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たけぽの「続・平常心是道」

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archive: 2013年05月  1/2

ヤマウルシ(山漆)

狭山丘陵にはヤマウルシの木がいっぱいあって、秋になるときれいな紅葉を見せてくれます。それに比べて、春に咲く花はなんと地味なことか。もう葯が茶色くなって花も終わりの時期だったのでしょうがないんですけどね・・きっと今頃は小さな丸い実をいっぱい付けていることでしょう。明日は狭山丘陵を歩くつもりなので、どこかで出来損ないのスカスカのブドウの房みたいな実を見ることができると思います。梅雨に入ったし、晴れ間は...

テイカカズラ(定家葛)

背の高い樹木に緩やかに絡みつき、はるか梢の高みまで上り詰めてプロペラのような花を咲かせます。花が地面に落ちている場所で空を仰ぎ見るとテイカカズラが咲いていた、ということが多いです。こんな具合にマクロレンズで接写できる場所に咲いてくれるのは少数派です。昨年は終わりかけだったので今年は時期に気をつけて、盛りの頃に見に行きました。こうしてみると、テイカカズラの花って思った以上に黄色いのね!白い花だとばか...

コアジサイ(小紫陽花)

本日5月29日、関東甲信越地方の入梅発表がありました。ということで、短絡的思考にもほどがありますが、本日はコアジサイです。梅雨=アジサイというイメージながら、コアジサイって入梅前に咲くんですよねぇ。庭木のアジサイのような装飾花はなくて、両性花のみです。質実剛健という言葉が適当かどうかはさておき、無駄がありません。花弁はほぼ白に近く、雄しべの軸の色の濃淡が花の色に見えるようです。【写真】コアジサイ(...

ハナニガナ(花苦菜)

苦いかどうかは食べたことがないので分かりませんが、そういう名前です。キク科の花の特徴は小さな花が複数集まってひとつの花(頭花)に見えること。ニガナは5弁花が5~6個集まってひとつの花のように・・あれれ、舌状花の数が多すぎるよ、これ。どう見ても10個前後ありますね。通常のニガナは舌状花5個くらいだから、単なるニガナではありません。ということで、これはハナニガナでした。ニガナは何度も載せてますけどハナ...

マルバウツギ(丸葉空木)

形が端正で色も美しい花です。ウツギと名のつく樹木はたくさんありますが、こと花に関してはマルバウツギがいちばん好きです。今年も見逃したか・・と思ったら、話の中で小さな木が花を残していました。白い星型の花弁の中心にオレンジ色の花盤が鮮やかです。狭山丘陵には好くなからずあるんですが、このところどうも少しタイミングがずれているようです。今年は今までと違って何でもかんでも手当たり次第に撮る、というのはやめま...

サイハイラン(采配蘭)

いつも見に行く場所のサイハイランが満開になりました。むしろ数日遅かったくらいです。調べてみたら昨年も今年と同じ5月26日撮っていてジャスト見頃だったので、サイハイランも今年は少し花が早いようです。この形はまさに戦場で武将が振る采配にそっくりで、見た目に近い名前だと思います。今年は植生調査のお手伝いに参加していて狭山丘陵のあちこちを歩き回っていて、サイハイランが多いのには正直言って驚きました。花茎が...

エンシュウムヨウラン(遠州無葉蘭)

以前からぜひ見たいと思っていた花のひとつです。今日あたりはまだ早いかなとも思いましたが、思いがけずきれいに開花しているのを見つけることができました。その名のとおり葉のないランで、光合成ができないので何らかの菌類に依存して生きているのは間違いありません。従来(今も)、腐生蘭なんていう呼ばれ方をしていましたが、菌寄生蘭なんていう呼び方もあるらしく、こちらのほうが実態を表していると思います。花は小さいな...

