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カントウヨメナ(関東嫁菜)

  • 2009/10/28 : 狭山丘陵の四季
  • ついにこの花を載せる日が来てしまった・・
    というほど大袈裟なものではありませんが、この秋一番悩ましかった花です。
    何しろ野菊の類は種類の同定が難しいです。

    これは以下の点からカントウヨメナであろうと思います。
    ・葉にやや艶があり、縁に荒い鋸歯。
     ユウガギクなら縁の鋸歯はもっと深いはず。
    ・分枝が少なく、横に広がらない。
    ・小川の近くの湿気の多いところに生育。
    ・冠毛なし。

    ノコンギクとは冠毛で見分けられそうなので、問題はユウガギクとの区別です。
    頭花だけ見た限りでは、見分けはまず不可能でしょう。
    色も形もそっくりです。ただ、いくらかカントウヨメナの方が大きい印象ですが・・

    【写真】
    カントウヨメナ(関東嫁菜) キク科
    あちこちの個体を比較してみましたが、これが一番それっぽかったです。
    カメラ機種名Canon EOS 40D
    撮影日時2009/10/24 15:06:59
    Tv1/100
    Av5.6
    ISO感度640
    レンズEF70-200mm f/4L IS USM
    焦点距離200.0 mm


    カントウヨメナ


    ま~、そんなに悩んで見分けなくても、まとめて野菊でよかろうというのも一理ありなんですが、やはり区別しておきたいです。
    他の場所でも、カントウヨメナらしきものは湿地の縁や小川のほとりでよく見かけました。
    ただ、明らかにユウガギクというのも一緒に咲いていたりするわけですが・・

    どっちとも判断できないのも結構あって、もしかしたら交雑することもあるんでしょうかね!?


    カントウヨメナ


    最後の写真は別の場所でカントウヨメナと思って撮ったものです。
    この情報だけで判断するのは相当難しいかと・・
    さて、この花の正体は!?
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    Re:カントウヨメナ(関東嫁菜)(10/28)

    おはようございます。
    ここまで詳しく調べられるとは凄いです、たけぼさんは狭山丘陵の植物博士ですね。全てまとめられたら植物図鑑の立派なものができますよ。毎日、感心して見せて頂いています。

    Re:カントウヨメナ(関東嫁菜)(10/28)

    とうとう、きましたね。
    この二つは本当に難しいですね。
    専門家ですら、
    「ヨメナの仲間の識別は、困難を極める。」
    と書いておられるのを、読んだことがあります。
    結局、いちばん確かなのは染色体数でしょうか。
    素人には、そんなことできませんので、決め手はそう果の腺毛のはえかただとか、う~~ん、むずかしい!

    Re:カントウヨメナ(関東嫁菜)(10/28)

     虫もそうですが、同定に関して意見が割れて、交雑だなんだと揉めた挙げ句、DNA鑑定で決着をつけるなんてこともあるようです。知識と図鑑程度で決着がつくくらいだと楽しいんですよね。野原は難問ぞろいです。

    Re:カントウヨメナ(関東嫁菜)(10/28)

    さすがはたけぽさんですねぇー(*^_^*)
    「まとめて野菊」で妥協しないところが(笑)

    他の方のコメントを拝見すると、DNA鑑定なんかもするんですね。学問的にはそこまでして区別する必要があるんでしょうね。

    もっともっと大きな哺乳類の象なんかでも、種類の判定が長年間違ってて、DNA鑑定で別種だとわかった…というニュースを見た事があります。
    象でもそんなんですから、他の生き物全般についてもそうなんでしょうね。
    日常では「ゾウ」「花」「虫」「さかな」くらいの用語しか使わない私には、それぞれの研究者の、そのマニアックな姿勢が新鮮ですごいなぁ!と思います。
    たけぽさんも、いつもすごいなぁ!と思って拝見しています。

    Re:カントウヨメナ(関東嫁菜)(10/28)

