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たけぽの「続・平常心是道」

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archive: 2010年09月  1/1

シュウカイドウ(秋海棠)

狭山丘陵のとある場所で、明るいピンクの花がまとまって咲いていました。シュウカイドウが自生していて、毎年9月になるとたくさんの花を付けます。今年は猛暑のせいか、ちょっと開花が遅めだったようです。鮮やかな黄色にピンクの取り合わせは、野の花には似つかわしくない華やかさがありますね。もとはどこかの庭に咲いていたか、それとも誰かが持ち込んだのか。ベゴニアの仲間としては例外的に耐寒性があって、冬には冷え込む狭...

アキノノゲシ(秋の野芥子)

狭山丘陵に本格的な秋が来て、春ほどではありませんが花の時期を迎えました。しかし秋の長雨の時期でもあり、休みと天気がかみ合わない日が続いています。間が悪いったらありゃしない。とりあえず撮り貯めたのを小出しにしていきましょう。今日はその名も秋らしいアキノノゲシです。もちろんケシの仲間ではなく歴としたキク科であります。そういえば春に咲くノゲシやオニノゲシもキク科ですね。アキノノゲシとはだいぶ成りが違いま...

ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)

昨日に引き続いてマメ科の花です。淡い黄色がとてもきれいです。昨年初めて見た花で、六道山公園の管理事務所付近の土手一面に咲いていました。今年もそれを期待しつつ行ってみたら・・・ものの見事に丸坊主でした。まるで磯野カツオの頭のような!?とでもいいましょうか。変わった形の花なので是非見ておきたかったのですが残念・・と思ったら、近くの駐車場脇のユキヤナギの植え込みでいくらか咲いていました。来年はまたいっぱ...

ヤブマメ(藪豆)

秋の長雨に洗われた花の紫が瑞々しく見えます。雨もまた楽しからずや   ・・・なんてことはありません。せっかくの平日休みなのに!!昨日の夜から降り始めた雨が一日中降り続きました。昨日はせっかくの好天だったのに仕事に行っていたので、今日は是非とも丘陵を歩きたかったのです。秋の花の時期は短くて、一週見逃すと来年まで待たないと行けなくなったりしますから。午後まで粘ったものの細かい雨は降り止まず、でかけてみ...

オオイヌホオズキ(大犬酸漿)

どの植物の見分けが難しいって、イヌホオズキの仲間ほど難解なものはないと思います。辛うじてそれと分かるのはアメリカイヌホオズキくらいで、あとはかなり怪しげです。実を潰して、種の数やら「粒状顆粒」があるかないか・・なんとか見た目だけで見分けたいものです。これは花が散状につくことと、花弁が反り返ること、花冠が大きめなのでオオイヌホオズキかと思いますがどうでしょう。イヌホオズキは花が総状だし、アメリカイヌ...

オオイヌタデ(大犬蓼)

名前のとおり、イヌタデに比べて大柄な植物です。花穂はイヌタデに似ていますが、長くて垂れています。色は白に近くて「赤まんま」ではありませんね。昨年は拡幅工事のあった林道脇でたくさん咲いていました。今回のは別の場所ですが公園整備の資材置き場みたいな場所で、こちらも丘陵外部からの車両が多く入るところだと思います。もっとも、オオイヌタデは全国に分布しているので、いつからここに咲いているのかは定かではありま...

ヤマハギ(山萩)

秋の七草の萩といえばこのヤマハギ。たぶん、いちばん当たり前に咲いているハギの仲間でしょう。そのわりにはここしばらく縁がなくて、当ブログに登場するのは3年ぶりです。狭山丘陵にもあちこちにあるのに、巡り合わせが悪い時ってこんなものでしょう。これも高いところに咲いていたのを望遠で無理矢理撮りました。ヤマハギとはあまり相性がよくないようです。【写真】ヤマハギ(山萩) マメ科夏の暑い時期から咲いているのを見...

ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)

秋に咲くタデ科の花は変わった名前のものが多いです。アキノウナギツカミ、ウシノヒタイ、そしてこのママコノシリヌグイ。どれもピンクの蝋細工のような花が咲きます。その中で一番最初に咲き、色が濃いのがママコノシリヌグイです。この姿と名前が結びつかない、ものすごい命名センスですね。どうも可愛らしい花と風変わりな名前が不釣り合いなような・・・【写真】ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い) タデ科蔓に鋭い棘があり、...

ユウガギク(柚香菊)

今年もまた悩ましい野菊の季節がやってきました。毎年種類の同定に悩みつつ、いまひとつ自信をもって「これは何々!」と言い切れない感じなんですよね・・ただしこの花はユウガギクでOKでしょう。なにしろ埼玉緑の森博物館の方が立てた(と思う)杭にユウガギクとありましたから。葉の鋸歯もいかにもユウガギクらしいです。野菊の中では開花が早く、夏の暑い時期からちらほらと咲いています。【写真】ユウガギク(柚香菊) キク...

ツリガネニンジン(釣鐘人参)

狭山丘陵においては特別に珍しい植物でもありませんが、2年続けて縁がなかったようです。辛うじて花が残っていたものの、多くが緑色の実を結んでいました。しかも茎は完全に横倒しになっているし・・シャキッと立って風にゆれる姿はなかなか可愛らしいんですけどね。こういう状態のものしか見られなかったのは残念です。来年はちゃんと立っているのを撮りましょう。【写真】ツリガネニンジン(釣鐘人参) キキョウ科まさに釣鐘と...

カセンソウ(歌仙草)

なかなか姿を見せてくれなかったカセンソウがようやく咲きました。昨年は8月上旬には咲いていたので、丸1ヶ月も遅い開花です。昨年の冷夏、今年の猛暑と、夏の気温の影響でしょうか。一時期は砂利置き場になっていた場所で、もう絶滅したかと思った花です。今年も無事に咲きました。個体数はそこそこあったので、これから秋が深まるにつれて咲いてくれるでしょう。今日のところは取りあえず咲いてましたという記録ということで。...

ツリフネソウ(釣船草)

いつの間にか狭山丘陵のツリフネソウが見頃になっていました。埼玉緑の森博物館の近くに大きな群落があって、一面に赤紫色の花を咲かせています。今年もまたこの花の季節が来たのかと思わせる印象的な鮮やかさです。湿地でよく見かける花ですが、他の場所はまだ咲き始めといったところでした。陽当たりなんかの条件によって開花時期が違うんでしょうね。同じ地域でも場所によって少し時期が違うみたいです。今日はお昼から軽く2時...

ノブキ(野蕗)

今使っているカメラ(EOS40D)を買って一番最初に撮ったのがノブキとシュウカイドウでした。まぁ、だからといって思い入れがあるということではありませんが。また9月が来たなと思ったくらいです。ごくごく地味な花ですが、咲きかけは頭花の真ん中が黄緑色になって案外きれいです。花が終わると粘液でくっつく「ひっつき虫」になります。鬼の棍棒みたいなのが自転車のスポーク状にできて、面白い造形です。【写真】ノブキ(...

ゲンノショウコ(現の証拠)

この夏の猛暑のせいか、ゲンノショウコも花が少ないように思います。毎年もっと咲いていたような気がするんですけど、今年はちらほらといった感じです。そもそも、全般的に野の花自体が少ない年のようですけど・・狭山丘陵ではわずかにピンクがかった花と、この写真の白花をよく見かけます。一度だけ赤花を見つけましたが、その翌年以降は一度も見つけることができていません。あれは幻だったのか・・いやいや写真がありますから。...

チョウジタデ(丁字蓼)

狭山丘陵に小さな田んぼがあり、その畦に咲いています。夏の終わり頃は草刈りの時期なのか、タイミングが悪いとものの見事に刈り取られています。おかげで昨年は見つけられませんでした。名前にタデと付きますが、タデの仲間ではなくアカバナ科です。アカバナ科らしく基本的には花弁4枚らしいんですが、狭山丘陵のは5枚のほうが多いように見受けます。狭山丘陵バージョンなのか、花弁の枚数にはおおらかな花なのか・・深緑の葉に...

