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たけぽの「続・平常心是道」

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archive: 2013年06月  1/1

ハエドクソウ(蠅毒草)

狭山丘陵のどこにでも咲いているし、特にこれといって目立たないせいもあって昨年は載せていませんでした。今年は昨日、今日とハエドクソウに注目して観察してみました。以前から少し気になっていたことを解決するためです。とりあえずはハエドクソウの花です。林縁の半日陰みたいなところにいるので、暗くて撮りにくいことが多いです。しかも小さいし疎らだし、風が吹いたらやたらと揺れるし。【写真】ハエドクソウ(蠅毒草) ハ...

エビヅル(蝦蔓、葡萄蔓)

ここ数年、というかこの花を見つけて以来欠かさず載せていると思います。つまり、こういう花が好きなんです、たぶん。堂々たる雄花です。とはいえほんの数センチの高さなんですが。昨年は8月に入って、すでに実ができているのに花が咲いていましたから、蔓を伸ばしながら順に花を咲かせていくんでしょうね。長いこと花を咲かせることができるというのは蔓植物の得た特性かもしれません。【写真】エビヅル(蝦蔓、葡萄蔓) ブドウ...

オカトラノオ(丘虎の尾)

梅雨時に白い虎の尾があちこちに群生して波打っています。狭山丘陵ではごく普通の花で、いろんなところで咲いています。面白いのは、どの花もみんな同じ向きにたなびくように弧を描いていること。きっと太陽の向きとか、決まった理由があるんでしょう。何かのメカニズムのおかげか、ほとんど(一部ひねくれ者あり)みんな同じ向きです。南か、やや南西か、面白いものです。【写真】オカトラノオ(丘虎の尾) サクラソウ科花序のた...

バイカツツジ(梅花躑躅)

見た目はツツジの花のイメージとはちょっと違いますね。かろうじて花弁の模様がツツジらしいです。園芸品種やヤマツツジのように賑やかに咲くことはなくて、ちらほらと白い花を咲かせています。花が2個並んで咲いていました。これはかなり密度が高いほう!?一昨年まで気づかなかったのはあまりにも花が疎らだったせいかもしれません。ここ3シーズンは随分たくさん見ましたが。【写真】バイカツツジ(梅花躑躅) ツツジ科近頃は...

ホタルブクロ(蛍袋)

ここしばらくご無沙汰していた狭山丘陵某所に行ってきました。毎年同じ場所で観察しているホタルブクロほか、いくつかの花を見るためです。ホタルブクロは少々くたびれていましたが、まだ新しい蕾も付いており、今しばらく咲きそうでした。今年は昨年よりも紫色が濃いような気がします。近くにあた別の株はもっと色は薄かったので、単に個体の個性でしょう。去年は咲き始めの最初の一輪、今年はやや遅れ。なかなか時期バッチリとは...

ムラサキシキブ(紫式部)

梅雨時の花の少ない時期に咲くせいか、林の中でよく目立ちます。花は小さいながらも鮮やかな赤紫色の花弁に黄色い葯が映えます。爽やかな芳香もまたかぐわしい。ムラサキシキブも毎年必ず撮ってますが、おおむね6月下旬に咲いているようです。今年も時期的には外れていないかと。よく似たヤブムラサキのほうが若干花の時期が早いようで、これは見逃してしまったようです。【写真】ムラサキシキブ(紫式部) シソ科旧来の体系では...

ノカンゾウ(野萱草) 

野に咲く花が夏らしくなってきました。昨年は7月上旬に咲き始めたノカンゾウが咲き始めています。これも今年はやや早めの登場かと思います。しかし去年この花を撮ったのがまるで昨日の出来事のように思えてなりません。目に焼きつくよな色合いのせいで、鮮明に記憶に残るようです。今年の夏も暑くなるみたいですね。【写真】ノカンゾウ(野萱草) ススキノキ科キスゲ亜科これもAPG植物分類体系(第3版)に従ってススキノキ科...

