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たけぽの「続・平常心是道」

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archive: 2013年04月  1/1

ミヤマガマズミ(深山莢迷)

ガマズミ3兄弟の見分けは今年の3月2日の記事で「見切った」と大見得を切っておきながらすっかり忘れてました。昨日は息抜きしたので今日は当ブログ初登場のミヤマガマズミにしました。少なくともミヤマガマズミと認識して載せるのは初めてです。ひと目で分かる特徴は、葉の先端が急に細くなって尖っている点と、1cmくらいの葉柄があるのと、開花時期がガマズミよりも早くてコバノガマズミと同じ時期に咲いていること・・でい...

ノミノツヅリ(蚤の綴り)

この3連休は狭山丘陵を毎日歩いて、写真もだいぶ撮りました。初めて見た植物もいくつかあって、これから咲く花が楽しみです。土曜日は観察会、日曜日は植生調査と、終わってからも撮った写真を見て植物の同定とか、数が多くて熱が出そうです。(笑)ということで、今日は何も考えずに肩の力を抜いてそこいらへんによくある花でいくことにします。まだ葯がピンク色のを選んで撮りました。名前はさておき、かわいいなぁ。無心にこう...

キンラン(金蘭)

先週末あたりから狭山丘陵のキンランが咲き始めました。例年よりやや早めといったくらいで、それほど違和感のない開花時期です。花が咲くと同時に、あちこちで盗掘被害が出ているのは例年どおりです。最近、キンランの生態についてはだいぶ詳しくわかってきていて、特定の樹木から特定の菌類を介して栄養を摂取しているそうです。どれかひとつでも欠けると数年で枯死するので、盗んで持ち帰っても枯らせてしまうだけです。そもそも...

ツルカノコソウ(蔓鹿子草)

小さな花が集まって咲いている姿はオトコエシに似ています。ハルオミナエシなんていう別名があるそうで、悪くない呼称だと思います。この写真の花はわずかにピンクが入っていますが、白だけのが多いかなと・・東京都、埼玉県ともレッドデータブックに載っているので狭山丘陵でも少数派でしょう。去年は4月30日に撮っていましたが載せていません。たぶん写真の出来がよくなかったので出番を失ったようです。その代わり今年はたく...

ニリンソウ(二輪草)

一昨日にイチリンソウを載せましたので、ニリンソウも載せておきましょう。昨年は4月後半、大型連休の初めに撮ってましたから今年はだいぶ早くに撮りました。まぁ昨年は何とか咲き残っている状態で、今年は花のピークの頃ですから比較するのもどうかと思いますが。大振りな花を咲かせるイチリンソウに比べてコンパクトな花ながら、大群落をなして咲き誇る姿は一見の価値があります。こんな群落を見たのは何年ぶりだろう!?イチリ...

ウスジロカントウタンポポ(薄白関東蒲公英)

毎年定点観察を行っているタンポポです。舌状花の色が薄くてクリーム色である点を除けば、特徴はカントウタンポポと同じです。周囲に普通の色のカントウタンポポが咲いているんですけど、交雑しないんでしょうか。背景のタンポポが普通の色なので、いかに薄い黄色かよく分かると思います。毎年同じ場所に10株かそれ以上咲くので、色の薄い遺伝子を受け継いでいっているんでしょうね。今年はもう終わってしまったかな。また来年も...

イチリンソウ(一輪草)

昨年の日記(2012年4月23日)に、狭山丘陵ではほとんど見かけませんと書きましたが、前言撤回です。今年はあちこちでイチリンソウを見つけました。要するに、どこにあるのか知らなかった、ということです。とはいったものの、花の時期にめぐり合ったのはごくわずかで、ことごとく週末の悪天候に阻まれてタイミングを逸してしまいました。唯一、これが見頃に撮った一輪、まさにイチリンソウになっちゃいました。逆光でしたが...

