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たけぽの「続・平常心是道」

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archive: 2015年07月  1/2

エビヅル(葡萄蔓、蝦蔓)

2日続けて蔓植物の登場です。エビヅルの花はクズに比べるとはるかに地味で目立ちません。これは雄花で、実ができる雌花は小さいせいか見つからず・・花弁は5枚、ですが開花と同時に落ちてしまうので雄しべだけ残っています。なくても繁殖には困らないんでしょうね。週末にまたこの花の当たりに行くと思うので、雌花を探してみます。【写真】エビヅル(葡萄蔓、蝦蔓) ブドウ科エビは古語でブドウの意、葡萄蔓ですね。えび茶色の...

クズ(葛)

秋の七草に数えられるクズの花、梅雨明け早々きれいに咲いていました。花の盛りは8月半ばくらいからだと思いますが、この花も普段より早めでしょうか。クズに限らず、花の咲き始めはそれまで蓄えたエネルギーを一気に放出しているようで、一番きれいに思います。クズ以外の秋の七草は、桔梗、女郎花、撫子、萩、尾花、藤袴。狭山丘陵で見られるのは萩(ヤマハギ)と尾花(ススキ)くらいです。フジバカマもありますが自生なのかど...

マンリョウ(万両)

万両といえばお正月の縁起物ですけど、花は真夏です。この花、すっかり忘れてました。暑さで茹で上がって意識朦朧(は少々大げさ)になりつつ、撮れそうな花を探しました。花だけ見たらヤブコウジ(十両)にそっくりです。マンリョウは大きいものは樹高1mを超えるくらいに育つものの、この日見た木はせいぜい50cmくらいのものばかりでした。そのくらいの大きさのが多いように思います。【写真】マンリョウ(万両) サクラソ...

ソクズ(蒴藋)

昨年は別名のクサニワトコ(草接骨木)で載せたので、今年はソクズで。果たしてどちらが一般的な名前なんでしょう。名前のとおりニワトコの仲間ながらこちらは草本です。ソクズとニワトコは同じニワトコ属ながら、草本と木本という違いがあります。マメ科の植物なども草本あり木本ありと多様なので、特に珍しいことはないかと思いますが・・花は咲く時期も姿も違いますけど、葉の様子が似ているかなぁ。【写真】ソクズ(蒴藋) レ...

ウバユリ(姥百合)

ユリというとヤマユリのような華々しくてよく香る花を思い浮かべます。ことウバユリに関してはそういうイメージではないですね。個性派というか、地味というか・・うだるような暑さの日曜日に、ちょっとだけ狭山丘陵を歩いてきました。最初に訪れた場所では見ごろだったので、もしや大群生地は!?・・と思って訪れてみたらぜんぜん早すぎでした。【写真】ウバユリ(姥百合) ユリ科独特の雰囲気を醸し出しています。花の咲く頃に...

ヘクソカズラ(屁糞葛)

梅雨明けからしばらくの時期は毎年同じ花ばかり載せています。季節柄、花の種類が少ないので、どうしても同じものばかり登場することになっちゃいます。昨日のウツボグサは例外として・・で、おなじみのヘクソカズラですが、こんなに大きな花は見たことがないというくらい見ごたえ十分でした。写真では大きさが分からないですね・・・栄養がいいのか日当たり抜群だからか、その両方か。【写真】ヘクソカズラ(屁糞葛) アカネ科わ...

ウツボグサ(靫草)

以前から、きっと狭山丘陵にもあるに違いないと思って探していました。今日、ようやく念願叶ってご対面です。ただし花の時期には遅すぎたようで、開花していたのはわずかでした。たぶん、それほど珍しいものではないと思います。でも狭山丘陵では見たことがありませんでした。以前、ナンテンハギが咲いていた場所で群生していてびっくりです。【写真】ウツボグサ(靫草) シソ科いかにもシソ科らしい姿の花です。別名の夏枯草(カ...

