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たけぽの「続・平常心是道」

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archive: 2014年02月  1/1

アゼナルコ(畔鳴子、畦鳴子)

狭山丘陵の湿地や田んぼ周辺でよく見かける植物です。これも当たり前すぎでここ数年載せていませんでした。どれもこれも同じに見えてしまうカヤツリグサ科の中で、これは何とか見分けができるかな・・というののひとつです。ひとつの茎から数個の小穂が垂れ下がっています。いちばん先端にぶら下がっている小穂の上半分が枯れたようになっていますね。この部分が雄小穂、つまり雄花で、それ以外は雌小穂(雌花)という、なかなか興...

送電鉄塔をゆく(29)~中富線シリーズ4(2)「三鷹市へ」

JR中央線の東小金井駅付近から中富線の送電線は真南に向かって伸びています。連雀通りに出ると通りの反対側に中富線68号鉄塔がありました。この鉄塔で送電線は南東に向きを変えていて、いよいよ千歳変電所方面に向かう気配です。さてこの68号鉄塔、北側からはその全貌がよく見えます。しかし完全に逆光で、写真に撮ったら真っ黒な影しか写りません。仕方なく南から狙える場所を探すも工事現場のような壁や住宅に阻まれていい...

オオジシバリ(大地縛り)

田んぼの畔をはじめ、狭山丘陵ではあちこちで見かける花です。花の大きさはタンポポくらいで、色もほとんど同じなので遠目にはタンポポが咲いているようにも見えます。舌状花の数が圧倒的に少ないので、近寄ってみれば違いは一目瞭然ですね。群生する場所があって、毎年見に行っています。2013年はちょっとタイミングがよくなかったようで、花が少なめでした。シンプルな花ですが野の花としては大きめなので群れて咲くとなかな...

送電鉄塔をゆく(29)~中富線シリーズ4(1)「中富線はやっぱり徒歩で・・」

東京電力中富線の送電線は川越市の武蔵赤坂開閉所と世田谷区の千歳変電所を百余基の鉄塔で結んでいる、15万4千Vの送電線です。過去、2009年10月に25号鉄塔から1号鉄塔までを歩き、同年12月に26号鉄塔から50号鉄塔までを歩いています。さらに2012年12月に51号鉄塔から63号鉄塔までを自転車で辿りました。足かけ4年の追跡に終止符を打つべく、ここ数日でいちばん天気のよさそうな日を選んで出撃してき...

ミヤマナルコユリ(深山鳴子百合)

例年、狭山丘陵では5月の連休のあとくらいに咲きます。なかなかいいタイミングでめぐり合えないことも少なからずで、2013年はほとんど終わりかかっていました。咲き残りの花を何とか撮った・・というところでしたので載せていませんでした。筒状の花をずらりとぶら下げて咲くのはアマドコロ属の証ですかね。特徴的なのは、ミヤマナルコユリは茎から左右交互に長い花茎を伸ばして、その先に2個ばかりの花を咲かせます。そのた...

ゴウソ(郷麻)

原則として毎日1種類の植物を載せていますので、4月とか5月の花の多い時期は載せきれない植物がいっぱいあります。2013年は4~6月の3ヶ月で170種類ほど撮っていました。盗掘のおそれがあるなどここに載せられないものも多いですがそれでも春から初夏にかけては何載せようか迷ってしまいます。そういう贅沢な季節まであと1ヵ月あまりになりました。待ち遠しいですね。今シーズンは以前から課題だ課題だと言っているカ...

オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)

先週、先々週と2週続けて大雪に見舞われた狭山丘陵、そろそろ歩きに行きたいところですが麓までしか行けません。午前中は出かけていたので午後はわが家の玄関付近に固まった雪を砕いて溶かしたりしていましたがいくらやってもキリがないのでカメラ持って散歩に行きました。どこかに春のかけらくらいは落っこちているかもしれませんし。雪が溶けて地面が見えるようになっているところには早速オオイヌノフグリが咲いていました。ま...

