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たけぽの「続・平常心是道」

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archive: 2014年01月  1/2

マユミ(真弓、檀)

春の狭山丘陵ではおなじみの花です。しょっちゅう目にしているせいか2010年に載せて以来の登場となりました。小さな四弁の花を木全体にびっしりと咲かせます。雌雄異株で、これは雌しべが長いので雌株ですね。弓に適した木材ということでこの名があります。でも弓にするにはかなり大きな木を探さないといけないんでしょうね。【写真】マユミ(真弓、檀) ニシキギ科ニシキギの花にそっくりです。ニシキギは枝にコルク質の翼が...

送電鉄塔をゆく(27)~新古河線シリーズ5(3)「大迂回」

水田地帯の送電線を追跡するのは見通しが利くし用水路にさえ阻まれなければどちらかといえば楽です。何しろ道も碁盤目になっていますからね。新古河線131号鉄塔は130号を撮った宮戸川のもう1本東側の用水路脇から撮りました。(地図「B」)来し方を眺めると、遠くまでよく見えるもんです。この区間もおおむね送電線に沿うように道路があってまず順調でした。ただし、日陰に入ったらこんな具合で恐ろしかったですが。このあ...

ホウチャクソウ(宝鐸草)

狭山丘陵では4月の終わりから5月はじめくらいに咲きます。色は地味ですが独特の緑色に味わいのある花だと思います。チゴユリと同属ですがチゴユリのような華奢なイメージとはちょっとちがうかな・・これもあちこちにいっぱいあるので、油断してよく時期を逸してしまいます。地面から顔を出し始めるのは3月末くらいで、シュンランのような薄い膜状の衣を羽織っています。初めて見たときはシュンランかと思ってしまいました。【写...

送電鉄塔をゆく(27)~新古河線シリーズ5(2)「恐怖の雪道」

この日(2014年1月19日)未明に降った雪は思いのほか多かったようで、日陰では2cmほども積もっていました。軽くて乾いた雪のようで、風で吹き飛ばされて舞ってしまうくらいです。当然、道路はコチコチに凍っていました。道端の雪と氷に気をつけつつ自転車を走らせて新古河線127号鉄塔に到着。順調です。この分だと午前中にけりをつけられそうな気がしてきました。珍しいことにこのあたりは送電線とほぼ並行している道...

タチシオデ(立牛尾菜)

雌雄異株なので雌雄の花を載せられたらよかったんですが、2013年は雄花ばかりで雌花に縁がありませんでした。たまに花後の丸い実を見かけるので、雌株もそれなりにあるんですけどね。ちなみに2011年5月12日の日記に雌花を載せていますので、ご興味あればこちら(←クリック)をご覧ください。春雨に濡れた花は艶があってなかなか美しいです。カメラを濡らさないように気を遣いますけど、小雨くらいなら悪くないかもしれ...

送電鉄塔をゆく(27)~新古河線シリーズ5(1)「乗りかかった船」

新古河線シリーズ4が終わったと思ったら即座にシリーズ5かよ・・と呆れてしまいますね。しかし利根川まで来ておいてその先を放っておくのは残尿感にも似た不快なものがあります。ここはひとつ、すっきりしておきましょう。シリーズ4の最後で「待っていろよ、124号鉄塔!」の捨て台詞を残して立ち去った以上、あまり長いこと待たせておくわけにもいきませんし。次の冬には圏央道が開通してささっとたどり着けるはずなのでそれ...

カマツカ(鎌柄)

何年か前にカマツカの木を見つけて毎年同じところで撮っていたんですが、公園の整備のとばっちりか何かで見かけなくなってしまいました。あまり見かけない(気づいていない?)木なのでちょっと惜しいなと思っていたら2013年の春は思いがけず満開のカマツカに出会いました。気が付いていないだけで結構あるのかもしれません。でも、この手の広葉樹は花でも咲いていてくれないとどれも同じに見えてしまうんですよね・・木の肌や...