オトギリソウ(弟切草)

狭山丘陵を歩き始めたころは珍しいと思ったオトギリソウ、群生地を2ヶ所覚えました。おかげで時期には必ず見られるようになりました。しかし・・7月19日の昼過ぎに見に行ったらほとんどの花が閉じたあとで、がっくり。ということで、23日の朝、断続的に雨が降る中を再挑戦です。咲いてました。花を撮るなら朝がいいですね、特に暑い時期は少しでも涼しいうちに。【写真】オトギリソウ(弟切草) オトギリソウ科群生地以外で...

ハグロソウ(葉黒草)

この花の姿はなるほどキツネノマゴ科は納得という感じです。毎年観察している群落があって、今年も開花し始めました。一番最初に開花を確認したのが7月12日で花はひとつだけ、今日23日は3つほど咲いていました。花のピークは8月の上旬くらいではないかと思います。まだポツリポツリと咲いているというくらいです。もっとも、ピークでも一面をピンクに染めるほど咲くというものではありませんが。【写真】ハグロソウ(葉黒草...

ヒメヤブラン(姫藪蘭)

ランと名が付くもののラン科ではありません。DNA的な分類ではジャノヒゲなんかの近縁になるようです。確かに葉や花の咲き方なんかは似ていると思います。昨年は花にめぐり合えず、2年ぶりの登場です。以前ここと決めて撮っていた場所は林の伐採のせいか草刈りのせいか、その後花を見かけなくなってしまいました。これを撮った場所はそこそこの数が咲いていたので、これからはこの場所で撮ろうかと思います。【写真】ヒメヤブラ...

ヤマユリ(山百合)

狭山丘陵の女王といった風格を持つ花で、芳香も強烈です。日本特産で、ヨーロッパでは園芸品種の母種として用いられたそうです。きっと他の品種と掛け合わせて大きな花を咲かせる元になったのでしょう。20センチを優に超える大物で、迫力満点です。姿は威風堂々、芳香も堂々たるもので、好みが分かれそうです。私には少々強烈過ぎて、長時間は耐えられそうにありません。【写真】ヤマユリ(山百合) ユリ科狭山丘陵ではよく見ら...

ヘラオモダカ(箆面高)

オモダカの仲間らしい白い三弁の小さな花です。中心部の黄色がいいアクセントになってますね。今年は狭山丘陵北側の湿地で上々の育ち具合です。去年は見かけなかった気がするんですが他の草に紛れていたんでしょうか。草丈はそんなに小さいわけではないので、あれば見逃さないと思うんですけど。何はともあれ元気にたくさんの花を咲かせていてよかったです。【写真】ヘラオモダカ(箆面高) オモダカ科よく分枝して1cmほどの小...

サネカズラ(実葛)

関東地方は本日梅雨明けして、本格的な夏が来ました。暑いのを承知で狭山丘陵に出かけてみたものの、お昼時はとても外で活動できるような環境ではなく・・いきなり猛暑です。よく訪れる狭山丘陵北側の田んぼの脇で、蕾をたくさん付けたサネカズラの蔓を見つけました。秋にはたくさんの実ができるだろうと思って見ていたら、もう花が咲いてます。中心に赤い玉が見えるので、これは雄花です。【写真】サネカズラ(実葛) マツブサ科...

ミドリハカタカラクサ(緑博多唐草)?

とりあえず「?」マークつきです。ずっとトキワツユクサだと思ってスルーしてましたが、改めてみてみるとちょっと違うように思えてきました。花が大きい、花柄や茎が緑色、萼に粗くて長い毛が認められる・・条件としてはミドリハカタカラクサに該当するように思います。トキワツユクサとミドリハカタカラクサの最大の違いは、トキワは種ができるけどミドリハカタは不稔ということ。種の出来具合が確認できればどっちか確定しそうで...

オオカモメヅル(大鴎蔓)

「大」と名が付くものの、きのうのコバノカモメヅルよりもずっと小さな花です。なにが大なのかというと、確かに葉はこっちのほうが大きいです。対生する葉の様子がカモメの翼に似る・・ガルウィングってやつですね。それにしても、だ。右端の枯れ枝みたいなのは何ものだ!?花ばかり見ているのでぜんぜん気付かず撮ってしまいました。【写真】オオカモメヅル(大鴎蔓) キョウチクトウ科ガガイモ亜科小さな花なのに大きな実をつけ...

