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たけぽの「続・平常心是道」

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archive: 2010年07月  1/2

ノブドウ(野葡萄)

夏の暑い時期には蔓性の植物たちが俄然元気ですね。先日載せたヘクソカズラも、至るところで盛んに花を咲かせています。このノブドウも地味ながら花を咲かせ始めました。秋にできる色とりどりの実はとてもきれいで目を惹きますが、花は単色で目立ちません。よく見ると星のような五弁花で、なかなか可愛らしいんですけどね。実が色付いたらまた撮ってみたいと思います。【写真】ノブドウ(野葡萄) ブドウ科草のように見えても落葉...

ヤマホトトギス(山杜鵑草)

吹き上がる噴水のような花は、何度見ても特異な形に目を奪われます。蕾の形も個性的で、この中にどうやって格納されているか不思議でなりません。花が開く瞬間を見てみたいものです。昨年は7月4日に撮ってましたが、今年は7月下旬になってようやく見つけました。なんと3週間遅れということになりますね。今年は開花が遅い花が多いとはいえ、これほど時期が遅くなったものは覚えがありません。もっとも、私が見逃していただけと...

ソクズ(草接骨木)

一体この花よりも白い花ってあるんだろうかと思うくらい、見事な純白です。白い花はかずあれど、これほど混じり気ない白というのも少ないんじゃないでしょうか。陽の当たる場所に咲いている花は撮りにくいことこの上ないです。白さの秘訣は、花に蜜を持たないためじゃないかと勝手に思っています。ところどころに見える黄色い壷のようなものが蜜腺で、ここから蜜がでるそうです。かなり背が高い植物ながら、この蜜を求めてアリが這...

ユメノシマガヤツリ(夢の島蚊帳吊)

日本で初めて見つかったのは1982年といいますからついこの間です。その名のとおり、東京の夢の島で見つかったので、この名になりました。昨年は正体が分からず悩みましたが、一度覚えてしまえばこっちのもんです。(笑)カヤツリグサ科の植物は見分けが難しいんですが、これは特徴的な花序なので分かりやすいと思います。狭山丘陵では南側にある公園の資材置き場みたいな谷戸で群生しています。おそらくは土と一緒に持ち込まれ...

ミツバ(三つ葉)

狭山丘陵の遊歩道脇や林道で、小さな白い花を咲かせている植物がありました。どこかで見たことある葉だなと思ったら、何のことはない、これはミツバですね。いままで気にしたことがありませんが、そこいら中に生えているといってもいいくらいです。セリ科の例に漏れず、ごく小さな五弁の花を咲かせます。なかなかきれいに開いているのがなくて、まぁこんなもんです。野菜として売っているミツバは光を当てず柔らかく育てるようです...

ジャノヒゲ(蛇の髭)

うつむいて咲く白い花はとても小さくて撮りにくいです。林の下草として、昼でも薄暗い場所に咲いているというのもありますが。ファインダーを覗いてもピントが合っているのかどうか、判りづらいですもっとも、これは私の視力が低下している(端的に言うと老眼)というのが大きいのかもしれません。一度撮ったもののピントの位置がまるでずれていて、撮り直しにいってきました。【写真】ジャノヒゲ(蛇の髭) スズラン科従来の体系...

オオアワダチソウ(大泡立草)

セイタカアワダチソウに似た黄色い花が、夏の陽差しを浴びて金色に輝くようです。初めて見たときはセイタカアワダチソウの狂い咲きかと思ったら夏に咲くオオアワダチソウでした。夏の暑い時期に咲いて、セイタカアワダチソウの咲く頃には姿を消しています。この花、撮ってから気付きましたがどうやら咲き終わりに近いようです。上の方はやや茶色くなってますね・・下の方はまだきれいに咲いていたり蕾だったりするので、これは上か...

