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たけぽの「続・平常心是道」

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archive: 2014年07月  1/2

クサニワトコ(草接骨木)

あるいはソクズ(蒴藋)のほうが一般的な名称でしょうか。前回はソクズで載せたので今回のタイトルはクサニワトコにしました。もちろん同じものです。この花を見るたびに、世の中でこれ以上白い花は果たして何種類あるだろうと思うくらい白いです。これは花自体に蜜を持たないのがひとつの要因かもしれません。黄色く見えているのが蜜壷(腺体)で、背の高い草ですが蟻が這い上がっているのをよく見かけます。【写真】クサニワトコ...

ナガバオモダカ(長葉面高)

当初は希少種のサジオモダカか!?といわれつつ、花序の様子が違って外来種のナガバオモダカと判明、近くの希少植物保護のため駆除となりました。これは駆除したうちの数株を拡散の心配ない場所に植えていただいたものです。花だけ見たらオモダカと見分けがつきませんが、葉の形がまったく違います。白い三弁の花は大きさもオモダカとほぼ同じくらいの大きさ、形です。花の真ん中に丸いお団子があるので雌花ですね。雌雄異株で日本...

ヌマトラノオ(沼虎の尾)

この花は毎年悩ましく思いながら撮っています。というのも、果たしてこれが純血のヌマトラノオなのか!?というのをしばしば見かけるからです。オカトラノオとの混血のイヌヌマトラノオというのもあるし・・花序は直立してオカトラノオのようになびくようには曲がりません。個々の花も小さくて、これあたりはヌマトラノオらしい姿に見えます。花の時期はオカトラノオが大体終わりそうな時期で、若干かぶるかも・・交じり合う可能性...

ヘラオモダカ(箆面高)

こんなところにヘラオモダカがあったっけ!?という場所で3株ほど咲いていました。保全のために移植したものなんでしょうか。何はともあれ狭山丘陵ではめったにお目にかかれない花です。ほんの数年前までは狭山丘陵北側の田んぼで何株か咲いていましたが、いまは草ぼうぼうで見つけることができませんでした。これは東京都側で撮ったものです。どうも埼玉県側で植物の多様性が失われていくように見えて仕方がないのですが・・【写...

ヒヨドリバナ(鵯花)

ヒヨドリの鳴く頃に開花するのでヒヨドリバナと呼ぶ・・といろんなところに書かれています。でもうちのあたりだと、ヒヨドリっていつでもいる印象なんですけどね。かつては渡り鳥だったのが今は留鳥(年中留まる鳥)になったそうです。ヒヨドリバナは狭山丘陵の林道や遊歩道脇のいたるところに咲く、当たり前の花です。ヒヨドリも東京湾岸のネズミーランド・・でしたっけ!?あそこにいくといつ行ってもポップコーンを拾って食べて...

ハグロソウ(葉黒草)

毎年チェックしているハグロソウを確認しに行ってきました。先週は咲きガラ1個だけで花を見ることができませんでした。今日はかろうじて一輪だけお目見えです。個体数はそこそこあったので、少し時期が早かったのかもしれません。他の場所に出かけるついでに寄れる場所なので、また来週も行ってみようと思います。南多摩、西多摩地区には結構あるらしいですが、狭山丘陵ではかなり珍しい植物で、今までに確認できた場所は2ヶ所だ...

ウマノスズクサ(馬の鈴草)

きわめて特異な形をした花が印象的です。といいつつ、花の本体は丸いドームの中にあって見えません。濃い紫色の開口部をもつラッパ状の部分は萼だそうです。匂いに誘われた小さなハエがラッパの中に入り、花粉を十分まとわせるために一定期間閉じ込める仕掛けになっています。マムシグサなんかも虫を閉じ込めてしまう仕組みがありますが、そういう繁殖に有利なものが生き残って今の形になっているんでしょうね。【写真】ウマノスズ...