コバノカモメヅル(小葉の鴎蔓)

毎年欠かさず撮っている花のひとつです。今年も星のようなヒトデのような不思議な形の花を咲かせました。小振りながらも何とも引かれるデザインではありませんか。先日、sage55さんもブログに掲載されて、コバノカモメヅルにしては花が大きいのではないか!?とのことでした。確かにコバノカモメヅルの花は1cm程度とあちこちに書いてあるのに、この花は2cmはないにしても1cmよりはだいぶ大きいようです。しかも花弁の細い...

ニガクサ(苦草)

梅雨の終わり頃に湿気の多いところでよく見かけます。小さいながらも花の形が個性的なんですよね。この花を撮るときはいつもローリングストーンズの「舌」を連想してしまいます。いつもは田んぼの近くで撮るんですが、きれいな色のがありますよ、と教えていただきました。思わぬところに群生していてびっくりです。上の写真は日陰に咲いていたのを撮りました。【写真】ニガクサ(苦草) シソ科日当たりのいいところに咲いているこ...

ホドイモ(塊芋)

まだ時期的に早すぎるかな~、と思いつつも近くまで行くと見ておきたいのが世の常、たけぽの常。狭山丘陵では珍しい部類の植物でしょう。でもこれを撮った場所は年々蔓の数が増えているようで、今年はかなり生い茂ってました。その割には花があまり咲かないのは林の中で日当たりが悪いせいでしょうか。条件が合うとひとつの花序に1cmほどの花をずらっと並べて咲かせます。ここはひとつの花序に咲く花の数が少ないです。【写真】...

オオバギボウシ(大葉擬宝珠)

急に猛暑がやってきました。バテます。夏の花が次々登場・・といっても真夏の花は春ほどの種類はありません。白いオオバギボウシの花が林の中で咲いているのはいかにも涼しげです。実際はかなり暑くて、朝から歩いてヘロヘロになりながら撮ったのですが・・ほとんど白に近い花が多いですが、この個体はこの花としては濃い目の紫色ではないでしょうか。日曜日も何ヶ所か歩いて、各所でオオバギボウシの開花を確認してきました。【写...

ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)

晩夏から初秋にかけての花だと思ってますが、すでにあちこちで咲いています。過去の記録を見ても7月中に掲載したことは一度もありません。ほぼ毎年載せているにもかかわらず、です。ミゾソバが咲いているのも何ヶ所かで見たし、今年はみんな咲き急いでいるようです。とはいってもまだちらほら咲いているというくらいで、盛りには程遠いです。蝋細工のような花、毎年楽しみにしています。【写真】ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い...

フジウツギ(藤空木)

真夏のような暑さの中、狭山丘陵の調査会に行ってきました。しばらく気温低めの日が続いていたので堪えました。狭山丘陵も32℃を越え、先日来の雨で湿気も多く、陽の当たる場所にいると蒸篭の中の豚まんになったような気分です。場所的にフジウツギの花が見られるだろうと思っていました。昨年は7月6日に撮っていたので、全般的に花の時期が前倒しになっている今年は果たしてどうか・・この花ももう少し早く見ておいたほうがよ...

キササゲ(木大角豆)

以前、尾根道に立派なキササゲの木がありました。何年か前の台風直撃であえなく倒壊、吹きさらしの場所だったので仕方がありませんが残念です。狭山丘陵は関東ローム層の上にわずかに表土が乗った地質なので、樹木は根を深く張れないのだそうです。狭山丘陵の倒木を見るとどれも根が浅いことがよく分かります。まるでお皿の上に立っているような感じ、といったらイメージできるでしょうか。お皿の上にローソクを立てて、それをその...