ヘクソカズラ(屁糞葛)

漢字で書くとナマナマしい名前ですね。葉や茎を傷つけると、そんな匂いがするそうです。秋にできる種を潰すといちばん強烈らしいんですが、怖くてできません。(笑)まさに真夏の象徴みたいな花なのに、猛暑にもかかわらず開花は遅めです。ようやく咲き始めといったところで、撮るにはいささか早すぎたか・・これからしばらく、暑い時期に元気いっぱい蔓を伸ばしてたくさんの花を咲かせます。【写真】ヘクソカズラ(屁糞葛) アカ...

ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)

モントブレチアと言った方が通りがいいのでしょうか。燃えるような色の花を狭山丘陵のあちこちで見かけます。水辺を好むそうですが、尾根道でも見かけますので、湿地でなくても育つみたいです。 ヒオウギズイセンとヒメトウショウブの交配種だそうです。もともとは明治時代に観賞用として持ち込まれたものがあちこちで野生化して、いまや単なる雑草ですね。相当タフなようで、すごい草むらの中で咲いていたりもします。よく晴れた...

オオバギボウシ(大葉擬宝珠)

狭山丘陵ではオオバギボウシがまとまって咲く場所が何カ所かあります。そのうちの一ヶ所で毎年撮ってますが、この花も今年は1週間あまり開花が遅かったみたいです。梅雨後半から暑い日が続いてますが、春の涼しさを取り返すほどでもないんでしょうか。いつも撮っている場所ではありますが、割と深い森の中なので撮りにくいです。花のある場所がやたらと暗いんですよ・・もうじきヤマホトトギスも咲きそうで、盛夏の花の時期になり...

ニガクサ(苦草)

鮮やかなピンクの舌状の花が特徴的です。湿地の縁など、特に葦原の縁あたりに多く咲くように思います。狭山丘陵では何カ所かで見ましたが、近くにヨシ(アシ)が茂っていたような・・少し前に載せたイヌゴマのすぐそばにも咲いています。初めて見たときは、この時期の湿地に濃いピンクの花がたくさん咲いているのが意外でした。イヌゴマのピンクよりも、こちらの方がスッキリと濁りがないように見えます。【写真】ニガクサ(苦草)...

ヤマホタルブクロ(山蛍袋)

昨日のヤブミョウガの大群落の脇に、毎年決まってヤマホタルブクロが咲きます。遊歩道の柵に隠れるように咲いていたりして、ぼんやり歩いていると見逃してしまいそうです。いつもわずかに生える程度ですが、今年は3株くらいありました。荒れた環境にも強いみたいで、わが家の近くではコンクリート壁の割れ目に咲いていたりします。見た目は大人しそうですが、生命力旺盛なんですね。まだ蕾も見えるし、あとしばらく咲きそうです。...

ヤブミョウガ(藪茗荷)

この花もほんの少し開花が遅かったようです。咲き始めのころが一番きれいなんですが、タイミングを逸してしまいました。狭山丘陵では林の下草としてどこにでも咲いているといっていいくらいなもんで、ちょっと油断しました。【写真】ヤブミョウガ(藪茗荷) ツユクサ科名前はミョウガですがツユクサの仲間です。カメラ機種名Canon EOS 40D撮影日時2010/07/17 13:45:50Tv1/125Av5.6ISO感度200レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USMここは...

コクラン(黒蘭)

昨年来、狭山丘陵にコクランが咲くとの情報をいただいておりましたが、ようやく見ることができました。花がほぼ終わって萎れる寸前だったのは少し残念でしたが、場所は覚えたのでそれだけでも十分です。また来年、梅雨の終わり頃に見に行けばいいですから。コクランは5~10個の花を付けるといいます。でもこれはひとつだけでした。あまり環境がよくなかったのか、今年の天候のせいか、育ちはいまひとつのようでした。【写真】コ...

ヌマトラノオ(沼虎の尾)

丘陵の湿地でヌマトラノオが咲いています。この花、毎年本当にこれがヌマトラノオでいいのか!?と思いながら見ています。要は、オカトラノオとの混血であるイヌヌマトラノオなる存在のせいなんですが・・オカトラノオに似ていますが、こちらは花序が直立です。花も小振りで数が少なく、疎らな感じがしますね。オカトラノオは尾根道など乾燥したところで咲いてますが、こちらは湿地に咲きます。花の時期はオカトラノオよりも遅く、...