ツボスミレ(坪菫)、ニョイスミレ(如意菫)

白くて小さなツボスミレ(ニョイスミレ)が大群生していました。もう、行けども行けどもツボスミレというくらいでした。このスミレが群れなして咲くとそろそろスミレの季節も終わりかな・・4月の中旬でこれほど盛大に咲いているのを見た覚えがないです。20、21日と2日とも狭山丘陵を歩きましたが、アリアケスミレとマンジュリカ、アメリカスミレサイシン以外はおおむね終わってしまっていました。今年のスミレはあっという間...

クチナシグサ(梔子草)

花だけ見たらゴマノハグサ科っぽいですね。従来の体系ではゴマノハグサ科に分類しているのもこの花の姿によるものなのか?イネ科の植物に寄生する半寄生植物で、今年は何ヶ所かでたくさん咲いていました。昨年はそんなに見かけなかったんですが、たまたま行き当たらなかったのか、それとも裏年だったのか!?大発生するサイクルがあるんでしょうか。狭山丘陵某所では一面といっていいくらいたくさん咲いていてびっくりしました。【...

招かれざる客!?

このところ雨の週末が多いので、雨の隙をついてポイント決めて出かけてきました。当ブログは基本的に狭山丘陵に自生している(と思われる)植物を載せています。でも今日はこれは何だ!?というのをふたつばかり載せてみます。まずはシロヤマブキ(白山吹)から。中国地方と長野県の限られた場所に自生し、環境省レッドリストで絶滅危惧IB類となっています。ただし園芸用にはごく普通に出回っているものです。狭山丘陵に自生して...

ツクバネウツギ(衝羽根空木)

このところ週末ごとに天気が悪くてどうにもよくないサイクルにはまっているようです。今日は夜になってから雨という昨日の予報が覆って、午後3時くらいから雨ということで、お昼から行けるところまで行こうと出かけてきました。結局天気予報どおり3時前から本降りの雨になって万事休す。かといって手ぶらで帰ったわけではなく、丘陵の尾根付近でツクバネウツギを見つけました。昨年も同じのを撮っていたようですけど時機を逸して...

ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛)

ここ数年通っている大群落は悪天候に阻まれて見逃してしまいました。今年はナガバ君には会えないかと思っていたら、別の場所で発見~。よかったよかった。これは淡い水色でした。紫っぽいのや真っ白なのまで、場所や個体で微妙に色が違います。色違いを探して歩くのも楽しいものです。【写真】ナガバノスミレサイシン(長葉の菫細辛) スミレ科階は時期は早いほうなので今年は見逃したかと思いました。小さな丘陵でも場所によって...

マルバコンロンソウ(丸葉崑崙草) 

アブラナ科タネツケバナ属はとても種類の同定が悩ましいです。これ、オオバタネツケバナかと思ってましたがマルバコンロンソウでした。谷の水辺など湿ったところに咲いています。花はタネツケバナ属としては大きく、きちんと開いた四弁です。茎や葉に細かい毛が生えているのがどうもタネツケバナの仲間っぽくないというか・・タネツケバナやミチタネツケバナは毛深いということはないですからね。【写真】マルバコンロンソウ(丸葉...

マルバアオダモ(丸葉青梻)

この花を載せるのは初めてじゃないよなぁ・・と思いつつ検索してみたら、3年前に一度載せていました。近いところに咲いていなかったので、望遠で撮ったり木全体を撮ったりしていました。低いところに咲くのがあるよ・・ということで行ってみると・・まだ小さな木ながら、しっかり花が咲いていました。間近に見たのは初めてです。たぶん・・しかしこの花はどういう構造なんでしょう。白くて細長い花弁らしきものと、黄色い葯らしき...

フモトスミレ(麓菫)

小さなスミレですけど真っ白な花弁に鮮やかな紫色が美しい花です。葉も硬そうで、カッチリと生えて咲いているように見えました。アオイスミレやタチツボスミレにやや遅れて咲く、狭山丘陵ではスミレシーズン中盤の花です。フモトスミレは変種が多く、全体に紫色のや真っ白の花もあるとか。狭山丘陵で咲いているのはもっぱらこのタイプです。狭山丘陵のは紫色の模様が鮮明だといわれるようですが、いかがでしょう。【写真】フモトス...