オカタツナミソウ(丘立浪草)

毎年必ずといっていいくらい載せている花です。何度見てもダチョウの頭にしか見えないんですよね・・タツナミソウ属にも何種類かあるようですけど、狭山丘陵ではオカタツナミソウしか見たことがありません。おそらくこれ1種類しかないんでしょうねぇ・・狭山丘陵を8年ほど歩いていますが、見たことがありません。【写真】オカタツナミソウ(丘立浪草) シソ科どの花もみんな同じ方向を向いています。太陽のほうを向くんでしょう...

スイカズラ(吸葛、忍冬)

姿が見えなくても匂いだけで咲いているのが分かる花があります。ヒサカキや山栗、リョウブなどいい香りから臭い部類まで様々です。これは甘ったるい香りの代表格ですね。狭山丘陵ではいたるところで甘い香りを振りまいています。たくさんあるものの、いちばん立派で花が多かったのは子どもたちが通学していた小学校の正門脇のフェンスに絡まっていたものでした。毎年この時期、朝晩の通勤時に初夏の到来を感じさせてくれます。ちな...

オオニワゼキショウ(大庭石菖)

思わぬところでオオニワゼキショウの群落に出逢いました。期せずして見つけたのでちょっと得した気分です。このあと、別の場所にオオニワゼキショウを撮りに行こうと思っていたので、とりあえず撮っておきました。ところが、毎年一面に咲く場所で家族連れがピクニックシートを広げてました。お楽しみ中のところをどいてくださいとも言えませんから、別の場所で撮っておいてよかったです。5月の爽やかな休日でしたから、そりゃ親子...

スイバ(酸葉)

いかにも雑草らしい雑草ですけど、きれいな花じゃありませんか。これは雌花で、雄花はギシギシに似て雄しべが目立ちます。前回はいつ載せたかも思い出せないくらい久々の登場です。スカンポなんていう別名もあって、うちの親父は昔はたまに食べたなんて聞いたことがあります。シュウ酸を含むので食べるのは避けたほうがよさそうに思います。スーパーやコンビニでおいしいものいっぱい売っていて、ほかにいくらでも食べるものありま...

ガマズミ(莢蒾)

5月も中旬になって、それまであちこちで咲いていたコバノガマズミやミヤマガマズミの花が姿を消し、ガマズミの花が咲き始めました。いままで気にしたことがなかったんですが、ガマズミの花はコバノガマズミやミヤマガマズミと入れ替わりに咲くんですね。・・ということを昨年だか確認しておいてすっかり忘れてました。忘れていても植物はきちんと季節が分かっていて、コバとミヤマが咲き終わるのを見計らうように登場してきました...

ハンショウヅル(半鐘蔓)

昨日のタマノカンアオイに続いて、これもまたずっと見たいと思っていた花です。特に珍しいというほどではないみたいですが、狭山丘陵では見たことがありませんでした。これも単に気づいていなかっただけということなんですが・・この花のありかは偶然フィールドで出会った知人に案内していただきました。私の通常コースからやや外れていたので気が付かなかったようです。Oさんありがとうございました。花は2本の蔓に全部で8個く...

タマノカンアオイ(多摩の寒葵)

ついに、ようやく、とうとう、やっとのことでタマノカンアオイとご対面となりました。花の時期には若干遅めかもしれませんが、咲いたばかりの鮮やかな紫色の花もあり、十分すぎるくらいに楽しませてもらいました。狭山丘陵に多く生息するカントウカンアオイは晩秋に花を付け、長いこと花(というか萼筒)が残っています。対してタマノカンアオイは5月頃に咲き、咲き終わると萎れてしまいます。そのため花を見ることのできる期間は...

カキネガラシ(垣根芥子)

この花、最近載せたような気がしたと思ったら、昨年撮ったのを3月に載せていました。さすがに似たような写真ばかり載せられないので、ちょっと雰囲気を変えて今年の分を載せておきます。なにせ貧相な草なので撮りにくいです。比べるとしたらハエドクソウあたりですかね・・アブラナ科の中でもずば抜けて見栄えのしない咲きっぷりです。・・なんていったらかわいそうだけど。【写真】カキネガラシ(垣根芥子) アブラナ科貧相とい...