タカトウダイ(高灯台、高燈台)

このタカトウダイは毎年チェックしている植物のひとつです。昨年来、何ヶ所かで生育していることを知りましたが、観察するのは毎年同じ場所でということで。過去の記録を見ると、おおむね7月上旬に撮っていました。昨年は6月24日なのでほぼ同じ時期です。でも今年のほうがずっと花序の伸び方が早いようで、同じ時期に撮っていても状態は異なっています去年はちょっと早めかな、ですが、今年はあやうくいい時期が過ぎてしまうと...

ヤブジラミ(藪虱)

今日の午後は期待を裏切る不安定な天気で、丘陵探索中に雨に遭ってしまいました。おかげで上がりが少ないです。・・が、ちょっと変わったものを見つけました。ヤブジラミなんですけどね。まさかこの時期にオヤブジラミ!?じゃないし、花の密度といい、葉の様子といい、ヤブジラミです。でも、この紫色はなに!?ヤブジラミの花は白です・・って言い切っていたのに。これ、確かにヤブジラミですよね。周囲にはノーマルなヤブジラミ...

キササゲ(木大角豆)

樹木の花としては目鼻立ちがはっきりしています。毎年撮っていた大木は台風で倒れてしまったのでほかの木を探しました。大きな木になるので花も見上げるようなのが多いですが、マクロで撮れる木を見つけました。ササゲと名がついてもマメ科ではないんですね。花のあとにできる実の鞘が30cmかそれ以上あるような細長いもので、形としてはやたら長いサヤインゲンという感じです。もっとも、果実は豆ではなくて朔果で、およそ豆と...

クララ(眩草)

カタカナで書くとなんだかバタ臭い名前に思えてしまいます。根を噛むとくらくらするほど苦いというのが由来だそうなので、某アニメに登場するドイツ人の少女とは関係ありません。・・と、くだらない話はさておき。今年の春の記録的な少雨のせいか、今年のクララは草全体も小振りだし花序も短く、花が少ないです。昨年の堂々たる花の放列が嘘のようで、ちょっとびっくりしました。それでも昨年同様トラマルハナバチ(でいいですよね...

ユキノシタ(雪の下)

今年はあれこれ珍しい花とのご対面が多かったせいか、この花のことはすっかり忘れていました。昨年は5月末に撮っていたし、今年は全般に花の時期が早いので終わっているかと思ったら、ちゃんと待っていてくれました。ま~私のために咲いていてくれたわけじゃないですけどね・・しかし狭山丘陵のユキノシタはどこに行っても地味だなぁ。ユキノシタっていったら上部の小さい花弁3枚がピンクの印象なんですけど。これって黄色っぽい...

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コヒルガオ(小昼顔)

今日は思わぬことで帰宅が遅くなったので写真だけ。しかもコヒルガオ。ヒルガオとコヒルガオの違いはこの角度から見るといちばんよく分かります。花茎にビラビラのひだがあるのがコヒルガオ。大概白っぽい花だけど、これは色が濃い目でした。【写真】コヒルガオ(小昼顔) ヒルガオ科どこにでもいますね。The 雑草 ってところか。カメラ機種名 Canon EOS 6D撮影日時 2013/06/02 14:51:03Tv 1/400Av 4.0ISO感度 400レンズ EF1...

シャクジョウソウ(錫杖草)

今年も咲き始めたとの報を受け、雨の止んだ午後に探しに行ってきました。3ヶ所ばかり発生する場所を押さえてあって、今日はそのうち2ヶ所を見てきました。まずはA地点のシャクジョウソウ。どんな花でも咲き始めのころがいちばん美しいと思います。これはいい塩梅の咲きようでした。なかなかいい花だと思うんですが、どうでしょうか。【写真】シャクジョウソウ(錫杖草) ツツジ科シャクジョウソウ亜科キシメジ属の菌類に寄生し...

