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たけぽの「続・平常心是道」

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archive: 2014年04月  1/1

ツリバナ(吊花)

珍しい植物ではないと思うんですけど、当ブログ初登場の花です。ニシキギ科は似たような花が多いものの、これは花茎がとても長いです。それと、普通は花弁が5枚なのですが・・あらら、たまたまでしょうけど、この花には花弁が4枚しかありませんでした。花後の種も一ヶ所に5個ぶら下げるので、この点も他のニシキギ科と異なります。ニシキギが2個、マユミが4個と、同じ仲間でも種のでき方が違うのは面白いです。【写真】ツリバ...

フモトスミレ(麓菫)

2014年のスミレのトリはフモトスミレです。これでこの春に撮ったスミレは全部載せました。今年も十分に楽しませてもらいました。まず1枚目は4月6日に撮ったものから。狭山丘陵では、開花の早いところは4月上旬に咲き始めると思います。小さな狭山丘陵の中でも場所によって環境がだいぶ違うようで、分布範囲の広いスミレは長く楽しめます。【写真】フモトスミレ(麓菫) スミレ科今年は花弁に紫条のない真っ白なシラユキフ...

ヒメスミレ(姫菫)

このスミレを撮ったのがもうずいぶん前のような気がします。4月5日に撮ったもので、日当たりのいいところでは花は終わりました。でも公園のテーブルの下の日陰ではまだたくさん咲いていたので、完全に時期はずれってこともないかと・・色はマンジュリカ(←クリック)に近く、葉の形も細長くて似ています。ただ、マンジュリカに比べてものすごく小さいです。花の大きさは1cmくらいかな・・三脚からカメラを外して、ほとんど地...

アリアケスミレ(有明菫)

早い時期に咲くスミレたちはすっかり姿を消してしまいました。アリアケスミレは狭山丘陵ではもっとも遅い時期に花が咲いているスミレのひとつでしょう。26日も群生地では一面に白い花を咲かせていました。白地に紫の縞模様が美しいです。葉はスミレ(マンジュリカ)に似てヘラ状で細長い形をしています。さすがにこの時期になると周囲の草が生い茂ってどれがアリアケスミレの葉だか分からない状態ですが・・【写真】アリアケスミ...

マムシグサ(蝮草)

昨年の5月13日の日記(←クリック)に葉を見つけて載せていました。ウラシマソウも咲いたし、そろそろ花の時期かなと思って見に行ってみると、うれしいことに思惑通り咲いていました。紫色のマムシグサを狭山丘陵で見たのは初めてです。見えているのは花を覆う仏炎苞という部分で、たとえばミズバショウの白い部分がこれに当たります。花の本体は仏炎苞の基部あたりに収まっていて剥いてみるなりしないと正体を現しません。さす...

タガネソウ(鏨草)

地面からひょろりと伸びた細いアスパラガスのようなものを見つけました。よく見ると赤い髭のようなものがいっぱい出ていて、花が咲いています。これは一体なんだろう・・葉もないし・・悩んでいたら正体を突き止めてくださった方がいて、タガネソウの花でした。タガネソウはいたるところで葉を見かけるんですが花を見たの初めてです。調べてみたら、葉と花芽が同時に出るらしく、道理でこの花には葉がなかったわけです。【写真】タ...

ツルカノコソウ(蔓鹿子草)

昨年まとまって咲いているのを見つけたツルカノコソウを見に行きました。記録を見ると昨年確認下のが4月13日で、たまたま今年も同じ4月13日に行くことになりました。今年は春の訪れが遅いと思っていましたけど、きっちり同じ日にいい具合に咲いていて、遅れを取り戻したようです。少しピンクの入った小さな花をたくさん咲かせます。花序はオミナエシやオトコエシみたいですね。分類的にはそれらと近縁種になるようです。【写...

