、こちらは荒れ地をものともせず毎年姿を見せます。この花が咲く場所は毎年夏の初めに除草剤が撒かれるのに、翌年必ずまた生えていま...

キササゲ(木大角豆)

黄色に模様の入った独特の花を咲かせるキササゲ、今年は花が少なめのようです。昨年より1週間遅くに撮ってますが、先週は咲いていなかったので遅れているんでしょう。見たところ蕾も少なく、ハリエンジュ同様あまり咲かないかもしれません。樹木の花としては大きめで、派手目に思えます。色形が、何というか・・バタくさいとでもいいましょうか。和風な感じがしません。調べてみると中国原産の帰化植物だそうです。湿ったところを...

ネズミモチ(鼠黐)

小さな棍棒のような蕾が開いて、くるりと巻いた花弁の中にクリーム色の雄しべが顔を出しています。蕾だけ見ているとイボタノキによく似ています。花が咲くと違いは歴然なんですけどね~。この花は昨年初めて撮りました。しかし今年は狭山丘陵のいろんなところで咲いているのを見かけました。珍しいものではなく、ごくありきたりの樹木です。梅雨時は出掛ける機会も減るし、たまたまタイミングが合わなかったのか・・またはイボタノ...

ヘラオオバコ(箆大葉子)

毎年のことながら、この花(というか草)はいつの間にこんなに増えたんだろうと思います。子どもの頃、オオバコ相撲なんて他愛もない遊びをやってましたが、ふつうのオオバコばかりでした。最強のヘラオオバコ決定戦というのはまるで記憶がありません。地面からすらりと伸びた花茎が特徴的です。背の高いものは50cmほどにもなるでしょうか。原っぱ一面に生えて、風にゆれている姿は独特です。葉が地面近くに広がっているので、...

エビヅル(蝦蔓、葡萄蔓)

去年みつけたエビヅルの花が、今年もそろそろ咲いているんじゃないかと思って見に行ってきました。もちろんこの花のためだけにでかけたわけではありませんけど。近くにもうひとつ別の花が咲くので、そっちも見ておきたかったのです。今日も、例によって午後の暑い時間に狭山丘陵の散策に行ってきました。もしかしたら今日は一度もシャッターを押さずに帰るのではないかと思うくらい、前半はこれというものがありませんでした。結局...

オオニワゼキショウ(大庭石菖)

今年はもう見逃してしまったかと思ったオオニワゼキショウ、まだ咲いていました。さすがに6月も半ばを過ぎると名残の花のようになっていましたけど。ごく淡い紫色と中心部の黄色の色合いがきれいです。名前は「大」とつきますが、花自体はニワゼキショウの中ではいちばん小さい部類だと思います。何が大きいのかというと、草丈が大きいんです。普通のニワゼキショウは10cmかそこいらですが、こちらは2~30cmの高さがあり...

ウキヤガラ(浮矢柄、浮矢幹)

カヤツリグサ科は相変わらず苦手にしているんですが、さすがにこれは合っているでしょう。丘陵の湿地一面にウキヤガラの花が咲きました。花といってもカヤツリグサ科らしく地味なものですけど。それにしてもこの植物は生育が早いようです。ついこの間まで何もなかった水面が、気が付くと1mばかりのウキヤガラに埋め尽くされています。一体いつの間にこんなに大きくなったのか、不思議でなりません。【写真】ウキヤガラ(浮矢柄、...

ノアザミ(野薊)

春から初夏にかけて咲くノアザミが今年も開花しました。いつも不思議に思うんですが、狭山丘陵にはノアザミが非常に少ないです。今までにわずか2ヶ所でしか見たことがなく、うち1ヶ所は姿を消してしまいました。秋に咲くノハラアザミはものすごく多くてどこにでも咲いているといっても過言ではありません。同じアザミの仲間でも、土地との相性があるんでしょうかね。もっとたくさん増えて欲しい花のひとつです。【写真】ノアザミ...

モモイロシロツメクサ(桃色白詰草)

桃色なのか白なのか、いまひとつ判然としない名前ですね。桃色の白詰草ということなので、まぁ桃色なのですが・・シロツメクサと入り交じってさいていますが、品種が違うそうです。今年の春はツメクサの仲間を撮りそびれてしまいました。シロツメクサはものすごく多くて、一面真っ白な花で埋め尽くされるくらいの原っぱがあります。撮りに行ったらものの見事に草刈り後で、すっかり丸坊主でした。ムラサキツメクサもいっぱい咲くも...