ヒメヤブラン(姫藪蘭)

ヤブランと同じ淡い紫の小さな花は、多くてもせいぜいひとつの花序に数個しか咲きません。ずらりと並べて咲くヤブランに比べると、だいぶ質素に見えます。ヒメの名のとおり草丈も小さくて、10cmないくらいです。昨年載せた花は尾根の半日陰になっているところで咲いていました。あまり直射日光は好まないのかと思っていたら、この花は原っぱの真ん中の草むらで咲いていました。ヤブランというと森の中でひっそり咲く印象だった...

タケニグサ(竹似草、竹煮草)

独特の大きな葉だけでまだ小さいうちからタケニグサと分かります。暑くなって一気に大きくなり、いつの間にか花が咲いていました。花といってもどの部分が咲いていて、どの部分が咲き終わっているのかよく分かりません。「竹似」の名のとおり、まっすぐ伸びた茎は中空です。成長が早いのも似ているように思います。名前の由来に竹と一緒に煮ると竹が柔らかくなるという説がありますが、こういう点を見るとやはり「竹似草」が正解の...

ムラサキカタバミ(紫片喰、紫酢漿草)

どこでも見かけるムラサキカタバミは、そのせいでつい撮りそびれてしまいます。なかなかこれぞというのに巡り逢えないというか。高望みなんでしょうか。ムラサキカタバミの雄しべには花粉がないそうです。つまり、この花には種ができないということですね。根っこの部分で、鱗茎のまわりに小さな鱗茎ができて増えるんだそうです。それでも繁殖力旺盛だそうですから、相当な生命力なんでしょう。ふつうのカタバミは小さなオクラみた...

リョウブ(令法)

狭山丘陵の至るところでリョウブの白い花が咲き始めました。普段はどの木がリョウブなんだかさっぱり分かりませんが、花が咲くとこんなにたくさんあったんだと驚いてしまいます。花の咲く夏の初め、狭山丘陵はリョウブの山といった趣です。この木は若葉を山菜として利用できるそうです。ご飯に炊き込んだ令法飯は木曽御嶽の行者の食べ物だったとのこと。葉を乾燥して備蓄できるので、飢饉に備えて植えるよう定められたのが「令法」...

ハエドクソウ(蠅毒草)

林の縁や林道脇に咲く小さな白い花・・この花の形はどこかで見たような。陽当たりのいい原っぱで見かけるトキワハゼやムラサキサギゴケの花に形が似ています。草全体の姿は似ても似つきませんけど・・ずっと似ているなぁと思ってましたが、ハエドクソウとサギゴケ属は遺伝子的には近縁のようです。従来の新エングラー体系ではハエドクソウは一科一属一種のみとしています。調べてみたら、APG分類体系ではゴマノハグサ科に含んでい...

ワルナスビ(悪茄子)

狭山丘陵のあちこちでジャガイモににたしわくちゃの花が咲いています。たくさん咲いているとなかなかきれいなんですが、そんな呑気なことを言っていられる植物ではありません。何しろ名前のとおり極悪なのです。まず有毒であること。さらにその繁殖力の強さは、耕耘機なんかで土に鋤込むと根っこの切れっ端らかもとの個体に育つので、よけいに増殖してしまうそうです。また、除草剤も効きにくいとのことで、駆除しようと思うと相当...

コバノカモメヅル(小葉の鴎蔓)

紫色の小さなプロペラのような花が今年も咲き始めました。去年は一輪しか咲いていなくて載せそびれシリーズにまわってしまったので、今年はレギュラーシーズンに登場です。柵があったり撮りにくい場所でしたが、どうにか写っていました。今日の埼玉地方は昨夜の雨が嘘のように青空が広がりました。この時期、晴れると滅法暑いですね・・・リュックにスポーツドリンクを詰めた水筒を入れて、夏の花を探しに行ってきました。委細はそ...