イヌコウジュ(犬香需)

ここに来て、急に秋めいた気候になってきました。今日の埼玉は朝晩小雨が降って、空気がひんやりと感じるくらいです。次の週末は秋の花の登場を期待してもいいのかな~!?12日の日曜日に、狭山丘陵の何ヶ所かでイヌコウジュの花を見つけました。ごく小さいながら、淡いピンクが可愛らしいです。いかにもシソ科っていう風貌ですよね。よく似たのにヒメジソというのがあり、これも狭山丘陵に咲きます。この写真のは茎が白っぽく見...

ツルマメ(蔓豆)

昨日載せたナンバンギセルの脇で、ツルマメが小さな花をたくさん咲かせていました。マメ科らしい蝶型の花はせいぜい5mmくらいしかありません。でも鮮やかな紫色がきれいです。花のあとには枝豆を小さくしたような豆が出来ます。毛の生え具合といい、色形といい、そっくりです。大豆はこのツルマメを改良してできた品種だそうで、豆を見てなるほどと思ってしまいました。狭山丘陵の至るところで蔓を絡ませ、花盛りです。【写真】...

ナンバンギセル(南蛮煙管)

狭山丘陵の某所でナンバンギセルが咲いているとの情報をいただき、週末に行ってきました。少なくとも月に2回は歩いている場所で、まさかここで!?というようなところでした。灯台もと暗しとはまさにこのことでしょう。ほとんど資材置き場になっているような谷戸の一角で、こんな珍しい植物が自生していることに驚きます。他にも希少な植物が多くみられる場所なので、これ以上荒れないことを祈らずにはいられません。来年もちゃん...

サネカズラ(実葛)

またの名をビナンカズラ(美男葛)ともいいます。昔、この蔓から採った粘液を整髪料として使ったのでこの名があるそうです。狭山丘陵ではあまり見かけない植物で、私は一ヶ所しか知りません。この夏、何か忘れていると思ったら、この花を撮っていなかったのでした。さすがにもう手遅れかと念のために見に行ったら、すでに緑色の実がだいぶ大きくなっています。あちこちの葉をひっくり返して探してみると・・・おお、ありました。き...

キクイモ(菊芋)

9月になって、濃厚な黄色のキクイモが満開になりました。さすがはヒマワリ属だけあって、真夏のような陽差しが似合っています。今年はヒマワリの花をほとんど見ていないので、これをヒマワリに見立てて行く夏を惜しみましょうか・・いやいや、さすがに暑さが収まってくれればと願うばかりなんですけどね。(笑)暑いのは嫌いじゃないんですが、今年の暑さには参りました。天候不順だった昨年の夏が嘘みたいです。そういえば去年は...

クズ(葛)

秋の七草のひとつ、クズの花が盛んに咲いています。8月前半にはすでに咲き始めているので、私としては秋の花という印象も希薄なんですが・・暑くなるとものすごい勢いで蔓を伸ばして蔓延ります。狭山丘陵では至るところで大繁殖しています。昨年あたりはボランティアの方がだいぶ駆除(といっていいでしょう)していたように思うんですが、今年もクズだらけです。アレチウリの繁茂が問題になってたりしますが、クズも大差ないよう...

ヤブラン(藪蘭)

狭山丘陵の林の中は、ヤブランが花盛りです。丘陵内に広く分布していて、この時期の花としては最も多い部類でしょう。とはいえ、ちゃんと花びらが開いているのは少ないですが・・この花がたくさん咲くようになると夏も終わりかなと思います。猛暑日続きの暑い夏も、関東地方はどうやら終わりそうでホッとしています。暑い夏でした。スズラン科と聞くと寒さに強そうなイメージを持ってしまいますが、分布は関東以西とのこと。温暖な...