タケニグサ(竹似草、竹煮草)

この時期にやたら幅を利かせている大型の雑草です。ヨウシュヤマゴボウと双璧でしょうね。このふたつが蔓延っている場所は荒れて見えます。ビジュアル的には嫌いではないのですけど、それよりも手入れの悪い場所というイメージが先行してしまいます。ちらほら生えている分にはまだ可愛げががあるんですけどね。一面を埋め尽くしたらがっかりです。【写真】タケニグサ(竹似草、竹煮草) ケシ科 有毒海外では観葉植物として植える...

オオバギボウシ(大葉擬宝珠)

ヤマユリと時期を同じくして、あちこちでオオバギボウシが咲いています。紫色の縞が入ったコバギボウシもありますが、狭山丘陵ではオオバのほうが多いようです。こちらは薄い紫の入ったような城に近い花が咲きます。花は開いてから1日くらいしか持たないそうで、下から順に咲いていきます。花の数が多いのでそれなりの日数咲いています。でも、これも咲き始めがいいですね。後半になると咲きガラがビジュアル的にどうも・・【写真...

フジウツギ(藤空木)

あまり状態のいい花ではなかったのですが、狭山丘陵ではお目にかかる機会の少ない花なのであえて載せてしまいます。私が狭山丘陵でこの花を見たのは二度目です。どうやら最近生えたもののようで、ということは親の個体がどこかにありそうな・・まだごく若い個体なんでしょう、花序も短く木そのものも小さいものでした。これは草のように見えて低木(木本)です。来年はもう少し大きく育って立派な花を咲かせてくれることを期待しつ...

ヤマユリ(山百合)

この時期の狭山丘陵でぜひとも押さえておきたいのが丘陵の王者・ヤマユリです。20cmを越す大輪は野の花としてはずば抜けて大きく、強い芳香とともにとてもよく目立ちます。残念ながらヤマユリも盗掘被害の多い植物のひとつのようです。ここ数年、ヤマユリを見るならここ、という場所が決まってきました。5個くらいの花をつける個体がいくつもあって、静かに鑑賞できる場所です。斜面一面に咲くようなところもあるんですが、私...

マルバノホロシ(円葉白英)

当ブログ未掲載の花、開花情報をいただいたので即座に行ってきました。場所はすぐに分かったもののまだほんの咲き始めで、開花しているのはひとつだけでした。でも花芽がたくさん付いていたので、次週あたりはだいぶ咲きそうに思えます。花がひとつだけだったので素直に横から・・もう少し待っていいところを載せればよさそうなものですが、初物なのでとりあえず載せておきたいかなと。狭山丘陵でマルバノホロシを確認したのは2ヶ...

ホドイモ(塊芋)

心配していたお天気はどうやら午前中は持ちこたえそうだったので、朝から狭山丘陵に出かけました。まずは先週スルーしてしまったホドイモの花からです。今週はだいぶ咲き進んでいるかと思ったら、想像していたより花の数自体が少なくて、大きな花序はほとんどありませんでした。マメ科の花らしく、とても複雑な構造です。いったいどこがどうなっているのか・・以前にも書いた気がしますが、ヤブツルアズキの花を小さくしたような形...

チダケサシ(乳蕈刺)

7月上旬に狭山丘陵の大谷戸湿地でたくさん咲きます。かつては風が吹くとピンク色の花が波打つように揺れたのですが、ここ数年でだいぶ減ってしまったようです。たまたま近くにいらした方もガッカリしたとおっしゃってました。カナムグラとか他の植物が増えているようです。チダケサシの群落はほかにもあるので、これからは別の場所に行ったほうがいいのかなと思いました。どうも狭山丘陵の北側、埼玉県側は荒れてきているような気...

ヤブミョウガ(藪茗荷)

いわれてみれば、なるほど葉の様子はミョウガに似ています。すっと高く伸びた花茎さえなければこんなところにミョウガ、と思ってしまうかもしれません。梅雨の終わりに咲くツユクサの仲間です。子房の上に黒いカスみたいなものが乗っかっていて、ぜんぜん気づいていませんでした。がっくり。まぁ花の雰囲気だけということで。蝋細工のような花がきれいで、毎年咲き始めると撮っています。【写真】ヤブミョウガ(藪茗荷) ツユクサ...