送電鉄塔をゆく(26)~新古河線シリーズ4(8)「坂東太郎」

いよいよなのかようやくなのか、この日の目標地点が見えてきました。新古河線121号鉄塔の向こう側、左のほうに緩やかに登っていく橋は国道4号線(新4号パイパス)の新利根川橋です。さすがに川が近いので地盤が緩いのか、この鉄塔はガッチリしたコンクリートの基礎の上に立っていました。相変わらず田んぼばかりです。五霞町のお米の生産高は4千トンほどといいますから、1石150キロ換算で2万7千石相当っていうところで...

スズメノエンドウ(雀野豌豆)

あまりにも小さな花なので、咲いているのが分かっていてもついスルーしてしまいます。色合いも淡いので輪郭がなかなかうまく出なかったり、これは難題です。2013年は2度ばかり撮ってましたが載せていなかったのでここで・・いかにもマメ科らしい花ですよね。葉もマメ科らしい形状です。これでもうちょっと花が大きくて、せめて1cmくらいあったらさぞかし見栄えがするでしょうに。【写真】スズメノエンドウ(雀野豌豆) マ...

送電鉄塔をゆく(26)~新古河線シリーズ4(7)「猪苗代新幹線」

新古河線の送電線はなおも五霞町を北東へと向かいます。土地はひたすら平坦で、起伏らしいものは見当たりません。坂道がないのは自転車にとって実にありがたいことです。何の苦もなく新古河線118号鉄塔に到着しました。ここで送電線は東寄りに向きを変えています。平坦といえばオランダは国土全体が平らなので自転車が重要な交通手段だそうです。質のよい自転車道が整備されているというから羨ましい限りです。何度も書きました...

クロモジ(黒文字)

樹木としては開花時期が早いと思います。2013年は3月末に撮っていたので、かなり早いほうだったと思います。生憎小雨の中で撮りましたが、むしろ水滴の感じとかよかったかもしれません。これははなが小振りでした。雄しべが見えないので雌花でしょう。ヒサカキなんかもそうですが、雌花のほうが小さいのが多いかなと・・【写真】クロモジ(黒文字) クスノキ科木肌を生かして高級な爪楊枝なんかに使う木です。狭山丘陵では割...

送電鉄塔をゆく(26)~新古河線シリーズ4(6)「埼玉圏」

いよいよ、というかついにわが自転車は埼玉県を脱出して茨城県に突入しました。でも実際に走っているときはどこから茨城県なのか分かっていませんでした。別に地面に線が引いてあるわけでもないし・・国道4号線を少し北上し、権現堂川を渡って川沿いを南下します。地図ではえらく迂回しているようですが、川沿いの道からB地点にショートカットしました。地図にないルートを通ったので線が引けないのです。それにしても・・茨城県...

ヒトリシズカ(一人静)

2013年の記事を見返してみたらこれが未掲載でした。毎年咲くのを楽しみにしている花のひとつです。2013年は早々3月末に撮りました。毎年同じ場所で撮っていましたが、今回のは別の場所です。いつも撮っている場所は4月に開花したので小さな丘陵とはいえ場所によって環境がかなり異なるのかもしれません。今年も3月終わりになったら他に気になる植物もあるし確認しに行かなくては。【写真】ヒトリシズカ(一人静) セン...

送電鉄塔をゆく(26)~新古河線シリーズ4(5)「東武栗橋線!?」

新古河線の送電線は民家の多いところに差しかかりました。でもちょうど民家の多い場所を避けるように伸びています。新古河線112号鉄塔は線路脇にありました。この線路は・・東武日光線ですか。もう埼玉の端っこですね。自転車で走っていても駅のアナウンスが聞こえてきます。南栗橋駅のすぐ近くを通過しています。ここで新古河線の下をくぐる送電線があって、先には小さな変電所があります。その先、送電線は市街地でぷっつり途...

ヤブニンジン(薮人参)

春、狭山丘陵の林間で普通に見られる小さな花です。セリ科らしいといえばそうですが、小さいうえに疎らなので撮りにくいこと。こういう花をバチッと美しく撮れたらいいなと思うんですけどね。葉がニンジンに似るというのが名の由来だそうで、ニンジンとのつながりはそれ以上はありません。雄花が花序の中心部に集まり、長い子房の先に両性花が咲いています。コヤブタバコ(キク科)なんかは周囲に雌花、中心部に両性花ですから、種...