オニノゲシ(鬼野芥子)

この花、もっのすごく久しぶりに登場させる気がします。あまりにも当たり前すぎて滅多に撮らないんですが、2013年は撮ってました。名前はケシとつきますが、いうまでもなくキク科です。寒さに強いらしく、年によっては冬場でも花を見かけることがあります。さすがに今年は大雪も降ったし、咲いていないかな・・2週連続の大雪でネタ切れ間近というピンチです。【写真】オニノゲシ(鬼野芥子) キク科よく似たノゲシというのも...

カラスビシャク(烏柄杓)

今ではあちこちに咲くのを知っているものの、野の花を撮り始めた頃から一度見てみたいと思っていた花のひとつでした。最初に見つけたのは思わぬところで、通勤途上の走路脇に植えてあるドウダンツツジを突き抜けて顔を出していました。それって葉に陽が当たるの!?と思いつつちょっとうれしかったのを思い出します。花は仏炎苞と呼ばれるカバーの中に隠れていて見えません。属は違えど同じサトイモ科のテンナンショウ属も仏炎苞に...

コゴメウツギ(小米空木)

いかにも小さそうな名前ですが、本当に小さな花です。でも小さいながらになかなか凝った形をしていますよね。バラ科らしく五弁の花で、直径が5ミリくらいしかありません。5月の狭山丘陵ではありふれた花ですので、どこにでもあるがゆえにあまり撮りません。2013年は3カットのみでした。なかなか愛らしい花なんですけどね。【写真】コゴメウツギ(小米空木) バラ科ウツギと名の付く木は多いですが、バラ科は少数派だと思い...

送電鉄塔をゆく(28)~川世線(4)「千歳変電所」

秋の陽は何とやらで、時間とともにどんどん暮色が濃くなってきました。先を急がないと・・なにしろ自宅は遠いのです。テニスコートをあとに北上すると、すぐいい具合に川世線61号鉄塔が正面から見える場所に出ました。これは!2段目の腕金が長いので昭和15年の原型鉄塔ですね。先端がイカみたい!?今の鉄塔と比べても古さを感じませんよ。しかしながら道は行き止まりで、番号札は見えません。鉄塔の脇を抜ける道に回りこんで...

ヒメコウゾ(姫楮)

5月の連休あたりから狭山丘陵のあちこちで小さなウニのような花を見かけるようになります。変わった花もあるもんですね。ウニのようなのが雌花で、クワ科だけに桑の実に似た果実をつけます。食べられるっていうんですが、食後に口の中に繊維状のものが残るとか言われるとちょっとためらいますね。きっとウニのような花の糸状の花柱じゃないかと・・【写真】ヒメコウゾ(姫楮) クワ科本種とカジノキの雑種が和紙の原料となるコウ...

送電鉄塔をゆく(28)~川世線(3)「線路、川、幹線道路」

大雪から一夜明けて、どうにか車で移動できる状態になりました。しかし自転車での移動は無理なので、当分鉄塔追跡に出かけられそうにありません。ということで一昨日の続きです。川世線58号鉄塔は京王線の線路の向こう側にありました。写真の下部に写っているのが京王線の架線です。踏切がありそうな雰囲気がなくて、思いのほか遠回りをしました。川沿いの道に出たら、線路の下をくぐれる通路があって無事反対側に出ました。川の...

白い悪魔

狭山丘陵で「白い悪魔」といったら猛毒のドクツルタケというキノコなんですが、これは眺めている分には何の害もありません。しかし、この白い悪魔は時間と体力を奪い取っていく凶悪犯です。朝起きて外に出てびっくり!!先週に続いてこの週末も大雪になりました。埼玉にあるまじき積もりようです。何とか人が通れるようにしたものの、玄関から門の外までは腰の高さほどに雪が積もっています。先週末の大雪が残っている上に、金曜日...