コクラン(黒蘭)

一週間前に花が見つからなかったコクラン、再挑戦で見ることができました。昨年に比べて開花が遅いのか、昨年が早かったのか、ちょっと時期がずれていたようです。天候の差異とか、微妙に影響しているんでしょうね。これは13日に見た中でいちばん花付きがよかったもの。花は紫色で、一部緑色のものもあります。鮮やかな艶のある緑色の葉~まさにこれは緑だろうなぁ~とは対照的に花の色は深い。【写真】コクラン(黒蘭) ラン科...

イヌゴマ(犬胡麻)

昨年は7月21日に撮っていたので今年はちょっと早めだったか・・もうちょっと咲いているかと思ったら、案外花の数が少なかったです。次の週末あたりには増えているかもしれません。台風通過後のクソ暑い昼間に撮ったせいか花もややくたびれ気味です。やっぱり花を撮るのは朝がいいようですね。もっとも、昼にならないと開花しないのもありますが。【写真】イヌゴマ(犬胡麻) シソ科ほぼ毎年載せているレギュラーメンバーです。...

ノカンゾウ(野萱草)

6月末に狭山丘陵北側のヤブカンゾウが咲き始めました。そろそろノカンゾウもピークのはず・・と思って、狭山丘陵南側の田んぼへ。不思議なことに狭山湖南側にはノカンゾウが多く、北側はほとんどヤブカンゾウだったりします。一日花だそうですが蕾が多く、次々と咲くようです。思ったとおり、ほぼ花のピークという咲きっぷりでした。夏を迎える情熱的な色・・ですかね。【写真】ノカンゾウ(野萱草) ススキノキ科キスゲ亜科八重...

コバノカモメヅル(小葉の鴎蔓)

先週末に探したときはどこにもなかったのに、今日は花盛りでした。わずか一週間でこんなにも違うものかとびっくりです。先週は蔓も見つからなかったような・・コイケマ(←クリック)、オオカモメヅル(←クリック)に続いてガガイモ亜科が続きます。これもガガイモの仲間の例に漏れず、雄しべと雌しべが合着した「ずい柱」という構造を持っています。花は直径1cmあまりのプロペラ状に五裂した紫色なので、これは見間違えることは...

リョウブ(令法)

7月のはじめ、狭山丘陵のあちこちで白くて長い花序を木が白く見えるくらいに花を咲かせます。たとえ姿が見えなくても花の香りで近くに咲いていることが分かります。あまり匂いに敏感でない私でも分かるくらいなので、芳香は強い部類でしょう。1cmに満たないくらいの白い花は花冠が五裂。蜜が多いのか虫もよく集まってきます。リョウブの花を見ると今年も夏が来たなぁ・・とね。【写真】リョウブ(令法) リョウブ科飢餓の救荒...

エビヅル(蝦蔓、葡萄蔓)

名前の「エビ」は日本の古語で「葡萄」の意味ですから、漢字は「葡萄蔓」を当てるのが適当かと思います。検索してみたら、毎年載せている花です。こういう花に惹かれてしまうところがあるのか、見やすいところに咲いているせいか!?線香花火みたいで可愛らしいと思うんですけどね。蔓を伸ばしながらどんどん咲きます。先端は蕾、でも蔓を辿っていくとすでに実ができていました。【写真】エビヅル(蝦蔓、葡萄蔓) ブドウ科蔓性木...

オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草)

狭山丘陵で比較的多いランではないかと思います。コクランも結構あるようですが、人目に付くところでは見かけないし・・花も含めて緑色で他の草に混じって咲くので気が付きにくいのかもしれません。といいつつ、この株のすぐそばでは掘り返して埋めた跡があり、2本あったオオバノトンボソウが1本になっていました。これも盗むのか・・と呆れてしまいます。地味ながらもランですからね。【写真】オオバノトンボソウ(大葉の蜻蛉草...