ノミノフスマ(蚤の衾)

田んぼの畔でハコベに似た白い花があちこちに咲いています。ハコベと違って花びらがほぼ水平まで開くのでひと目で違いが分かります。花びらは10枚あるように見えて、ハコベと同じくV字型のが5枚です。1cmに満たない花ですけど、さすがはナデシコ科だけあって美しいじゃありませんか。ハコベに比べたら大きめで花の密度が濃いので見栄えがします。まぁ、田んぼにとっては邪魔者なんでしょうけど。【写真】ノミノフスマ(蚤の...

ジュウニヒトエ(十二単)

野草観察会に行く途中、早く着いたので寄り道してジュウニヒトエを見に行ってきました。例年ならまだちょっと早いかなというところだと思いますが、今年は予想どおり見頃の咲き具合でした。シソ科キランソウ属だけあって花の形はキランソウにそっくりです。違うのは色と、塔のように花が積みあがるように咲くところですね。セイヨウキランソウ(アシュガ)は紫ですけど在来種のジュウニヒトエはほぼ白です。【写真】ジュウニヒトエ...

アリアケスミレ(有明菫)

白地に鮮やかな紫のストライプの花弁がお洒落なスミレです。私の中ではスミレシーズン終盤戦の主力メンバーで、マンジュリカとの2枚看板です。狭山丘陵に咲く多くのスミレの中でも特に気に入っています。昨年は4月22日に撮っていたというのに、今年は4月6日時点ですでにいい具合で咲いていました。普通ならヒカゲスミレ(ハグロスミレ)など中盤戦のスミレの時期なんですけど、今年は3月の高温が影響しているのでしょう。ち...

スミレ(菫)

スミレは種類が多いものの「何とかスミレ」じゃなくて「スミレ」という名前の花はこれです。狭山丘陵には20種類以上のスミレが咲きますので、この花は「マンジュリカ」と呼ぶことが多いです。学名 Viola mandshurica は直訳すると満州のスミレ、ですかね。先週末はほとんど見かけなかったマンジュリカ、今日はたくさん咲いていました。一週間でこうも違うものかと驚いてしまいます。しかもまだ4月も10日を過ぎたばかり、昨年...

ヒメスミレ(姫菫)

花の大きさが1cmほどの小さなスミレです。花の割には距が太く、ちょっとアンバランスなようにも思えます。小さくても繁殖に必要な蜜はたいして違わないということでしょうか。3月中にヒメスミレを撮ったというのも過去になかったです。咲いていたのかもしれませんが、少なくとも撮っていませんでした。どうやら今年は4月の上旬でほぼすべてのスミレが出揃ってしまったようです。【写真】ヒメスミレ(姫菫) スミレ科曇ってい...

ヒカゲスミレ(日影菫)

4日連続で初登場の花が続き、少々力が入った感があるのでここらで息抜きしましょう。それに、スミレたちの出番がなくなりそうだし。この花は昨年までタカオスミレとして載せていましたが、今年からはヒカゲスミレで載せることにします。ヒカゲスミレの葉は通常両面緑色ですが、狭山丘陵で咲くのは表面が茶褐色で裏面が緑色です。裏まで茶色だとタカオスミレ、表だけ茶色だとハグロスミレと呼ぶそうです。ここまで分けると少々やや...

セキショウ(石菖)

当ブログ初登場の花がなんと4日も続いています。狭山丘陵にはまだ見ぬ花がたくさんありそうで、楽しみなことです。毎週末、トレジャーハンティングにでかけているような・・細長いヤングコーンみたいなセキショウの花は初見です。この群落は秋に確認していて、咲くのを楽しみにしていました。他にも2ヶ所ばかり群落をチェックしています。それ以外の場所では見たことありませんが、きっと人知れず咲いている場所があるんでしょう...

シロバナタチツボスミレ(白花立坪菫)

純白のタチツボスミレが咲いていました。オトメスミレがあちこちに咲く場所なのでこれもオトメかなと思ってうしろから距を見たら白でした。オトメスミレなら距のみ紫色が残っているので、これはシロバナタチツボスミレでよろしいでしょう。昨年、岸田んぼの駐車場の奥でも見かけたんですが、今年行ってみたら生育していた場所には草1本ありませんでした。どうやら公園整備ではがされちゃったようです。ことしはもう見られないかと...