タカトウダイ(高灯台、高燈台)

その名のとおり背が高く、80cmくらいにはなると思います。花序の部分を見ると、確かにトウダイグサらしい姿をしています。全国的には珍しいものではないみたいですが、狭山丘陵ではただ一ヶ所でしか見たことがありません。トウダイグサ同様に、全草有毒です。でも、根っこは漢方薬として利用するそうなので、使い方なんでしょうね。【写真】タカトウダイ(高灯台、高燈台) トウダイグサ科秋には美しい草紅葉になります。・・...

テイカカズラ(定家葛)

淡いクリーム色のプロペラといった趣の花が、丘陵のあちこちで咲きます。花の時期は梅雨入りと同じくらいで、7月にはいるともうおしまいでしょう。今年の梅雨は撮りやすいところに咲いている花に巡り逢えず、ややもすると時期はずれになりそうでした。今シーズンは撮り損なったかと思っていたら、名残の一輪が垂れ下がった蔓の先に咲いていました。そういえば昨年もこんなふうに咲いているのを撮ったような・・高いところにはいっ...

オカトラノオ(丘虎の尾)

オカトラノオはサクラソウ科だそうで、アップで見るとなるほどそうかもしれないと思ってしまいます。しかしこの花はきれいな曲線を描く花穂を愛でたいですね。なぜか昨年もアップのを最初に載せてましたが・・・今年は6月19日に撮っていたものの、条件のいいところでわずかに咲いていたのみでした。この花はまとまって咲いているところを見たいところです。さすがに7月に入ってようやく群生地が賑やかになったので撮り直しまし...

ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)

この時期にはお馴染みの花で、小さなカボチャのようで可愛らしいです。狭山丘陵を歩いていると至るところで見かけます。まるでちょっとした低木並みに大きく育っているのもあって、生命力の強さに驚きます。名前はヤマゴボウながら全草に毒があって食べられません。食べられないどころか、命に関わることもあるくらい強力な毒らしいです。秋口に赤黒く熟した実は子どもの頃のおもちゃでしたが、何ごともなくてよかったのかも!?検...

チダケサシ(乳蕈刺)

狭山丘陵の湿地でチダケサシが咲き始めました。この花が咲くと、本格的な夏はもうすぐです。すでに気温は真夏並みの日が続いておりますが・・・ようやく咲き始めといったところで、一面が淡いピンクに染まる盛りの時期と比べるとちょっと物足りない感じでした。去年は7月11日に撮っていて、それなりに咲きそろってましたからもうちょっと待った方がよかったかも。しかし花は咲き始めがきれいと思ってますので、載せてしまいまし...

イヌゴマ(犬胡麻)

もうそろそろ咲いているかとイヌゴマの群生地に行ってみました。昨年撮ったときより少し早い時期ではありましたが、いくつか咲いていました。はっきりしたピンク色が緑の湿地で目立ちます。湿ったところを好んで生えています。田んぼの脇の湿地に群生地があって、ぽつりぽつりと咲き始めていました。開花時期が例年より遅い花が多い中、これはいつもどおりというところか・・このあと見に行ったオオバギボウシはようやく花芽が付い...

ナンテン(南天)

狭山丘陵の林で、どこかで見たことがある花が咲いていました。これはナンテンの花ですね。山の中で見ると何だかちょっと違う花のようにも思えてしまいます。ナンテンは関東以西の山林に自生するそうです。さてこれは自生しているものなのか、人が植えたものなのか・・場所的には植えたものという感じではありませんが。もしかしたら園芸用のナンテンの種を鳥が運んだとか、そういうのかもしれません。いずれにしても山の中で自力で...

ドクダミ(蕺草、十薬)

この時期の狭山丘陵でいちばんたくさん咲いている花は何かといえば、このドクダミです。どこを歩いても道端に白い花を見かけます。花と書きましたが、実はこの白い部分は花弁じゃなくて総苞なんですよね。子どもの頃からお馴染みの草で、勝手口のような日陰で湿ったところに生えているイメージが強いです。そんな印象とは裏腹に、利尿作用や動脈硬化の予防、入浴剤にすると肌にもいいらしく、十薬の名も伊達ではありません。そうは...