ヤブカンゾウ(藪萱草)

今年は6月下旬でヤブカンゾウとノカンゾウがたくさん咲いていました。昨年は6月末にヤブカンゾウが一輪だけ咲いていたという状況だったので、一週間くらい早いみたいです。ここにきて涼しい日が続いているんですが、あまり関係ないんでしょうか。いつ見ても無造作にぎゅうぎゅう詰めにされているような花だなと思います。野の花としては大きいし日持ちがしそうに見えて一日花です。遺伝子は三倍体のため不稔、ランナーでふえる。...

ネジバナ(捩花、捩摺)

ラン科の植物でほとんど雑草扱いされているといったらネジバナくらいではないでしょうか。そもそも、知らなかったらランだとは気付かれないのでは!?今年もいつの間にやらあちこちでネジバナが地面に突き刺さっている時期になりました。狭山丘陵で最もたくさんある野性のランといって差し支えないと思います。うちの近所では街路樹の根元にも咲いていました。なかなかたくましいようですが、これ単独で植木鉢に植えても育たないそ...

ヒルガオ(昼顔)

初心に帰って、というような被写体ですね。街中で見かけるのはほぼコヒルガオで、ヒルガオはほとんど見かけないように思います。花の色はヒルガオのほうが濃い分、華やかさがあります。ヒルガオは3年ぶりの登場です。前回も雨粒の付いた花でした。梅雨時に咲きますから、雨にも遭おうというものです。【写真】ヒルガオ(昼顔) ヒルガオ科ヒルガオとコヒルガオは花茎、苞葉、葉の形が違います。花は名前のとおりでコヒルガオがひ...

ヤマホトトギス(山杜鵑草)

今年もヤマホトトギスが咲き始めました。花の見られる期間が長く、夏の間はどこかしらで咲いているように思います。9月中旬のヤマジノホトトギス(←クリック)があっという間に終わってしまうのとは対照的です。完全に開花しきると花弁が反り返るので、これは開いている途中というところでしょうか。ちょうどヤマジノホトトギスの開き方に似ています。花の大きさはヤマホトトギスのほうがひとまわり小さいです。【写真】ヤマホト...

タカトウダイ(高灯台、高燈台)

雨が降り出した土曜日の午後、この花だけは撮っておこうと狭山丘陵南側を散策後の帰り道に立ち寄りました。最初に見つけたのは埼玉県側で、その後あちこちで見つけました。でもこの場所に勝るところは今のところありません。高く伸びた茎の先端から5本の花茎が伸びて、杯状花序という珍しい花の配置を形成しています。花といっても花弁も萼もなく、雌しべと雄しべだけという最低限の構成です。花後に丸い実ができるところまでトウ...

チダケサシ(乳蕈刺)

先週末にちらほら咲き始めていたチダケサシ、今日あたりはだいぶ咲き進んでいるだろうと思って行ってみました。盛りのちょっと手前くらいで、見るにはいい時期だったようです。この花は毎年この季節に掲載しています。要はこの花が好きなんです。なので今年の湿地の様子はどうか、気になって見に行ってしまいます。10年ほど見てますけど、ここ数年は一時期よりも減ったかな・・【写真】チダケサシ(乳蕈刺) ユキノシタ科湿地な...

バイカツツジ(梅花躑躅)

2011年以来5年連続の登場です。この時期はあまり花の種類が多くないせいもあって、毎年似たような植物ばかり登場しています。たまには普段撮らないものも撮ってみないとと思いつつ、これはいい花なんですよね。雨に濡れそぼっていても花びらはしっかりしています。かならず葉の下の隠れるように咲いているので撮りにくいのが難です。小さな木でしたが、今まで見たことないくらいたくさんの花をつけていました。【写真】バイカ...

ノリウツギ(糊空木)

毎年この時期に必ず撮っている花のひとつです。北側(埼玉)はバッサリと周囲の樹木を切られてノリウツギだけが残っている状態のところがあります。(去年撮ったところ)日当たりがいいせいかものすごくいっぱい咲くのですが、風情がないというか・・昨年は丘陵北側で撮りましたけど、今年は南側の林の中です。やはりこの花はちょっと薄暗いくらいのところで見たほうが白さが引き立って美しく感じます。この写真の場所も林間とはい...