キショウブ(黄菖蒲)

狭山丘陵では谷戸の田んぼや湿地、湿った林の中などあちこちで咲きます。野の花としては大きく、非常に鮮やかな黄色なのでとても目立ちます。しかも、大きな株を形成して、まとまって咲いてますし・・ヨーロッパ原産の帰化植物で、汚い水でもよく育つそうです。さすがは外来種、強靱な生命力の持ち主のようですね。狭山丘陵歩きも5年ほどですけど、5年前にはこんなに多かったっけ!?と思ってしまうほどです。カキツバタなど近縁...

オオハンゲ(大半夏)

狭山丘陵のとある場所にオオハンゲが咲いているとの情報をいただいたので見に行ってきました。カラスビシャクを大きくしたような仏炎苞、三裂した艶のある瑞々しい葉・・確かにこれはオオハンゲです。しかし。オオハンゲの分布は本州中部(美濃)以西ということなので、本来の生息地より遙か遠くの東国に咲いているのはどうしたものか。おそらくは野草好きの方が植えたものでありましょう。まぁ、それでも自力で繁殖して生育してい...

イチヤクソウ(一薬草)

一週間前に蕾を確認していたイチヤクソウ、そろそろ咲いているかと見に行ってきました。予想どおり咲いていたものの、花の数が少なくて花茎もなんだかシャキッとしてません。春の気候のせいか、生育がいまひとつ思わしくないようです。昨年の咲き具合と比べると、だいぶ弱々しい印象です。開花時期も遅くて、このあと別の場所で見つけた個体はまだ蕾のままでした。イチヤクソウに限らず、今年は花の付きがよくないものが多いように...

ギンリョウソウ(銀竜草)

狭山丘陵では6月にはいるとあちこちで姿を見せます。毎年大体梅雨入り頃に咲くので、今年もそろそろかと思って見に行ったら、思ったとおり咲いていました。昨年は大豊作でしたが、今年も決して少なくないようです。今日は狭山丘陵北側でギンリョウソウを撮ったあと、南側に移動しました。南側(東京都側)でもあちこちで大量に咲いていて、こんなにいっぱいあったんだと驚くほどです。とはいえ薄暗い森の中に咲くので、気にしてみ...

スイカズラ(吸葛、忍冬)

強烈なまでの甘ったるい香りをばら撒くスイカズラは姿がなくてもその匂いで存在がわかります。狭山丘陵では至るところで咲いている在り来たりの植物です。毎日書いてますが、この花も今年はだいぶ遅く咲きました。金銀花の別名のとおり、最初白い花はだんだん黄色くなっていきます。本当は二色並んでいるのを載せようと思いましたが、黄色い方はあまりきれいなのがありませんでした。【写真】スイカズラ(吸葛、忍冬) スイカズラ...

ナツハゼ(夏黄櫨)

スズランに似た釣鐘状の花を並べて咲かせます。木のあちこちに、こんな花序がいっぱいありました。可愛らしい花なんですが、とても小さいです。きれいに咲いているのを探して木の中に頭を突っ込んで撮ってました。通りかかった人は何事かと思うでしょうね・・【写真】ナツハゼ(夏黄櫨) ツツジ科ブルーベリーの仲間で、花後の実は食べられるそうです。アントシアニンはブルーベリーの5~6倍もあるとか。カメラ機種名Canon EOS ...

ユキノシタ(雪の下)

漢字の「大」の字のようにも見えるし、人の姿のようにも見える独特の花ですね。狭山丘陵にはあちこちに群落があって、5月中旬から後半に花が咲きます。なので今年はもう手遅れかと思ったら、意外やほぼ満開でした。昨年は5月17日に撮っていますので、今年は10日以上も花の時期が遅いのではないかと思います。今年は本当に時期が読みづらい・・・何はともあれ無事に見ることができたのでよしとしましょう。【写真】ユキノシタ...