送電鉄塔をゆく(26)~新古河線シリーズ4(4)「東北新幹線」

前回載せた中川の橋から撮った写真にはみごとに先のほうまで鉄塔の放列が写っていました。これは順調に行くな・・と思ったら、意外な苦戦を強いられてしまいました。新古河線108号鉄塔はまたもや田んぼの中で、赤い帽子が鮮やかです。ここは少し遠かったものの道路から番号札が見えました。しかし、次の新古河線109号鉄塔は接近できるものの番号札がどうしても見えません。どこかについていると思うんですが、3/4周しても...

コナスビ(小茄子)

黄色くて小さい五弁の花はなかなか可愛らしいです。どうということはない雑草なんですが、あるときは大発生したり、そうかと思えば翌年はなくなっていたり・・毎年どこかしらでめぐり合う花ですが。一昨年、埼玉川の林がバッサリ刈られて日当たりがよくなったせいが大発生しました。その後はタケニグサの大繁殖で見るべきものがなくなってしまったので訪れておらず、今はどうなっているのやら。なお、花柄の長いものをナガエコナス...

送電鉄塔をゆく(26)~新古河線シリーズ4(3)「中川」

パチンコ屋の駐車場に立っていた102号鉄塔からはしばらく川沿いを進みます。県道の橋の脇に「中川」とありました。地図を辿ると東京の葛飾区や江戸川区を流れる中川、新中川の上流にあたります。このあたりはまだそんなに大きな川でもありません。103号鉄塔から県道の橋に引き返し、対岸に渡って新古河線104号鉄塔に向かいます。途中、東北本線の線路を越えます。またひとつ、区切りを越えた気がします。ここで送電線は南...

ウリカエデ(瓜楓)

秋に葉が黄色く色付くウリカエデ、春先に淡い黄色の花を咲かせます。この花まであと3ヵ月弱か、もうちょっとか・・今がいちばん寒い時期ですね。樹木の花としては早い時期に咲くので、タイミングが遅いと見逃してしまうこともあります。2013年はすっかり見逃したと思ったら谷底のような場所で今を盛りと咲いているのにめぐり合いました。小さな丘陵といえども場所によってだいぶ気温が違うようです。【写真】ウリカエデ(瓜楓...

送電鉄塔をゆく(26)~新古河線シリーズ4(2)「100号!!」

このシリーズも第4巻、新古河線の追跡も延べ4日目です。ついに、というかようやく鉄塔の番号が3桁になりました。ホームセンターの駐車場に隣接して立つ新古河線100号鉄塔に到達です。やった、記念すべき3桁番号突入です。でも100号といっても新古河線は3号鉄塔から始まっていて、枝番つき(62-1号鉄塔)がありますので実際はこれが99基目になります。また、ここで長かった加須市内の旅を終えて久喜市に突入しまし...

ナガバオモダカ(長葉面高)

北米原産の帰化植物です。花だけ見たら、まさにオモダカですよね。花序の様子もオモダカに似て、一本の茎にたくさんの花を咲かせます。これは団子っ鼻の雌花です。昨年、もしやサジオモダカでは!?という話になりましたが、花序の分枝がないこと、葉が細長く葉柄がやや短いことからナガバと判明しました。サジとナガバではまるで扱いが異なってしまいます・・・【写真】ナガバオモダカ(長葉面高) オモダカ科他の希少植物保護の...

送電鉄塔をゆく(26)~新古河線シリーズ4(1)「羹に懲りて膾を吹く」

前回の鉄塔追跡で向かい風のサイクリングロードに打ちのめされたにもかかわらず、舌の根も乾かぬうちになのか鉄は熱いうちに打てなのか、正月休みに続編に行ってきました。2014年1月4日はもともと好天の予報ではなかったのだけれど雨の心配がなくなり、さらに風が弱くて気温も高めという「生ぬるい」気候という天気予報でした。なので雲はやや多めで青空くっきりではありません。というわけで新古河線96号鉄塔から続きをい...

ウマノアシガタ(馬の脚形、馬の足形)

ウマノアシガタという植物自体は特に珍しいものではありませんが、狭山丘陵には不思議と少ないです。私が観察しているのは2ヶ所しかありません。もっとも、気づいていないだけで他の場所にもあるんでしょうけど。いかにもキンポウゲ科らしいガラスのような光沢の花弁を持っています。子どもが絵に描くような花とでもいいましょうか、ごくシンプルな形です。長い花茎の先端に花を咲かせるので、よく似たキツネノボタンなどと見間違...