ヒメザゼンソウ(姫座禅草)

梅雨時に咲く小さなヒメザゼンソウは、狭山丘陵の名物的な存在になってきました。マスコットキャラクターもあるようです。でも小さくて地味なので、人によっては「なんだ、こんなのなの!?」なんていう声も聞いたことがあります。埼玉県内で見られるのは狭山丘陵だけといわれていますが、見つかっていないだけなのかもしれません。実際にレッドデータブックに「データ不足」とか「絶滅」とか「ない」と書かれているものが見つかる...

ナツハゼ(夏黄櫨、夏櫨)

スズランのような小さな釣鐘型の花が並んで咲きます。今年は早くから2本見つけてあったので楽しみにしていましたが、雨不足が祟ったのか花の付きはよくありませんでした。しかも結実したのもほんのわずかで、う~ん残念。本当は赤く色付いた花を撮りたかったところです。まぁ、緑色の花も悪くないか。尾根のようなところにあったので、やはり乾燥のせいでしょうね。【写真】ナツハゼ(夏黄櫨、夏櫨) ツツジ科ドウダンツツジはじ...

トリアシショウマ(鳥足升麻)

一昨年初めて見たトリアシショウマ、どうも定点観察の対象になりそうです。今年は極端な少雨のせいか、花序が小さくて咲いていたのは一株だけでした。花の時期も早かったようで、すでに手遅れといってもいいくらいです。ここ3日ばかり弱いながらも雨が降り続いているので、いくらか潤ったでしょう。そういえば先週末は丘陵に入っても蚊がいなかったんですよね。それだけ水が枯渇していたということでしょう。この時期に蚊に悩まさ...

イチヤクソウ(一薬草)

気の早いイチヤクソウが見頃になっていました。周辺の株はまだどれも蕾だったので、これだけ何かの条件が整って咲いたのでしょう。狭山丘陵では時々見かけますが、花も葉も美しいので出会うとうれしいです。ウメガサソウと同様にアーブトイド菌根という特殊な菌根を形成しなければ生きていけません。菌根菌への栄養依存度が高いのでアーブトイド菌根が形成できなければ栽培は不可能ということになります。さて、どうやったら菌根が...

クモキリソウ (蜘蛛切草、蜘蛛散草、雲霧草)

今日は久しぶりに雨降りの一日になりました。カラカラに乾いていた狭山丘陵にとっては干天の慈雨、干上がりそうになっていた植物たちも一息つけたのではないでしょうか。湿地や沢に水が戻っているといいんですが。クモキリソウも水が足りないのか、花が少ないし形もちょっとどうかな・・今頃はお湿りにほっとしていることでしょう。しかし台風きてますから、度を越えた雨は勘弁願いたいものです。【写真】クモキリソウ (蜘蛛切草...

ナルコユリ(鳴子百合)

昨年は緑色をした球状の果実しか見られなかったナルコユリ、今年はかろうじて花の時期に間に合いました。ちゃんと咲いているのは先端のほうだけで、下のほうは干からびています。なかなか立派な個体でした。今年は5月3日にアマドコロを見つけて載せたし、上々です。どちらもよく似てますが、花と花柄の接合部分に突起があるのがナルコユリ、突起がなければアマドコロというのが一目で分かる点だと思います。茎に触ってみればナル...

ミゾコウジュ(溝香薷)

今日は夏のような陽気で蒸し暑い一日でした。このところ雨が降っていないので、狭山丘陵の植物も干からびそうなのが多かったです。ミゾコウジュは湿地など水分の多い場所を好むそうですが、今日はカラカラの地面を歩いて行けて、長靴は無駄に歩きにくいだけでした。残念ながら花は終わりかけで、花序の先端にかろうじて残っている状態でした。初登場だから、まぁ仕方がありません。来年はもうちょっと早い時期に出直します。そのと...

アメリカオニアザミ(亜米利加鬼薊)

名前はアメリカですが、実際はヨーロッパ原産の外来種です。侵入経路がアメリカから来たところからこういう名前になったそうです。繁殖力が非常に強いのと駆除が面倒な、厄介な代物です。以前、狭山丘陵を縦貫する林道の工事後に発生していました。昨年同じ林道でフェンス設置工事があったので見に行ってみたら案の定5本ばかり姿を見かけました。これは公園の管理事務所の方が処分してくれたようです。ちなみにこの写真の個体は某...