ツルボ(蔓穂)

名前は蔓とつきますが、蔓性の植物ではありません。地面からすっと伸びた花茎の先の総状花序に淡い紫の花を咲かせます。そういえばツルボって花もあったね・・と、もう終わったかと見に行ったらいっぱい咲いていました。でも、どれも花序が小さくて、花の数が少ないようです。猛暑のせいで育ちが悪いのかもしれません。今日の東京は台風崩れの熱帯低気圧の接近で、午後は大雨でした。どうやら最悪の時間に外出したようで、地下鉄に...

スズメウリ(雀瓜)

まったく衰える気配のない猛暑の中、狭山丘陵の田んぼで小さな白い花を見つけました。夏の終わり・・というか秋口に咲くスズメウリの雌花です。細い蔓をまわりの草に絡ませながら伸ばして、小さな花を咲かせていました。花の頃には細長い子房がついていて、可愛らしいです。花の頃は瓜らしく楕円ですが、成熟するに従ってまん丸になります。白っぽい緑で、超小型のプリンスメロンのような形とでもいいましょうか。【写真】スズメウ...

北海道5日目~釧路湿原・細岡大観望

8月23日、北海道最終日もまだ粘る粘る・・・多和平をあとに、釧路湿原東側の細岡展望台に向かいました。ここは目の前にくねくねと蛇行する釧路川の姿が見えます。例によってパノラマにしました。画像クリックでフォト蔵に飛ぶようになっています。細岡展望台から見た釧路湿原(右) posted by (C)たけぽただしあまりにも広くて、全部繋ぐとリボンかトイレットペーパーみたいに細長くなるので二分割です。で、これが右側(上流)...

ツルリンドウ(蔓竜胆)

ようやく、ツルリンドウの花を見つけました。一昨年、昨年と2シーズン続けて見つけられず、今年も見逃したかと思っていたら、ついにご対面です。まるで盛夏のような暑さの中で、涼しげに咲いていました。この花を見つけた場所は、8月中旬から週に一度は歩いていました。小さな蔓はいくつかみつけたのの、花はどこにもありません。昨年の冬に赤い実を見た場所なので、必ず咲いているはずと今日も行ってみると・・そこだけ木漏れ日...

北海道5日目~多和平(標茶町育成牧場)

8月23日、北海道5日目はもう埼玉に帰る日です。5日間なんて始まってしまえばあっという間ですね。屈斜路湖畔のホテルをあとに、釧路に戻ります。もちろん、まっすぐ戻ったのではもったいないので寄り道しながらです。最初にいったのは多和平の展望台。正式には標茶町育成牧場というようです。ここは360°どっちを向いても広大な牧場が広がっています。展望では前日に訪れた開陽台に引けを取りません。とにかく広い牧場で、...

オトコエシ(男郎花)

真夏の暑い時期は花の種類が少なく、そんな時期に咲くので当ブログのネタになりやすい花です。狭山丘陵ではあちこちで咲いていて、ここにもあるんだなんて思いながら歩いています。いつも咲き始めのところばかり撮ってますけど、今日のは花序が伸びきっているようです。こんなに広がって咲いているのもあまり見たことがありません。昨年載せたのに比べると、圧倒的に花が多いです。これも猛暑のせいでしょうかね。昨年はあまり夏ら...

北海道4日目~開陽台展望台

8月22日はウトロから知床峠を越えて、標津方面に向かいました。この日はずっと雨予報でしたが、幸いにして朝にはもう雨が上がっていました。しかし残念ながら知床峠では雲に手が届きそうで、羅臼岳も見えません。これから向かう方向が明るいのが救いです。まず向かったのは野付半島で、竜神崎の灯台まで行ってみました。野付の写真は改めて・・野付に着く頃には天気も回復して、青空が見えてきました。晴れると暑いんだな・・北...

イヌトウバナ(犬塔花)

特に珍しい植物ということはないと思いますが、狭山丘陵では見かけません。私が知っているのは一ヶ所だけで、結構な数がまとまって咲いています。気付いていないだけで、きっとほかにもあるんでしょうね。この近くにはマツカゼソウもあって、気が付くと群落といってもいいくらいでした。他の草に紛れて見落としていたようです。マツカゼソウを載せたのは8月7日で、すでに1ヶ月近く経っていますから、この草は花期が長いようです...