オオカモメヅル(大鴎蔓)

去年は9月の初旬に撮っているので、花の期間が長いんですね。蔓を伸ばしながらどんどん咲いていくんでしょうか。しかし2ヶ月も咲くとは、蔓植物の生命力の源を見るようです。すごく小さい花なので、肉眼で見るより写真のほうが形が分かりやすいと思います。花の中心に副花冠と呼ばれる小さな花弁状のものがあります。これが可愛らしいなぁ、と思うのです。そういえば先日載せたコイケマにも白い副花冠がありました。どちらもガガ...

ヤブコウジ(藪柑子)

前回載せたのは2011年のようなので、3年ぶりの登場です。狭山丘陵では至極ありふれた植物ゆえ、普段は撮らないでスルーしてました。だけどこれ、なんだかちょっと雰囲気が違う気がする。ヤブコウジは蕾も花もやや赤みを帯びて、花なんて薄いピンクっていてもいいくらいです。写真に撮るときれいな色が出るんですけどこの花はその赤味がない・・もしかしてヤブコウジの白花!?【写真】ヤブコウジ(藪柑子) サクラソウ科ヤブ...

バイカツツジ(梅花躑躅)

ツツジといっても園芸用のものとはだいぶイメージが違います。花は平らになるまで開いて、数が少なくてちらほら咲いているといった印象です。でも、いい花ですね、これ。撮っているときには気が付きませんでしたが、これは花が逆さまでした。雨上がりだったのでしっとり濡れてちょっといい雰囲気です。もうちょっと明るいところに咲いてくれるとなおありがたいのでが。【写真】バイカツツジ(梅花躑躅) ツツジ科毎年梅雨時に撮っ...

コイケマ(小生馬)

幸運にも日曜日一日だけ梅雨が休憩してくれました。予定どおり朝から狭山丘陵に出動です。あれこれ見たい植物、確認したい植物があって、だいぶ歩きました。まずはコイケマです。東京都レッドデータブック2013では北多摩絶滅(EX)となっていますが、まさに北多摩地区で咲いています。ただし数はごく少ないので今後も生き続けてくれることを祈らずにはいられません。【写真】コイケマ(小生馬) キョウチクトウ科ガガイモ亜...

タカトウダイ(高灯台、高燈台)

先週末、雨の合間を縫って出かけた狭山丘陵、そういえばタカトウダイもこの時期だったと思い出していつもの場所に行ってみました。日当たりを好むようですが、林の縁の半日陰みたいなところに咲いています。そのせいかちょっと弱々しいかな・・日当たりのいいところではものすごい密度で生えているところもあります。天気も体調もいまひとつで出かける機会もないので、見られるときに見ておかないと。今年も例年の時期に例年どおり...

ネジバナ(捩花、捩摺)

・・なんですが、きれいに捻れているのがなくて。これなんて、絡まりあっているので分かりにくいんですけど、どう見てもねじれてないです。ほんのちょっと時期が早かったのでしょうか。芝生とか原っぱとか、他の草が生えているところでないと生育しないみたいです。稀に街路樹の植え込みみたいなところで咲いていることもあります。さすがに都会では見かけないかな・・やはり埼玉でないと!?【写真】ネジバナ(捩花、捩摺) ラン...

ノリウツギ(糊空木)

一週間前にちらほら咲きかけていたノリウツギ、いつもの場所に見に行きました。以前は周囲に木があったんですが、今はノリウツギの木だけが残っています。雑木林の再生のための皆伐とかで、やたら日当たりがよくなってしまいました。そのためかノリウツギの花つきのいいこと!!こんな盛大に咲いているノリウツギもそうそう見られないんじゃないかというくらいです。樹林にあって、半日陰で白く輝くように咲いているのが美しいと思...

ヤブカンゾウ(藪萱草)

まだちょっと早いかな、と思いつつ探しに行ってきました。ほとんどが蕾だった中で、たった一輪だけ咲いていました。田植えが終わったばかりの田んぼを背景に紅一点、えらく目立っています。狭山丘陵の南側では一重のノカンゾウが咲いているようなので、これは次週のお楽しみ。八重咲きのヤブカンゾウはえらくごちゃごちゃした感じです。別名をワスレグサというそうですが、印象深くて忘れられない花です。【写真】ヤブカンゾウ(藪...