送電鉄塔をゆく(25)~新古河線シリーズ3(10)「修験者の荒行!?」

このシリーズももう10回目になってしまいました。ひたすら自転車で走っているように思われるかもしれませんがまさにそのとおりです。午後1時を過ぎてもまだ何も食べていません。というのもひたすら田んぼの中を進んでいくルートだったのでコンビニの1軒もなくて腹が減ってもどうにもなりませんでした。新古河線92号鉄塔の手前でようやくコンビニ発見!おにぎり2個を買い求めて先に進みます。この鉄塔に向かって右側は新しい...

クサボケ(草木瓜)

春4月の狭山丘陵で朱色のクサボケが咲きます。名前は草ですが小低木で、草ではなくて樹木です。わが家のボケに花芽が付き始めたのでこの花を思い出して載せることにしました。あと3ヶ月もすれば今年のクサボケが咲き始めるでしょう。たぶんこの春はいろんな草木を追いかけ回す気がするので今のうちに・・花の色はこれ一色しか見たことありません。たまに小さな梨のような実ができていることがあります。ちなみにわが家のボケの木...

送電鉄塔をゆく(25)~新古河線シリーズ3(9)「加須市横断」

シリーズ3も9回目になってだいぶ鉄塔数をこなしてきました。そろそろ時計のほうが気になってくる頃です。何しろ帰るにもかなりの距離がありますから・・新古河線88号鉄塔を撮ったのが13:15、よしよし、順調だ。このまま予想外の大迂回でもないかぎり、今回の目標地点である加須はなさき水上公園まで到達できそうな勢いです。川がありませんように、あっても橋が都合よくありますように。やや疲れを感じ始めた両脚に鞭を入...

アゼトウガラシ(畦唐辛子)

2012年に久しぶりに花を見たアゼトウガラシ、2013年のシーズンには別の場所でたくさん見かけました。水田雑草らしく田んぼの畔に並んで咲いています。気が付いていなかっただけで、普通にあるようです。花後の実が唐辛子に似た形をしているのでこの名があります。今回のは花が咲き始めの時期だと思うので、まだ実はありません。昨年は9月に撮って、実ができているのが写っていました。【写真】アゼトウガラシ(畦唐辛子)...

送電鉄塔をゆく(25)~新古河線シリーズ3(8)「備前堀川」

このシリーズは毎回サブタイトルを付けていますが、こうも同じような風景~ひたすら広い水田と用水路の繰り返し~になると題名にも窮してしまいます。備前堀川はこのあたりの用水路を集めて流れる川です。ここ何基かの鉄塔に沿って流れている用水路が集まって備前堀川となり、さらに流れを集めて下流に辿ると中川、新中川となって東京の江戸川区をはさむように流れて東京湾に注ぎます。新古河線84号鉄塔も備前掘川にほどなく合流...

ガンクビソウ(雁首草)

キセルの先端部分、刻み煙草を詰める部分を雁首といいますが、それに似ているというのが名前の由来です。「雁首を揃える」の雁首ですね。筒状花のみの小さな花は目立ちません。ガンクビソウ属の花はどれも構造が似ていて、周辺を雌性花が取り巻き、内側が両性花になっています。またガンクビソウ属はタバコに由来する名前がつけられているのも面白いです。狭山丘陵で見られるのはガンクビソウ、ヤブタバコ、コヤブタバコ、サジガン...

送電鉄塔をゆく(25)~新古河線シリーズ3(7)「旧騎西町」

正月モード真っ最中ではありますがブログのほうは通常運用で今日も鉄塔シリーズです。前回の79号鉄塔のある公園で一息ついて新古河線80号鉄塔を目指します。公園を出てすぐに騎西菖蒲バイパス(国道122号線)を横断すると、80号鉄塔が聳えていました。新古河線には珍しく柵ありです。ずいぶん低い柵に見えますが、実際は見上げる高さで人が乗り越えるのは難しいでしょう。そういえばここ数基の鉄塔はどれも塔頂が赤いけれ...