スミレ(菫)~マンジュリカ

狭山丘陵にはスミレと名のつく花があまた咲きます。その中で「何とかスミレ」じゃなくて「スミレ」という名の花がこれです。何とかスミレと紛らわしいので「マンジュリカ」と呼んでますが。濃い紫が印象的です。Violet はすみれ色。JIS(日本工業規格)のすみれ色はもうちょっと青いような気がします。【写真】スミレ(菫) スミレ科Viola mandshurica の和名が「スミレ」です。マンジュリカは「満州の」という意味。名前のと...

ノジスミレ(野路菫)

どうやら昨年は載せていなかったようなので2年ぶりの登場です。毎年田んぼの畔で咲くのを撮っていますが、今年は別の場所で見つけました。車がたくさん走る道の脇の草むらに咲いていました。なかなか逞しいようで、道端のコンクリートも割れ目で咲いているのを見たこともあります。でも、ちょっとかわいそうですね。もうちょっと他の花も咲いている居心地のよさそうなところに咲いて欲しいものです。【写真】ノジスミレ(野路菫)...

ニョイスミレ(如意菫)

このスミレが群れなして咲くようになると、いよいよスミレの季節も終盤かなと思います。この時期はスミレをメインで撮ってますが、限られた時間ではとてもすべて追いかけることができません。さて、今年は何種類撮って何種類載せたか・・純白の花弁に鮮やかな紫の条線が美しいです。小さな花ですがまとまって咲くのでそれなりに存在感があります。真っ白なので日当たりのいい場所で写真に撮るのは難しいですが・・【写真】ニョイス...

カテンソウ(花点草)

以前から見たいと思っていたカテンソウ、咲き始めたとのことで見に行きました。なんとも小さな花だこと。小さな草の天辺に雄花が上向きに咲いています。東京都内でも西多摩、南多摩には結構あるようです。でも狭山丘陵(北多摩)では絶滅危惧種になっています。私の知っている群生地は一ヶ所しかありません・・【写真】カテンソウ(花点草) イラクサ科小さいながらも雄花ははっきり分かるんですが、雄花の下の葉腋に付く雌花は探...

イチリンソウ(一輪草)

この花は狭山丘陵では4月の半ば過ぎから咲く・・と思っていたんですが、今年は予想に反して早く開花したようです。今日訪れた場所ではもう完全に開き切っている状態のが多かったです。なお、花びらに見える部分は萼で、花弁ではありません。キンポウゲ科ではよくあるパターンですね。でもどう見ても花弁に見えちゃうんですが・・野の花としては大きな花なのでとても見栄えがします。【写真】イチリンソウ(一輪草) キンポウゲ科...

マルバスミレ(丸葉菫)

真っ白で丸みのある花をよく咲かせます。花の大きさはタチツボスミレくらいなので、スミレの中ではやや大きいほうではないかと思います。狭山丘陵に咲いているのはケマルバスミレという葉や花柄に毛が多いタイプです。たまにタチツボスミレの白花や、オトメスミレかと思ってしまうことがあります。開花時期や場所がタチツボスミレと似ていて、入り混じって咲いていることが多いのでポイントを押さえてみないといけません。マルバス...

フデリンドウ(筆竜胆)

春の狭山丘陵では名物みたいな花です。最初は限られてところにしかないのかと思っていましたが、探してみるとあちこちで咲いているのがみつかりました。この花は、初めてフデリンドウを見た場所で咲いていたものです。天気がよくないと開花しないので、訪れた日が好天でよかったです。最初に見たときはまだ花が開きかけだったので先にスミレたちを撮って、帰りに立ち寄ったら予想どおり花が開いていました。これは色が濃い目かな・...

シロバナツクシコスミレ(白花筑紫小菫)ほか2種

コスミレの白花が開花しているとの情報をいただき、探しに行ってきました。かなりの数が咲くコスミレの群落の隅っこにそれらしきものを2株発見。ひとつは花が終わりかかっていて撮れませんでした。こちらはいい具合に咲いています。花が白い以外の特徴はコスミレです。紫色の淡い条線が見えますが、このくらいならシロバナツクシコスミレと呼んでも差し支えないようです。【写真】シロバナツクシコスミレ(白花筑紫小菫) スミレ...

ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)

小さな花ですが形がユニークで毎年撮っています。2007年に載せて以来毎年登場させているので、皆勤賞といってもいいくらいです。でも今日のはいつものとちょっと違います。何が違うって、色がピンクなんです。しかも花全体がピンクのは少ないんじゃないでしょうか。ピンクのタチツボスミレがサクラタチツボスミレなら、サクラジロボウエンゴサクとでも呼んであげたいくらいです。しかしいくらなんでも名前が長すぎるか・・【写...

ハグロスミレ(葉黒菫)

ヒカゲスミレの変種で、葉の表面がこげ茶色になります。裏面まで茶色いのがタカオスミレということで、狭山丘陵に咲くヒカゲスミレは表面だけが茶色いタイプばかりのようです。昨年からヒカゲスミレで載せると言いつつ、今年はまたハグロスミレというのも往生際が悪いですが。(笑)しかしヒカゲスミレは葉が緑色なので、ここは変種としてよいのではないかと思います。この花は毎年気にしてチェックしています。というのも、大群落...

カントウミヤマカタバミ(関東深山傍食)

3年ぶりの登場です。花の時期に合わせて見に行くのが難しく、早すぎたり遅すぎたりでした。天気が悪いと開花しないということもあってバッチリ大当たりというのは過去に一度だけかもしれません。期待していませんでしたが、今日は咲き残りの花を数輪見ることができました。さすがに今年は春が遅いとはいえ、もう4月も半ばになりますから、よく残っていたものです。開き具合はいまひとつ・・というところでしたが贅沢は言いません...

オトメスミレ(乙女菫)

タチツボスミレの変種で、花弁は白ですが距の部分に紫色が残っています。距まで白くなるとシロバナタチツボスミレとなります。狭山丘陵でいずれも確認していますが、シロバナタチツボスミレのほうが少ないです。オトメスミレの開花は先週末に確認していました。撮るには撮ったもののあまりいい条件ではなかったので本日リベンジです。何とか接近戦を挑めましたが撮れる位置が限られていて苦労しました。【写真】オトメスミレ(乙女...

ミドリタチツボスミレ(緑立坪菫)

変わったスミレを見つけたという連絡をいただき、先週末に丘陵仲間で観察に行きました。んん~、これはなんだろう、葉はタチツボスミレなんですが花は小さくてしかも緑色っぽいです。それに上向きに咲くのもスミレらしくない。ほどなくミドリタチツボスミレというものだと判明しました。が、タチツボスミレの品種だとか、ウイルスによる奇形だとか、先祖返りだとか、調べてみると諸説あるようです。永続的に出る場合も、一度限りの...

オカスミレ(丘菫)

昨年は小雨の中で状態の悪い花しかなかったので、今年はきれいに咲いているのを狙いたいと思っていました。一週間前に花芽を確認していたので、この日はまず咲いているだろうと踏んでいました。果たして5株ほどが出迎えてくれました。なかなか端正な形の花です。側弁の付け根に毛が密生していて、雌しべは見えません。アカネスミレの変種といわれ、違いは花茎や葉に毛があるかないかだそうです。この花の花茎はツルツル、距にも毛...

アマナ(甘菜)

昨年は悪天候のために蕾しか見ることができなかったアマナを探しに行ってきました。アマナは天気が悪いと開花しないので、晴れた日でないと見ることができません。結果は・・昨年よりはよかったけど、頃合いの花にはめぐり合えませんでした。蕾と、開きかけの花が並んでいます。花の下に一対の苞があるのが特徴的ですね。まるで手があるように見えてしまいます。【写真】アマナ(甘菜) ユリ科葉っぱは結構見かけるのに花はめった...

アカフタチツボスミレとサクラタチツボスミレ

先の週末にどっさり写真を撮って整理も付かないままでいます。いろんなスミレを撮ったのですが、今日はタチツボスミレの変種でいってみましょう。まずはアカフタチツボスミレから。葉脈に赤味があって斑が入ったようになっています。それ以外はタチツボスミレと変わらない・・と思っていたら、日曜日に見たアカフタチツボスミレはどれも花の色の赤味が強く、タチツボの淡い色合いではありませんでした。やっぱり普通のとはちょっと...