ナワシロイチゴ(苗代苺)

花びらが雄しべを包み込むように咲いています。バラ科というとパッと開いた五弁花を思い浮かべてしまいますが、これは少々趣を異にします。この花にはしきりと虫がやってくるので虫媒花なんでしょうけど、この状態でうまいこと受粉できるんでしょうか。きっと、あっと驚くような仕掛けが施してあるとか。・・っていうふうには見えないですね。【写真】ナワシロイチゴ(苗代苺) バラ科狭山丘陵に咲くキイチゴはたぶん5種類だと思...

ヘラオオバコ(箆大葉子)

昨日のブタナに続いて草刈りに遭ってもあっという間に復活するヘラオオバコ。ブタナの比でないくらい復活が早いです。草刈り後10日もあればまた咲いているんじゃないか、こいつは!?草刈りしても地面に張り付くような葉まで刈れないのであっという間に元どおりになるんでしょうね。それにしても早すぎ。草刈り前より花は小振りだけど、このくらいのほうが見た目のバランスがいいように感じます。【写真】ヘラオオバコ(箆大葉子...

ブタナ(豚菜)

花だけ見たらタンポポと見分けがつかないかもしれません。首の長~いタンポポという感じですね。色もよく似ています。外来種の植物で、国内で確認されたのは1930年代だそうです。狭山丘陵にはいつごろから根を下ろしているんでしょう。丘一面を覆うくらいに咲く場所があります。【写真】ブタナ(豚菜) キク科タンポポモドキという別名もあるそうです。最初に見つかったときはタンポポモドキと命名されたとか。カメラ機種名 C...

トキワハゼ(常盤爆、常磐黄櫨)

春から秋まで原っぱや畦道のどこかで咲いていますね。今日は肩の凝らない、気楽な花で息抜きです。(?)そういえばこの春はムラサキサギゴケを撮らなかったなぁと、この花を見つつ思いました。花の形はムラサキサギゴケによく似てますが、トキワハゼのほうがずっと小さいです。よく似た花でウリクサというのがあるんですが、まだ撮っていませんでした。ウリクサもトキワハゼ並みに長いこと咲くので、見つけたら撮ってトキワハゼと...

ウメガサソウ(梅笠草)

去年見逃したウメガサソウ、今年はベストタイミングで見ることができました。おお、こんなところにもあったのか、というくらいいつも歩いている場所で、いかに観察力が足りないか思い知らされます。花の大きさは1cmくらいで全部下を向いて咲きますから、花の中を撮るのは容易ではありません。狭山丘陵にはギンリョウソウやシャクジョウソウ、イチヤクソウ、ウメガサソウ、ラン科の植物などいろんな形態で他の菌類や樹木などに依...

キショウブ(黄菖蒲)

昨日のヤセウツボに続いて今日も要注意外来生物です。美しい花ですが気を許すとわずかな期間で繁殖し、場所によっては(まさにこの写真の場所ですけど)湿地を完全に占領してしまっています。生命力が逞しく、水質が悪くても多少乾燥していても大丈夫だそうで・・この時期、狭山丘陵のいたるところで咲いています。カキツバタなど近縁種と交雑するし、きれいな花とはいえ放置できないのではないでしょうか。いっせいに駆除しなけれ...

ヤセウツボ(痩靫)

今日は撮っておきたい花があって出かけたんですが、寄り道した六道山公園でこいつを見つけ、すっかり心を奪われてしまいました。何でかって、初めて見たから。しかも一度見たいと思っていた矢先のことでしたので・・葉緑素を持たず、他の植物に寄生して生きています。邪悪な雰囲気すら醸し出す姿はいかにも略奪者っぽいじゃありませんか。外来生物法により要注意外来生物に指定されているなんて、不法入国者みたいです。【写真】ヤ...