オヤブジラミ(雄藪虱)

オヤブジラミは毎年観察していますが、これほどまでに鮮やかな紫色を帯びた個体を見たのは初めてです。しかも5月4日に咲いていましたので、花の時期としても早いと思います。昨年は5月21日に撮っていました(が未掲載)ので、ちょっとびっくりです。この分だとヤブジラミの登場も早いでしょうね。ヤブジラミとオヤブジラミはよく似ていますが狭山丘陵では咲き始めの時期が1ヶ月くらい違って、オヤブジラミが終わる頃にヤブジ...

ノイバラ(野茨、野薔薇)

山の緑がいつの間にやらすっかり濃くなりました。5月も中旬になると晴れたら日差しが力強く、少し動くと汗が出ます。植物も初夏の花が登場してきて、狭山丘陵ではあちこちの湿地でノイバラが咲き始めています。ノイバラはほとんどが白い花なんですが、時折ピンク色の花を咲かせるのがあって、これがまた淡いいい色なんです。なので、ここ数年ピンクのノイバラを探しています。今日はいい具合に色の入ったのを見つけました。まだ咲...

ササバギンラン(笹葉銀蘭)

連休あたりからササバギンランを狭山丘陵のいろんなところで見つけました。GWの頃はこれから咲くようなのばかりでした。それがいつの間にか花の時期も終わりかけに・・何ヶ所かで見たものの、結局は去年と同じ株を載せます。花の数が多く、株自体も大型で、かなりの年季ものだと思います。昨年までは同じくらいのが2本出ていたのに、今年は1本だけでした。どうしたことか・・【写真】ササバギンラン(笹葉銀蘭) ラン科ギンラ...

チチコグサ(父子草)

ハハコグサの花だけぐっと地味にしたような感じです。在来種のチチコグサは狭山丘陵ではそれほど見かけません。このチチコグサのそばには外来種のウラジロチチコグサが幅を利かせてのさばっていました。どうも「父」とか「男」と付く花は地味なのが多いようです。オミナエシに対してオトコエシ、ハハコグサにチチコグサ、例外的なのはオトコヨウゾメなんていう可愛らしいのもありますが。調べてみたらWikipediaに面白い記載があり...

ニワゼキショウ(庭石菖)

5月の連休が終わると春先の花がすっかり姿を消し、初夏の花の登場です。この時期、狭山丘陵の各地で草刈りが行われるので、そういう場所はとっとと見ておくべきものはみておかないと原っぱ全体が丸坊主になっていることもあります。思ったとおり、ブタナの大群生が跡形もなく・・・手遅れだったかと思いつつアリアケスミレの原っぱに行くと、草刈りはまだこれからでした。シロツメクサが一面に咲いているように見えて、近寄ってみ...

ヤブデマリ(藪手毬)

どうもこの花には縁が薄いらしく、はなはだ残念なことです。今日見つけた木はすでに終わりかけでした。盛りの頃には美しい花なんですけど・・ガクアジサイをふたまわりほど小さくしたような花序で、周囲の装飾花の形に特徴があります。その中に両性花が咲くのはガクアジサイと同じですが、両性花の姿はガマズミに似ています。ほとんどの場合、下から見上げるようなところに咲いているので、上から撮れるチャンスにめぐり合いません...

ハルジオン(春紫苑)

そこらになんぼでも咲いている雑草とか何とか言いながらも、毎年コンスタントに載せています。子どものことからおなじみの花なので、はるか昔を思い出すせいか。はたまた単に美しいと感じるからなのか。小学校に入った頃に住んでいた荻窪のアパートのそばの空き地を埋め尽くしていたのは紛れもなくこの花でした。調べてみたら大正時代に観賞用に持ち込まれたものが繁殖し、全国的に増えたのが1950年代とのことです。私の子供の...