ミツバツツジ(三葉躑躅)

これほど猛スピードで春がやってくると、撮るのも撮ったあとの処理もぜんぜん追いつきません。春の交通安全週間だし、スピード違反でキップ切っておいて欲しいくらいです。スミレもたくさんスタンバイしてるのに出番がまわってきません。やはり過去に載せていない花がプライオリティ高いですので、今日はミツバツツジです。前から狭山丘陵にも咲くよと聞いていましたが、ようやく遭遇しました。朱色のヤマツツジはいっぱいあるんで...

ムラサキコマノツメ (紫駒の爪)

・・って何だ!?スミレでした。ニョイスミレ(ツボスミレ)の花は唇弁に紫の模様が入ってその他の部分はおおむね白ですが、これは側弁や上弁も紫色です。まずはA地点(ってどこや)で咲いていた個体。今日見た中ではいちばん色が濃かったです。う~ん、今まで気にしたことなかったなぁ・・全部ニョイスミレで済ましてました。【写真】ムラサキコマノツメ (紫駒の爪) スミレ科ニョイスミレの紫色のもので、葉が馬の蹄に似てい...

ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)

淡い紫色が絶妙な花です。小さいながら、この色に惹かれて毎年撮っています。狭山丘陵ではあちこちに咲いて、特に珍しい花ではありませんが、多摩丘陵あたりでは見かけなくなったという話も聞いています。よく似た花でヤマエンゴサクというのがあって、これは狭山丘陵の北の加治丘陵に咲くそうですが狭山丘陵では見たことがありません。ごく近い距離なのに、咲く花が違うというのも興味深いです。もしかしたらどこかでひっそりと咲...

オカスミレとアカネスミレ

珍しいことに今日もスミレ2種類の豪華版(!?)です。というか、どちらも終わりかけでかろうじて咲いていたのを雨中無理繰り撮ったので、せめてふたつ載せておこうかと・・それに、非常によく似たスミレだし。まずはオカスミレです。こちらは何とか2輪咲いていて、近くに別の株もありました。この写真で、花茎につやがある=毛がないことが分かると思います。オカスミレは側弁の付け根以外は無毛だそうです。【写真】オカスミレ...

アカシデ(赤四手、赤垂)

樹木は花でも咲いていないとなかなか見分けが難しいです。これは、花さえ咲いていれば割りと分かりやすいかもしれません。アカシデの雄花です。花序は枝に直についてぶら下がっていて、木全体がこんなです。雨に打たれていっそう赤味が増していたようにも思えます。クマシデは何ヶ所かで見ていましたけど、アカシデを撮ったのは初めてのような気がします。これでまたひとつエクスペリエンスが上がったかな。【写真】アカシデ(赤四...

ムラサキケマン(紫華鬘)

去年は4月中旬に開花したムラサキケマン、今年は3月中に咲いていました。この花も昨年に比べて半月くらい早いようです。独特の花は何度見てもどうしてこういう形になったのか、不思議でなりません。今日は何を載せようか逡巡してしまいました。雨ニモ負ケズ、案外がんばっていろいろ撮ってきたので、あれもこれもと思いつつ、結局水滴がきれいだったのでこれにしました。そろそろシロヤブケマンも咲いているかな。【写真】ムラサ...

オトメスミレとサクラタチツボスミレ

今日はなんと豪華2本立てです。吝嗇家の私が一度に2種類載せるのはめったにないことです。いずれもタチツボスミレの変種で、色以外の特徴はタチツボスミレです。まずはオトメスミレ。花弁が真っ白で、距の部分だけが紫色です。箱根の乙女峠で牧野富太郎博士が発見・命名したそうで、これは花のイメージに近いいい名前ですね。とてもハキダメギクと名付け親が同じとは思えない・・【写真】オトメスミレ(乙女菫) スミレ科いくつ...