センボンヤリ(千本槍)

春と秋に姿の異なる花を咲かせる面白い植物です。秋に咲くのは閉鎖花で、蕾からいきなり綿毛になってしまう感じです。背の高さは3~50cmほどで、この綿毛の群生する姿が名前の由来でしょう。対して春に咲く花は草丈がせいぜい10cm足らずといったところでごく小さいです。秋には閉鎖花で確実に子孫を残し、春の花で遺伝子の交換を行うというしたたかな戦法かと思われます。ただし春の花の結実する割合は低く、不稔が多いそ...

モミジイチゴ(紅葉苺)

純白の五弁の花をまっすぐ伸びた枝に下向きに並べて咲かせます。早い年は3月下旬に咲き誇るんですが、今年は今日あたりがピークのようでした。ちなみに昨年は3月20日に、一昨年は4月20日に撮っていましたので、その年の気候にかなり影響を受けるようです。今日は大気の状態が不安定という天気予報だったので、雨の準備をして出かけました。歩き始めて30分ほどで雲が広がってぽつぽつと冷たいものが落ちてきました。何種類...

ニオイタチツボスミレ(匂立坪菫)

狭山丘陵のスミレの中では比較的数が少なくて、昨年は撮りそこないました。今日訪れた場所は今まで歩いた中でいちばんニオイタチツボスミレが多かったです。というよりスミレだらけで、一体何種類見たことか。いわゆる普通のタチツボスミレと比べると、紫が濃いです。花は小振りで花弁が丸く、重なり合うように咲きます。で、匂いは・・というと、私には感じることができませんでした。【写真】ニオイタチツボスミレ(匂立坪菫) ...

コオニタビラコ(小鬼田平子)

毎年観察しているコオニタビラコが今年も咲きました。いわゆる水田雑草で、農薬の使用などによって今や希少な植物になりつつあるそうです。そういう植物が田んぼの非常に少ない狭山丘陵で見られるというのも面白いものです。花の大きさは1cmくらいで、林にの中でよく見かけるヤブタビラコと比べてひとまわり大きいです。舌状花の数は10個くらいで、小さなヤブタビラコの花よりも少ないです。最初はヤブタビラコを見てコオニタ...

ウスジロカントウタンポポ(薄白関東蒲公英)

今年はタンポポの開花も普段より遅いようです。毎年チェックしているウスジロカントウタンポポがようやく咲きました。見つけたのは2輪だけでしたが、これから例年どおり次々咲きそうです。周囲には普通の色のカントウタンポポも咲いているので交配してしまうんじゃないかと興味津々です。でも2008年に気づいて以来毎年咲いていますから、ウスジロ同士で交配するんでしょうか!?周辺のカントウタンポポはセイヨウタンポポかア...

カキドオシ(垣通し、籬通)

垣根を突き抜けるくらい元気に伸びるというんですけど、さすがに咲き始めはまだそんな勢いを感じません。でも花はしっかりカキドオシです。もうちょっと暖かくなったらこれを撮ったあたりはカキドオシで埋め尽くされてしまうでしょう。単に、去年撮ったのを載せていないので今日はこれにしてみました。毎年同じ花を撮っているので何か工夫をしないと似たり寄ったりの写真ばかりになってしまいます。難しいものです。【写真】カキド...

タチツボスミレ(立坪菫)

狭山丘陵を代表する、というより日本を代表するというくらい一般的なスミレです。この花が丘陵の野道にずらっと並んで咲くようになると春の訪れを実感します。春の到来をいちばん強く感じさせてくれる花かもしれません。去年は3月の半ばには結構よく咲いていたので、今年は10日ほども遅いかもしれません。二度の大雪の影響はかなり大きかったんじゃないでしょうか。ずいぶん長いこと雪が残ってましたし・・【写真】タチツボスミ...