コバノガマズミ(小葉の莢迷)

4月30日にミヤマガマズミを載せたので、次はコバノガマズミを載せて比べてみようと思っているうちに連休も終わってしまいました。あっという間に10日も過ぎています。どうしましょう。・・なんて言っているのも時間の無駄なので、まずは4月20日に撮ったものから。ミヤマガマズミとは葉の形が違います。葉が小さくて葉柄がなく、茎に直接付いているように見えます。花は・・う~ん、どこが違うのか、ちょっと小さめか!?花...

フジ(藤)

狭山丘陵は桜の木が多が有名です(たぶん)が、なんといってもフジの花の名所だと思います。場所によっては斜面一面を紫色の花が埋め尽くすほどです。しかし2012年はフジの花をまったく見ませんでした。前回載せたのが2010年ですから実に3年ぶりということになります。2010年は山中がフジの花だらけで、こんなにフジの蔓があったのかと驚くばかりでした。今年はそこまで行かないまでも、まずまずの咲きようかと思いま...

カントウマムシグサ(関東蝮草)

テンナンショウ属の花に出会ってみたいと、ずっと以前から思っていました。恋焦がれていたといっても過言ではないくらいです。昨年までは葉すら見たことがなかったのに、今年はどうしたことか・・クリアな緑色の仏炎苞が薄暗い林でひときわ鮮やかでした。これこれ、こういうのが見たかったんです。しかしここは以前から何度も訪れていた場所なんですけどね・・気持ち悪がる人もいるようですけど、これは造形美の極致といってもいい...

ハナイバナ(葉内花)

これってキュウリグサ!?・・にしては花の数が少なすぎるし、色もちょっと違うような。あまりにもキュウリグサが多いので気にしたこともなかったハナイバナでした。キュウリグサはくるりと巻いた花序が伸びながらたくさんの花を順に咲かせていきます。対してこちらは葉の間に花を咲かせるのみです。これが名前の由来ということですね。花の大きさはキュウリグサと同じく3mmくらいで、中心部のポンデリングみたいな形の部分がキ...

ノニガナ(野苦菜)

時々訪れる谷戸の奥にノニガナが咲いているとの情報をいただいたので行ってみました。残念ながら花の時期を逸してしまい、花の残骸のようなのがひとつだけ残っている以外は全部終わっているようでした。ただ、この個体だけはまだ蕾が残っているので、運がよければまだ咲くかもしれません。花の写真というには憚られるんですが、初登場ですので来年はきっちり咲いているのを載せるという宿題つきにしておきます。ざっとみたところ1...

ギンラン(銀蘭)

昨年は登場の遅かったギンラン、今年は4月中から咲いていました。でも、花の見頃は今でしょ!?ということで、今日は撮りたてのギンランです。黄色いキンランに対して白いギンラン、同時期に咲くしゴールデンウィークだし、金銀に囲まれて気分のいい丘陵散策をしてきました。林の中で咲く純白の花は撮りにくいです。カメラの性能に助けられた感もあって、やっぱり道具も必要だなと思いました。【写真】ギンラン(銀蘭) ラン科キ...

アマドコロ(甘野老)

先週はまだ蕾だったアマドコロ、そろそろ開花しているはずと思って見に行ってきました。小さな株で、今年の花はわずかに3個だけです。予想どおり、2番目の花がいい具合に開いていました。狭山丘陵では初めて見ました。なので、言うまでもなく当ブログ初登場です。多年草なので来年はもっと大きな株に育つでしょう。周囲に3株ほどあったので、これからの成長を見守りたいと思います。来年はこれも盗掘対策が必要かもしれません。...

ハナイカダ(花筏)

この花は3年ぶり2回目の登場です。今年は初めて雄花を見つけました。葉の中央に3~5個の花をつけていて、雄しべが見えるので雄花と分かります。いろんな花がある中で、葉の真ん中に花が咲くというのも珍しいですね。枝から花までの葉脈が太いので、進化の過程で葉柄と花柄が一体化してしまったんでしょう。花筏の名前も言いえて妙です。【写真】ハナイカダ(花筏) ハナイカダ科ヨメノナミダ(嫁の涙)という別名があります。...