    本当にこの二つがサッと区別がつくようになったらいいのになぁって思います。
    調べているといろんな記述があって余計に戸惑ってしまいます。
    難しいですね・・・

    Re[1]:カントウヨメナ(関東嫁菜)(10/28)

    チャメリーさん
    >おはようございます。
    >ここまで詳しく調べられるとは凄いです、たけぼさんは狭山丘陵の植物博士ですね。全てまとめられたら植物図鑑の立派なものができますよ。毎日、感心して見せて頂いています。
    -----
    ところが、調べるほどによく分からないんですよ・・
    いろんなところにいろんなことが、いろんな表現で書いてあります。
    幸か不幸か、狭山丘陵に咲く花は限られていますので、どうにか見分けができそうな気がします。

    Re[1]:カントウヨメナ(関東嫁菜)(10/28)

    野の花2517さん
    >とうとう、きましたね。
    >この二つは本当に難しいですね。
    >専門家ですら、
    >「ヨメナの仲間の識別は、困難を極める。」
    >と書いておられるのを、読んだことがあります。
    >結局、いちばん確かなのは染色体数でしょうか。
    >素人には、そんなことできませんので、決め手はそう果の腺毛のはえかただとか、う~~ん、むずかしい!
    -----
    ついに逃げ場がなくなって(?)しまいました。
    これを載せないわけにはいきませんし・・
    ヨメナが何種類も同じところに咲いていたら、どうにもならないでしょうね。
    こちらに咲くのはカントウヨメナだけと信じて載せてます。
    さすがにDNA分析は無理ですね・・

    Re[1]:カントウヨメナ(関東嫁菜)(10/28)

    rongun2さん
    > 虫もそうですが、同定に関して意見が割れて、交雑だなんだと揉めた挙げ句、DNA鑑定で決着をつけるなんてこともあるようです。知識と図鑑程度で決着がつくくらいだと楽しいんですよね。野原は難問ぞろいです。
    -----
    やっぱり最後は底に辿り着いちゃいますね。
    そうなるともう素人の出番はなくなってしまいますが・・
    あれこれと思い悩んでいるうちが楽しいんですけどね。
    それにしても、この花は難問です。

    Re[1]:カントウヨメナ(関東嫁菜)(10/28)

    ハレバレさん
    >さすがはたけぽさんですねぇー(*^_^*)
    >「まとめて野菊」で妥協しないところが(笑)

    >他の方のコメントを拝見すると、DNA鑑定なんかもするんですね。学問的にはそこまでして区別する必要があるんでしょうね。

    >もっともっと大きな哺乳類の象なんかでも、種類の判定が長年間違ってて、DNA鑑定で別種だとわかった…というニュースを見た事があります。
    >象でもそんなんですから、他の生き物全般についてもそうなんでしょうね。
    >日常では「ゾウ」「花」「虫」「さかな」くらいの用語しか使わない私には、それぞれの研究者の、そのマニアックな姿勢が新鮮ですごいなぁ!と思います。
    >たけぽさんも、いつもすごいなぁ!と思って拝見しています。
    -----
    この花には何度も挫折しかかりましたが、特徴がでている(と思う)花を探してきました。
    せっかくさいているので、一応は見分けておきたいなと・・
    結局、確実に見分けるにはゲノムしかないかも。
    植物の分類にしても、遺伝子を見るのが一番確実そうな気がします。
    さすがに素人には手が出せない領域ですけどね・・
    研究者というレベルには行けそうにありませんが、地元の丘陵に咲く花くらいは押さえておきたいと思っています。

    Re[1]:カントウヨメナ(関東嫁菜)(10/28)

    sage55さん
    >本当にこの二つがサッと区別がつくようになったらいいのになぁって思います。
    >調べているといろんな記述があって余計に戸惑ってしまいます。
    >難しいですね・・・
    -----
    やはりユウガギクとカントウヨメナが一番悩ましいですね。
    大体に多様なところに咲いているし。
    調べるといろんなことが書いてあって、実物を見るとどっちでもないなぁ・・なんていうのも多くて悩んでしまいます。

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