クスノキ(樟、楠)

ふと見上げた大木の枝先に、黄色い小さな花がたくさん咲いていました。この木、この葉は・・これはクスノキの花だったんですね。クスノキの花はこの時期に咲くんですか・・わが家のすぐそば、わずか20mくらいのところにもある木なのに知りませんでした。大きな木になる割には、小さな花です。いつも野草を求めて地面の方ばっかり見ているから気が付かなかったんでしょう。たまには上の方も見ないと・・なんだか猫背になりそうだ...

サイハイラン(采配蘭)

采配蘭とはよくぞ名付けたりと思います。時代劇に登場する武将が振るう采配にそっくりです。地味なランだと思っていたものの、こうしてみると意外なくらい鮮やかな色合いです。野生種といえどさすがはランの花の面目躍如といったところでしょうか。もしかしたら、以前に見た花は見頃が過ぎていたのかもしれません。まさに梅雨入りせんとするこの時期の狭山丘陵は、珍しい花が案外たくさん咲きます。昨日のウメガサソウ、このサイハ...

ウメガサソウ (梅笠草)

森の小径に、小さな白い花がうつむいて咲いていました。草丈わずかに10cmに満たないくらいで、マクロ用の三脚も役に立ちません。地面に這いつくばって落ち葉だらけになって撮りました。しかし狭山丘陵にウメガサソウが咲くのは知りませんでした。今日は歩きたい道が通行止めになっていたので、少々変則コースで巡回です。尾根道から谷戸に下っていつもの休耕田に寄ってみると、シーナさんがいらっしゃいました。「ウメガサは、...

ヒメザゼンソウ(姫座禅草)

今年も狭山丘陵のヒメザゼンソウが咲き始めました。昨年は6月6日に撮っているので、この花に関しては例年並みの開花というところでしょうか。どうも今年は開花時期の比較ばっかりしています。(笑)よく似たザゼンソウに比べると、こちらは仏炎苞の高さは5cmほどで小さいです。故に「ヒメ」なんでしょうね。ザゼンソウのミニチュア版といったいでたちです。でも生態は違っていて、ザゼンソウは花が咲いてから葉が成長しますが...

ハルジオン(春紫苑)

街の中から郊外の野原まで、これほど広く咲いている花も珍しいのではないかと思ってしまいます。もちろん狭山丘陵も例外ではなく、人里近くから尾根の上まであちこちで花盛りです。あまりにも当たり前すぎて、なかなか撮らなかったりするのですが・・よく似たヒメジョオン(姫女苑)との見分けは、ヒメジョオンは蕾が上向き(姫はお辞儀しない)とか、花が紫色ならハルジオンとか。でも見慣れてくるとハルジオンの方が舌状花の数が...

マユミ(真弓、檀)

小さな十文字の花を、これでもかというくらいに咲かせています。一体この木全体で何個くらいの花が咲くんでしょうね。花はまるで目立ちませんが、秋にできる実は燃え上がるように鮮やかな色です。昨年の11月25日に写真を載せていますので、よかったらご覧ください。こんなに実を付けるとそこいら中マユミの木だらけになりそうに思えますが、そうでもありません・・狭山丘陵においては普通に見られる樹木です。【写真】マユミ(...

オヘビイチゴ(雄蛇苺)

イチゴと名が付きますが、花後に苺はできません。茶色い種ができるのみです。苺のできるヘビイチゴとよく似た花ですね。よく似ているといえば、この花より少し早く咲くミツバツチグリとは瓜二つです。違うのは葉の様子で、オヘビイチゴは手を広げたような五小葉、ミツバツチグリは三小葉と、葉を見れば一目瞭然です。オヘビイチゴは田んぼの畦でよく目にします。5月の連休が終わって初夏の陽気になるといつのまにか姿を消している...

ホオノキ(朴の木、朴)

巨大な花です。私には花びらが「しゃもじ」か、大きな「れんげ」に見えてなりません。大きさがあるだけに花弁の厚みも見てとれて、なにがしかは掬ったりできそうに見えます。いつも記事をポストするときは昨年、一昨年はいつ撮ったか確認するために自分のブログ内を検索しています。infoseekの検索機能がイマイチなのか、当ブログ内を「ホオノキ」で検索しても昨年の記事がヒットせず・・試しにGoogleで検索したら出てきました。楽...