送電鉄塔をゆく(28)~川世線(3)「原型鉄塔」

なおも世田谷区と調布市の境目すれすれのところを北上します。このあたりは幸運にも送電線に沿って道路がありました。ただし幅員4mあまりの一方通行で、えらく狭い道路ですが・・おかげで鉄塔が撮りにくいの何のって。川世線55号鉄塔は住宅が入らないように撮るのに苦労しました。ちなみにこの鉄塔の下は個人の駐車場になっていました。東京電力が鉄塔用に土地を借用しているんでしょうかね。市街地の鉄塔を撮るのに邪魔なもの...

ニガナ(苦菜)

この花も在り来たりであるがゆえにあまり撮ることもなく、しばらく載せていませんでした。ここ2年ほどでムラサキニガナ、ハナニガナ、ノニガナにオオニガナなんていうのを載せてましたので「ニガナ」と名の付く花は結構あるもんですね。こちら元祖ニガナはなんとシンプルなことか。5~6個の舌状花が集まって頭花を形成しています。小さな花が複数集まってひとつの花のように見えるのがキク科の特徴で、これもご他聞に漏れずです...

送電鉄塔をゆく(28)~川世線(2)「世田谷なのか、調布なのか」

さらに歩を北に進めて川世線52号鉄塔にやってきました。ずいぶん狭苦しいところに押し込められている感じです。こういう場所にはこの手のモノポール鉄塔が有効なんでしょうね。鉄塔の番号札なんですが、アラビア数字の番号札以外にこういうのが付いています。いちばん上のが建設年月や高さの表記があるので、これが正式の標識でしょう。その下にこの鉄塔に架かっている送電線の名前が書いてあります。住所表記は調布市入間町とあ...

チゴユリ(稚児百合)

狭山丘陵の林の下草としてあまりにも当たり前に生えている草です。春、4月に白い可憐な花を咲かせます。チゴユリも花の種類がいちばん多い時期に咲くので、毎度掲載があとまわしになってしまいます。15cmほどの茎の先に花をひとつ咲かせることが多いですが、これはふたつ咲いていました。下を向いて咲くのでなかなか撮りにくいです。ずらりと並んで咲くので、その姿を稚児行列に見立てた命名だそうです。【写真】チゴユリ(稚...

送電鉄塔をゆく(28)~川世線(1)「環境調和型鉄塔」

この週末、ひそかに送電線追跡の旅を計画していました。しかし東京は45年ぶりの歴史的な大雪に見舞われてあえなく断念することに・・お天気だけはどうしようもありません。ということでお蔵入り寸前だった川世線という送電線を載せてみます。2013年11月にお出かけついでに徒歩で追いかけたので数は多くありません。まずはコンビニの駐車場に立つ川世線49号鉄塔からスタートです。高さは約50m、電柱のお化けみたいな感...

オドリコソウ(踊子草)

2013年の春はこの花も載せていませんでした。昨シーズンは初めて見る植物が多かったので、そちらを優先したという事情があります。狭山丘陵の懐がそれだけ深いということだと思いますが。シソ科らしい花の形をしています。茎に輪生するところもいかにもシソ科らしい。ただ小さな花の多いシソ科にあって、例外的に大きな花を咲かせるというのがいちばんの特徴でしょうかね。ひとつの花は高さが3cmくらいあります。【写真】オ...

ヤマツツジ(山躑躅)

この花を掲載するのは久しぶりです。4月の中旬から咲きますので、一年でいちばん花の多い時期にあたります。スミレも盛りの頃ですからあちこちに咲いているヤマツツジは後回しになってしまいます。さらにバイカツツジやミツバツツジがわずかに咲くので、どうしてもそっちに目がいってしまうんですよね。とはいえ朱色の花がどっさり咲くので、目立つ花の少ない丘陵の林では非常によく目立ちます。色が単調ながらヤマツツジが満開に...

