2009/06/27 : 狭山丘陵の四季
気温が上がって蔓性の植物たちが俄然元気になってきましたね。
きょうは、昨年から探していたエビヅルを見つけてきました。
頻繁に通るところに拍子抜けするくらいたくさんあってびっくりです。
毎度のことながら、気が付かないというのはそんなものです。
道路脇の金網にいろんな蔓植物が絡まっていて、みんな同じにみえてしまう・・
ふと気が付くとエビヅルの葉でした。
先週は、
sage55さんに教えていただいた丘陵の麓でこの花を見つけました。
残念ながらほとんど終わりかけでこりゃまた来年かなと思ってました。
ところが尾根道ではまだこれから開花で、蔓には蕾がいっぱいです。
ほんのちょっと環境が違うだけで、花の咲く時期が違うんですね。
わずか数十メートル標高が高いだけの尾根道では、オカトラノオもまだ咲き始めたばかりでした。
【写真】
エビヅル(蝦蔓) ブドウ科
気が付けばやたらたくさんありました。
でも目についたのは雄花ばかり・・・雌花はいずこ!?
この写真はようやく咲き始めた雄花です。
カメラ機種名Canon EOS 40D
撮影日時2009/06/27 14:10:06
Tv1/250
Av5.6
ISO感度400
レンズEF-S60mm f/2.8 Macro USM
こちらはもうちょっと咲き進んでますが、これも雄花です。
秋にできる黒っぽい実の色を古くから「えび色」と読んだのが名の由来だそうです。
漢字で書くと「葡萄色」、ブドウの古名は「えび」でしたね。
ということは、エビヅルも「葡萄蔓」ということになりますか。
いや~、それにしても暑い一日でした。
埼玉は33℃くらいまで上がったようで、完全に真夏の気候です。
夕方マウンテンバイクで走りましたが、最初の登り坂で滝汗・・・
そろそろ西瓜が食べたいです~。
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このツンツンとしたのが雄蕊なのですね、雌花はどんな花なのでしょう、花にも色々変わったものがありますね。
エビヅルは気にして探していたのでお互い見つかってよかったですね。
サンカクヅルも一度見ているのであると思いますし。
ブドウの古名は「えび」というのは知りませんでした。
チャメリーさん
>このツンツンとしたのが雄蕊なのですね、雌花はどんな花なのでしょう、花にも色々変わったものがありますね。
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花の姿にもいろんなのがありますね。
これは、たくさん咲きますが至ってシンプルです。
雌花は見あたりませんでしたので、見つかったらまた載せようと思います。
sage55さん
>エビヅルは気にして探していたのでお互い見つかってよかったですね。
>サンカクヅルも一度見ているのであると思いますし。
>ブドウの古名は「えび」というのは知りませんでした。
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地味な花ですが、初めて見る花というのは嬉しいですね。
サンカクヅルも気にして探してみようと思います。
アオツヅラフジの別名を「カミエビ」というそうです。
「カミ」はカビで、「エビ」はブドウ、粉が吹いたような実をかびたブドウに見立てた名前だそうです。
ドス紫色のことをなんでえび茶色って言うのか、小さいころは不思議でした。この陽気では自転車で熱中症になりそうですね。
わたしも、見落としているお花がたくさんあり、いつも行く山でも、行くたびに何か新しい発見があります。
我が家のスイカも一番なりがそろそろ収穫時です。
本当に暑い日が続きますね。北国も真夏日の連続です。
こんな時は狭山丘陵はちょっとは涼しいでしょうね♪
生ビールが美味しい季節になりました。
昨日は早朝 古代蓮の里へ行ってきました。
まずまず咲いていました。暑かったです。
rongun2さん
> ドス紫色のことをなんでえび茶色って言うのか、小さいころは不思議でした。この陽気では自転車で熱中症になりそうですね。
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ずっと「蝦」と思ってましたが、「葡萄」のことだったんですね。
とても日中の暑い時間には走れないので、夕方4時半くらいに出動しています。
野の花2517さん
>わたしも、見落としているお花がたくさんあり、いつも行く山でも、行くたびに何か新しい発見があります。
>
>我が家のスイカも一番なりがそろそろ収穫時です。
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丘陵巡りも4年目になるので、初めて見る花はもうそんなにないだろうと思っていたら、次から次へと出てきます。
まだしばらくは楽しめそうです。
いいですね~、ご自宅で西瓜。母親の実家に西瓜畑があったのを思い出します。
☆桜☆米☆さん
>本当に暑い日が続きますね。北国も真夏日の連続です。
>
>こんな時は狭山丘陵はちょっとは涼しいでしょうね♪
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森の中にはいると急に温度が変わります。
陽差しも避けられるし快適です。
一歩原っぱに出ると灼熱地獄ですが~。
蝶 明さん
>生ビールが美味しい季節になりました。
>昨日は早朝 古代蓮の里へ行ってきました。
>まずまず咲いていました。暑かったです。
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私はアルコールがダメなので、やっぱり西瓜です。(笑)
土曜日は朝から暑かったですね。
この時期に活動するなら朝のうちに限ります。
あぁ、今日のたけぽさんの文章を読んでいて、納得。
明治時代の女学生の袴の色を「海老茶色」と言っていましたよね。
あの色は、海老ではなくて、このブドウの古名の「えび」から来ているのですね。
確認のため、検索したら、その通りでした。
海老茶の袴は、ブドウの色だということが、わかって、嬉しいです。
kororin912さん
>あぁ、今日のたけぽさんの文章を読んでいて、納得。
>明治時代の女学生の袴の色を「海老茶色」と言っていましたよね。
>あの色は、海老ではなくて、このブドウの古名の「えび」から来ているのですね。
>
>確認のため、検索したら、その通りでした。
>
>海老茶の袴は、ブドウの色だということが、わかって、嬉しいです。
-----
私の祖母はよく近鉄の電車を「えび茶色の電車」といっていました。
漠然と「海老」に由来するんだと思ってましたがブドウの色だったんですね。
こういうことが分かるというのもまた面白いものです。
植物の名前の由来も調べてみるとなかなか興味深いです。
ちなみに、ATOKで「えびちゃいろ」で漢字変換すると「葡萄茶色」が最初に出ました。
たけぽさんこんにちは~♪
パラも25日に、低潅木に実が生っているかしらと、行ってみましたらエビヅルの雄花が、終わりかけだったので、もうそういう時期だったのかしらと、パラとしては驚きが有りました。
1ヶ月もブログがから離れて居るうちに浦島太郎気分になったようです。
パラ880873さん
>たけぽさんこんにちは~♪
>
> パラも25日に、低潅木に実が生っているかしらと、行ってみましたらエビヅルの雄花が、終わりかけだったので、もうそういう時期だったのかしらと、パラとしては驚きが有りました。
>
> 1ヶ月もブログがから離れて居るうちに浦島太郎気分になったようです。
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狭い地域でも開花の早いところと遅いところがありますからね。
これを撮った場所はまさにこれから咲くところでした。
自分のブログ、たまには少し離れて眺めてみるのもいいかもしれません。