送電鉄塔をゆく(27)~新古河線シリーズ5(7)「長い旅路の果て」

長々と続いた新古河線の鉄塔追跡の旅も終着点にたどり着きました。記念すべき最終鉄塔、新古河線146号鉄塔は新古河変電所の構内にあって番号札は見えません。かろうじて塔頂のヘリ視認用プレートが見えたのでこれで代用します。送電線はこの鉄塔から変電所に引き込まれています。いや~、着いちゃいましたね。さて、ようやく新古河変電所に辿りついたので、せっかくだから一回りして見ましょう。変電所を一周すると2kmあるの...

ギンリョウソウ(銀竜草)

2013年のシーズンはかつてないほどにギンリョウソウの姿を見かけませんでした。前年きれいな個体の出ていたところもさっぱりダメで、群生していたのを見つけたのはわずかに一ヶ所のみです。シャクジョウソウはいつもどおり咲いたのに何でだろう!?どうせあちこちで見られるからと適当に2カットで10枚ばかり撮ったのが最初で最後でした。以前はさいたま緑の森博物館と西久保湿地の間の尾根にどっさり咲いたんですが、林の皆...

送電鉄塔をゆく(27)~新古河線シリーズ5(6)「あと一息・・」

この送電線の終着点である新古河変電所が目前に迫ってきました。送電線は相変わらず水田の中を進み、巨大な変電所の東側に回りこむように向きを変えていきます。新古河線142号鉄塔は田んぼの中なのに小さな基礎の上に乗っかっています。ひとつ前の141号鉄塔の基礎があまりにも頑丈そうだったので意外でした。もしかしたら地面の下にコンクリートの塊でも埋まっているのかしらん!?ここまでは送電線に併走する道があって楽に...

ウキヤガラ(浮矢柄、浮矢幹)

前回いつ載せたのかも思い出せないくらい、久々の登場です。狭山丘陵の湿地に群落があって、ごく普通の草だと思っていました。先日「レッドデータブック東京2013」を買い求めましたので調べてみたら都内全域で準絶滅危惧だそうです。ウキヤガラばかりが一面を埋め尽くすような場所もあるので、ちょっと意外でした。ほかにもオカタツナミソウやキバナアキギリといったおなじみの花が絶滅危惧種になっていて驚きです。狭山丘陵で...

送電鉄塔をゆく(27)~新古河線シリーズ5(5)「ふれあいの里公園」

前回の迷走地帯を脱出して、どうやら最後の難関を突破したようです。また一面の田んぼが広がる中を自転車で走りました。次の新古河線139号鉄塔は、すぐ脇を別の送電線がくぐり抜けています。新古河線はほぼ東西に伸びているので、南北方向の送電線とあちこちで交差しています。交差天国とでもいうか、マニアにはたまらない送電線でしょう。新古河線を潜り抜けるため、交差する送電線は矩形の鉄塔で腰をかがめるように抜けていま...

ヒメキンミズヒキ(姫金水引)

毎年撮ってはいるものの、これぞというのがありません。小さな花が疎らにつき、花序もわずかです。狭山丘陵では林縁で普通に見ることができます。花の付き方や葉の様子、花後の実などはキンミズヒキに似ています。しかし花が小さい上に花弁が細くてよけいにか細い印象を受けます。せめてもうちょっと群生して咲いてくれたらいいんですけどねぇ・・【写真】ヒメキンミズヒキ(姫金水引) バラ科写真が気に入らず、シーズン中の載せ...

送電鉄塔をゆく(27)~新古河線シリーズ5(4)「迷走地帯」

いちばん下の載せた地図にも載っていますが大きな工場があって、新古河線の送電線は工場を回りこむように伸びています。この区間、なんだか迷走しました。最初の新古河線135号鉄塔ですら一本手前の道に入り込んで引き返しています。とてもいい眺めなんですが、家畜の臭いが立ち込めていて慣れない人にはつらいかな・・一瞬の突風に土埃が盛大に巻き上がります。ちょっとくらいの雪ではお湿りにもならなかったみたいでした。次の...